【冬眠中のクマを起こす】女性登山者(68)、クマに襲われ左手親指をかまれる。

 

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女性登山者、ツキノワグマに噛まれる

 

神奈川県相模原市緑区鳥屋の丹沢山中で、

横浜市在住の女性登山者(68)がクマに襲われ

左手親指をかまれたと本人から通報がありました。

同区役所区政策課によると、クマは体長1メートル程度のツキノワグマ。

女性は同行者と2人で山に入り、

早戸川林道の本間橋から約650メートル離れた登山道ではない山中で出会ったという。

クマは南西方向に逃げ、女性のけがは軽傷とみられます。

「冬眠中のクマを起こしてしまったようだ」と話していたという。

相模原市には「クマ出没情報」が出ていました。

わたしは登山を趣味としていませんが、

登山道を外れるというのはどういう行為なのか。

道に迷って外れてしまう?

珍しい草木があって、つい外れて見とれてしまう。

バックカントリースキーのように意図的に外れる。

このようなことが考えられます。

どのような山でも必ず登山コースが決められています。

どのような難易度の山でも同様です。

登山コースを外れた場所を歩くと、転落・滑落といった

身体的な危険に直面する可能性があります。

最悪、遭難にも繋がる行為です。

自分から意識的に外れたつもりがなくても、

いつの間にか道に迷ってコースから外れていることもあります。

安全面とは別に、登山道から外れないことは、

高山植物や動物への影響を最低限にするという意義があります。

登山道を外れて歩くと踏み跡ができて植生が衰退します。

自然保護の意識を持ち、登山道を外れないように心がける必要があります。

登山道を外れて登山を楽しむことは、法律で禁止されている行為ではないそうです。

つまり誰でもどこでも好きなように登っていい、と。

自由って素晴らしいわ。

けれど実は日本の山だけでなく土地には、すべて「土地所有者」が存在しています。

登山者の多くは所有者に許可を取って山を歩いているわけではない。

あらら、ちょっと「自由」な気分の足元がぐらぐらしてきましたね。

自由とは言え、他人様の土地を歩かせていただいている。

これを忘れてはならないと思います。

 

 

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クマは冬眠中、何をしているのか。

 

クマをはじめ、野生動物は「冬眠」することが知られています。

暖冬の影響などで冬眠しないクマが話題になりますが、

クマの冬眠は「冬ごもり」とも呼ばれ、冬に巣穴にこもって眠り、

エネルギーを節約して過ごします。

「冬眠」と言っても、完全に寝ているわけではないのですね。

眠りが浅いと代謝が上がりお腹もすくことでしょう。

けれど、冬は山には木の実もなく、

餌となる動物も姿を見せません。

お腹を空かせないためにも冬眠は必要なのです。

また、妊娠中のメスのクマはメスは穴の中で出産して子育てをします。

冬眠中のクマは、何かしらのきっかけで起きてしまうことがあります。

冬眠中のクマの眠りは浅く、少しの物音、 何かしらの刺激で起きてしまうことがあるようです。

クマの巣穴を見つけても、好奇心で覗いてはいけません。

それは冬眠中のクマを目覚めさせる要因になってしまうのです。

この女性登山者がどのように冬眠中のクマを起こしてしまったのかは

明らかにされていませんが、興味本位で近づいたのだとしたら、

クマにとっては大きな迷惑だったことでしょう。

 

 

今日のヒメちー

 

ぐう…ぐう…。

すやすや…。

猫にとっても人にとっても、

その他の動物たちにとっても睡眠は重要です。

例え、飼い猫と飼い主、という間柄でも

寝ているところを起こしてはなりません。

可愛い、だなんて免罪符にはなりません。

もしも睡眠中起こされたら…いらおこです(-“-)

がおー。

あ、これはあくびなので捏造なんですけどね。

せっかく気持ちよく寝ていたのに…。

イライラします

イライラします。

動物の寝ている姿ってかわいいじゃない。

なのでついつい、手を出したくなっちゃうのだけれど、

それはやってはいけないこと。

人だって睡眠を邪魔されたらむかつくものねー。

 



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