羊毛フェルトでヒメちーを作ろう・その5

ここでも立ちはだかる罠

毛の色だけの問題じゃなくって、

眼も少し変わったというか、緑とも黄色とも、どっちともつかない色をしてる。

ままちゃんによると、

ヒメちーの目の色が定まらない、

キトゥンブルーと呼ばれる眼の色の頃に

とか言ってたらしい。

で、

そんな会議が本当に行われていたかどうかはともかくとして、

確かに、毛の色も目の色も売っていなかった。

なんて言っちゃうくらい切羽詰まった状況らしい。

ヒメちーの毛の色を作ろう

ヒメちーの毛の色は売ってない。と思う。

だって売り場にはものすごい色の羊毛があったけど、

似た色を買ってきたはずなのに

合わせてみるとどれも違う色になっちゃう。

じゃあどうする?

一号の時みたいに違う色で作ると、

別人(別猫)になっちゃう。

ネットでいろいろ調べたら

どうやら色は混ぜて好みの色にするみたい。

買ってきた羊毛の中から、似た色を抜粋。

目の粗いブラシに通して

ひたすら梳かし続ける

欲張って一度にたくさん作ろうと思うと大変。

全然色が混ざってくれないの。

だから面倒でも少しづつ。

あんまりとかしすぎると毛が切れて短くなっちゃうから、

ムラがなくなってきたところでオッケー。

ヒメちーの毛自体、色にむらがあるからね、

その場所その場所で、合う色を抜き出して使うことにする。

山盛り

これで元の羊毛フェルトひと巻き分くらい

途中で足りなくなったらまた作ればいっかーなんて思ってると、

ひどい目にあいます。

色って同じ色が出せない。

同じくらいずつ配色していると思ってやってるのに

なんだか違っちゃう。

だから少し多めに作らないと。

うん、この色なら、かなりヒメちー

色もそろったし、頑張ってね、ままちゃん。

人は真剣になるほどに癖が出る

真剣にやってると、静かになるような気がするけれど、

手が進めば進むほどにうるさいままちゃん。

…わが母ながら単純だわ。

ベースはこんな状態

目を付けて、瞼になる部分を差し付けたら

眼を掘り出す。

ちょっとと言うか、かなり気持ち悪いよね。

ままちゃんがかまってあげないのでふて寝中のヒメちー

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