【子どもだけの留守番・外出禁止】 埼玉の条例案が委員会可決

 

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子どもだけで留守番・外出させることは「放置」で虐待

 

子どもだけで留守番・外出させることは「放置」で虐待に当たるとして

禁じる埼玉県虐待禁止条例の改正案が6日、

県議会福祉保健医療委員会で審議された。

「対象が広すぎる」などと反対の声も上がったが、

提案した自民党県議団と、公明党の委員が賛成し可決された。

全国で相次ぐ置き去りによる子どもの死亡事故を受け、

改正案では、罰則は設けないものの、

成人の「養護者」が小学3年生以下の子どもを放置することを禁じ、

4~6年生については努力義務とする。

県民には通報を義務づける親が(小学3年以下の)子供だけでお使いに行かせたり、

中学生や高校生の兄姉などと一緒に留守番をさせることも禁止。

子供を家に残して回覧板を届けたり、

ゴミ出しをするのも禁止対象だという。

日テレニュースより

 

改正案提出を主導した党議員団団長の田村琢美県議は

「仕事だから、ちょっとだからと留守番をさせてもいい、

という社会をどうにかしないといけない。(これが)虐待だという認識を高めたい」と

語り、将来的には罰則を設ける意向も示した。

実際、子どもを放置する事案は、悲しいことに各地で起きています。

4日には愛知県名古屋市で5歳と3歳の娘を、

4日間連続で半日以上放置したとして父親が逮捕されました。

2人にケガはなかったということですが、

父親は「スロットに行きたい欲求を我慢できなかった」と供述しており、

容疑を認めているということです。

 

 

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子どもだけの登下校も 幅広い禁止行為

 

自民党の小久保憲一県議は、

子どもだけの登下校や短時間の留守番なども禁止行為にあたると答弁。

子どもに危険が及び、保護者らがすぐに駆け付けられないような場合は

「放置」にあたるとの考えも示した。

日テレニュースより

 

「車に放置」は、条例で禁止されなくとも

これはやってはいけないことだとわかる。

実際、車に放置されたことにより死亡事故は、

毎年全国各地で起きている。

「住居に残したまま外出」は?

この条例では、短時間のゴミ捨てや、

回覧板を届けに行くことも禁止となっている。

郵便を取りに行くにも子供を連れて出るの?

子供が熱を出し、寝ている場合は?

 

 改正案で「子どもを放置した」とみなす禁止行為

・自宅で留守番させる(100メートル先の近所の家に
回覧板を届けるため一時外出する場合も含む)

・子どもだけで公園で遊ばせる

・子どもだけで登下校させる

・子どもだけでおつかいに行かせる

・高校生(18歳未満)のきょうだいに子どもを預けて出かける

・車内に子どもを残して買い物にいく

この場合の「子ども」とは小学生以下が対象。

自民党県議団側は

「小学1年生から3年生が、子供たちだけで集団下校する場合、

見守り、付き添いによる安全確保ができない状態の場合は(禁止事項に)該当する」

などと答弁し、学校関係者を驚かせた。

同じ自民党県議団内にも、

「国政を目指す一部の幹部が『全国初』で実績をつくろうとしている。

これでは自民党が県民からも、女性からも見放されてしまう」と

眉をひそめる者もいる。との報道。

 

 この条例は子供のためではなく議員の実績作り。

ちょっと待って。

「実績」?

子どものためを思っての条例づくりであれば

100歩譲って、みんなで考えて行かなければならない問題だけれど、

「実績」のためであれば議論の余地すらない。

これは子供のいないわたしですら簡単にわかる。

無理。

女性の社会進出をうたい、

生涯にわたって女性に「働け」と言い、

「子供を産め」と言い、

さらに、女性に負担を課すのか。

この条例が可決されたとしたら、

母親は、常に黒子のように子どもに付き添い、

病気すらできず、ただ子育てのために生きるのか。

でもね、ここまで書いて自分でも不思議に思うことがある。

どうしてこれって「母親」がやることが前提?

親って、「母親」と「父親」でしょ。

なぜ、母親は仕事にならない、という意見は出ても、

「父親は仕事ができない」と言う意見は出ないのかしら。

埼玉県在住の働く母親らが中心となり、

オンライン署名が始まっています。

https://www.change.orgより

 

記事執筆時点ですでに合計6万件以上の署名が集まっています。

 

様々な声があがる“放置や置き去りの禁止”条例。

可決されれば、来年4月1日から埼玉県で施行される見通しです。

 

 

今日のヒメちー

 

よいしょ、っと。

また変な話が出ていますね…。

ひとって、おバカさんでしょうかね?

こんなの無理な話だということは猫でもわかります。

猫の母親は、

目も空かず、危険が迫っても自分で逃げることもできない子猫に

ずっと寄り添って子育てをしますが、

子猫から目を離す時があります。

それは餌を探しに行く時です。

猫の母親も、

ひとの親も

食べる為には狩り(仕事)をしなくてはなりません。

手厚い子育て、と言いますが、

親が生きてゆけなければ、

子どもを育てることだってできませんよ。

この国の、国民の代表者は、

子育てをしたことがなく、

したことがないにせよ、想像力もないのか。

猫のほうがよっぽど現実を知っているわ。

 


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