【人獣共通感染症】マダニ感染のネコを治療した数日後に獣医師がマダニ感染症で死亡 

 

 

スポンサーリンク

獣医師、マダニ感染で死亡

 

マダニに感染した猫の治療を行った獣医師が

マダニが媒介するウイルス感染症=SFTSに感染し、

死亡していたことが分かりました。

獣医師は、亡くなる前にSFTSに感染したネコの治療にあたっていたということです。

三重県によりますとSFTSの感染報告は今年に入ってから県内で5件あり、

この内、獣医師を含めて2人が亡くなったということです。

亡くなった男性獣医師は、マダニが媒介する

「感染症SFTS」に感染したネコの治療にあたった後、

呼吸困難などの症状を訴えて病院に救急搬送され、その数日後に死亡したということです。

SFTSはウイルスを保有するマダニにかまれたり

感染した動物の体液などからヒトにも感染し、発熱やせき、

おう吐や下痢などの症状が現れるということです。

これを人獣共通感染症と呼びます。

 

 

スポンサーリンク

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)・マダニ感染症とはどういう病気か。

 

SFTSは、森林や草むらのマダニが媒介する感染症。

マダニにかまれるほかに、感染したネコやイヌを通じてヒトに感染する。

6~14日の潜伏期間の後、嘔吐(おうと)や下血、発熱が起きる。

ヒトでの致死率は最大3割、ネコでは6割がとされ、

犬も感染することがあり、発熱や食欲不振などの症状が見られることがあります。

犬の場合、猫に比べて軽症であることが多いですが、

致死率も40%程度と報告されています。

SFTSを巡っては、今月7日、香川県三豊市で感染した60代女性が死亡。

鳥取市内でも感染した80代男性が重症となるなど、

西日本を中心に感染の報告が相次いでいます。

なおSFTSはヒトからヒトへの感染も報告されています。

すべてのマダニがウイルスを持つわけではなく、

ウイルスを持つマダニに直接かまれることで

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などに感染する恐れがあります。

国立健康危機管理研究機構が公表している統計によると、

平成25年3月から今年4月末までの全国の症例届け出は計1071件。

令和3~6年は毎年100件を超え、5年は過去最多の134件でした。

1071件の約9割が60代以上。死亡したのは117人で、

うち80代が50人、70代が39人に上り、高齢者が重症化しやすいとされています。

感染防止対策として、野山や畑に行く際は

明るい色の長袖の服を着用して肌の露出を避けるよう呼びかけています。

肌の露出部分には、虫よけスプレーを使いましょう。

マダニを目視で確認しやすいように、明るい色の服装を着用し

屋外活動後は、入浴してマダニがいないか確認し、

衣類はすぐに洗濯することで感染を防げます。

 

 

マダニ感染症SFTSの感染源。

 

特に屋外に出る犬やネコは、マダニにかまれるリスクが高く、

感染源となるおそれがあります。

定期的にノミ・マダニ予防の薬を使うことが重要です。

これらの予防薬は動物病院で処方してもらえます。

ネクスガードは、投与後にノミを6時間以内、

マダニは12時間以内に駆除します。

速効性に優れているため、ノミが卵を産む前に駆除することが可能で、

駆除効果は1ヶ月継続します。

また、投薬で体が汚れることもないので、

シャンプーや雨などで愛犬が濡れても、効果に影響はありません。

フロントラインプラスはノミの繁殖予防に加え、

妊娠・授乳中の犬にも使用可能です。


少しお手頃なプロテクトプラスはフロントラインプラスのジェネリック製品です。


レボリューションはフィラリア、ノミ、ミミヒゼンダニに効果がありますが、

マダニには効果がないため、マダニ対策としては使用できません。

マダニが媒介する病気説明
犬バベシア症バベシア原虫が犬の赤血球に寄生する病気。赤血球が破壊され貧血になり、発熱・食欲不振・黄疸などがみられ、死に至ることもある怖い病気です。
ライム病ボレリア菌が原因。犬の症状では主に神経症状・発熱・食欲不振などが出ます。人間の初期症状は遊走性紅斑が表れ、その後、皮膚症状・神経症状・関節炎などの症状がみられるようになります。
Q熱コクシエラというリケッチアに感染すると、人間では高熱や激しい頭痛などインフルエンザ様の症状を示します。人では吸引により感染することがほとんどですが、犬猫ではマダニが媒介することもあります。動物は感染してもほとんど症状がありません。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)SFTSウイルスがマダニから人間へ感染すると発熱・食欲低下・嘔吐・下痢・腹痛・筋肉痛・神経症状・リンパ節腫脹・出血症状・白血球減少・血小板減少・肝酵素上昇などの症状を示し、致死率は6.3〜30%と報告されています。

どのような薬でも副作用は少なからずあるため、

ネコはできる限り完全室内飼いとし、

感染の拡大を防ぐには、犬やネコとの接触後には必ず手を洗うなど、

飼い主自身の衛生管理も欠かせません。

また、潜伏期間が長く、発症まで時間があるため、

感染源の特定が難しく、

完全室内飼いであっても

ヒトが持ち込むリスクはゼロではありません。

犬やネコのウンチやオシッコにもウイルスが含まれている可能性があるため、

手袋をするなど適切な処理と衛生習慣が大切です。

また、完全に室内で飼育され、

マダニ予防をしっかり行っているネコがSFTSに感染するリスクは極めて低いため、

過剰な不安から遺棄などをしないよう獣医師会では呼びかけを行っています。

 

 

今日のヒメちー

 

恐ろしい病気があるものです(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル

ヒメはお外には出ませんが、

ぱぱちゃんやねぇやんが持ち込むという危険はゼロではありません。

明るい色の服ってどんなでしょう。

明るい色ねえ…。

マダニは茶~こげ茶だから、万が一ついたら目立つように

白とか?ピンクとか薄い黄色とか?

こうでしょうかね。

ふう。これで一安心ですね。

ヒメチー、おちりとかいっぱい出ちゃってるけど、それはいいの?

あ。

ねぇやん、気づいちゃった。

ヒメチーノ背中の毛ってマダニ色…。

マダニの事書いてたらなんだか全身かゆくなっちゃったわ。

刺されない、家に持ち込まない。

基本が一番の対策の様ですね。

 



コメント