ライラの冒険~黄金の羅針盤~
2007年公開だから、わたしが中学生の時の映画なんだけど、
ライラの冒険~黄金の羅針盤~が大好きで、
ハードディスクに保存してあって何回も見てる。
ライラが可愛いし、コールター夫人の妖艶な怖さがいいし、何と言ってもイオレクが可愛い。
見たきっかけは…なんだったろう?
大好きな北欧ファンタジーだったからかもしれない。
中二病全開の大妄想族な子だったし。
ざっくり言うと、ライラと言う少女が、黄金の羅針盤を頼りに
悪い大人の計画を阻止するために冒険に出る、と言うお話なんだけれど、
何度も見てるうちに、奥深さが解ってくるお話。
登場人物は、それぞれ、ダイモンと言う動物の形をした守護精霊を持っている。
ダイモンは様々で、子供から大人になるにつれて変化する。
同じ個体なんだけど、オコジョからヤマネコに変化する、みたいなの。
(多分)精神的に大人になった時に、ダイモンは固定された姿になるんだけど、
ライラはまだ子供だから、心の揺れ具合で、ダイモンが変化する。
固定されたダイモンの姿は、その人の本性と言われている。
本人同士の力関係も、ダイモンの力関係になるのね。
他の子供たちのダイモンは変化する描写はないから、
ライラだけが成長の心の揺らぎの場面に入るのだと思う。
ハウルの城、で、ソフィーが、老婆になったり、若いお嬢さんになったりするでしょ、そんな感じなのかも。
気持ちの揺らぎで、ダイモンの姿が変わる、と言う不思議な描写が心に刺さった。
ライラの年齢設定は11歳。年が近いせいもあったけれど、
頭の回転が速く、はったりで大人たちを出し抜くライラに憧れた。
小説は3部作6巻だったし、
続編を待ち望んでいたのだけれど
原作者のフィリップ・プルマンが遺憾の意
カトリック系の宗教団体である北米カトリック連盟が、この映画が子どもたちに無神論を勧めているとして、劇場へ行かないよう、またプルマンの原作を読まないようボイコット運動を呼びかけたことから、アメリカでは思ったほど興業成績が伸びなかった。結局、続編となる予定の第2作、第3作は映画化されないこととなってしまった。フィリップはイギリス・ウェールズ地方の新聞ウエスタン・メール紙の中で、「もしも製作断念が本当なら、非常に残念だ。あと2本の映画を観られたら素晴らしいと思っていたのに」とコメント。またカトリック連盟の言葉に対し、「無神論を勧めているなんてばかげた話だ」と異論を唱えている。一方で、北米カトリック連盟は「とても喜ばしい。興業成績が良くなければ続編の製作に影響するとわかっていた」とボイコットの成果を称えている。
なんて残念、と思っていたのね。
そうしたら、英BBCテレビが、
HIS DARK MATERIALSダーク・マテリアルズ/⻩⾦の羅針盤
として制作し、現在、スターチャンネルで放送しているの。
映画とはちょびっと違うけど…
13年もたってるものね、仕方ないけど。
ただちょっとだけ、許せーん!と思うことがあるから叫ばせて。
ライラが可愛く無ーい!
コールター夫人が怖すぎるよー
イオレクばっちい
イオレク…(´;ω;`)
あ、イオレクって言うのは、鎧を身にまとった、
パンサービョルネ、アーマードベアーと呼ばれる鎧熊の戦士で、
もとは鎧熊の国の王様だったのに、
弟のイオファーと、コールター夫人の陰謀で追放されちゃったのね。
巨大な白熊。かわいいの。
何年たっても、わたしのダイモンは定まらず、
時に勇敢なジャガーだったり、狡猾な狐であったり、
でも今は、臆病なハリネズミ。
自分を守るために、針を目いっぱい広げないとやっていけない。
久しぶりのライラを見ながらそんな気分になりました。
ヒメちーだっていろいろヒメちー
タヌキ寝入りヒメちーだったり
百獣の王も真っ青ヒメちーだったり
ぶりっ子ヒメちーだったり
きりっとヒメちーだったり。
ヒメちーがわたしのダイモンだったら楽しいかも
妄想族健在( *´艸`)
全力でお断りします。
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