探し物は何ですか…見つけにくいものですか。
いくら探しても、どこを探しても見つからない。
あそこも、ここも、探し尽くしました。
家の中で、目の前で、ついさっきまであったのに。
そんなときに限って、いつも良く目にする場所から
ポロっと出てくることが良くあります。
探しているときは必ず見つかりません。おかしい。
こんなところ、何回も見ているのに。
某漫画家の方がおっしゃっていましたが
これは「ないないの神様」のせいです。
「ないないの神様」は探しているときは隠しておいて
後日何回も見た場所にこっそり戻しておくのです。
ごくごく稀に奇跡的に探し物が見つかるときがあります。
こういう場合、「神が降りてきた!」と喜びますがこれは別の神様ですね。
「ないないの神様」とは、ひとことでご説明すると、
「失くしものをして、いくら探しても見つからないとき、おまじないを唱えると、
その失くしたものを見つけてくださるという強力なご利益がある神様」だとも言われています。
有名なのは「鴨居の上にはさみを置き、
「ないないの神様、〇〇が失くなってしまいました。
どうか見つかりますように。よろしくお願いいたします!」と唱えると、
どこからか見つかる、と言うもの。
これは日本のみならず、カトリック教にも
「聖パドウァのアントニオ」という、「失くし物」の聖人がいるそうです。
聖パドヴァのアントニオは、カトリック教会で、
失せ物、結婚、縁結び、花嫁、不妊症に悩む人々、愛、老人、動物の聖人とされています。
おかしなことに「ないないの神様」はいる家といない家があるみたいです。
そしてどうやら我が家にはいるようで…。
わたしがずぼらなのは認めます。
けれど、なくなった、と思ったときには真剣に探しているのです。
それでも見つからない。
「ないないの神様」とはずばり、猫。
うちではヒメちーの巣を捜索すると、出るわ、出るわ。
あ、これは決してままちゃんがずぼらでお掃除をしていない、と言う事ではないですよ。
掃除機をかけてるときってヒメちーって巣に入っちゃうから。
なので巣の中はお掃除できないんですよね。
そしてうちの「ないないの神様」。
本当に「ないない」してほしいものはしない、と言う天邪鬼でもあります。
皆さんのおうちにも、尻尾の付いた「ないないの神様」が
いるかもしれませんよ…。
今日のヒメちー
こんなところにねぇやんの髪を結ぶゴムが落ちていますね。
…。
どうやら、ねぇやんはもういらないみたいです。
と、言うことはですね。
これはヒメのものですね。
やったー。ゴムゲット―!
落ちていない時にはね、落とせばいいのです。
落ちていればそれはヒメのもの。
完璧です。
…ないないの神様と言うより、
ヒメちー、それは強奪では…。
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