コロナ禍でペットブームと飼育放棄が同時に起きている悲劇

コロナ在宅でペット需要は高まるが、一方で遺棄も

犬に番犬の役割を求めたり、猫にネズミを捕ることを求めたりするわけでなく、

今や、ペットには家族の一員とで、癒しなどの心理的な役割を求めています。

身なりのきちんとした女性が持っているキャリーの中には、

生後半年ほどの猫が二匹。

捨てるのは忍びないから、せめてペットショップや猫カフェ、

あるいは保護団体に勝手に置いてくれば、

優しい誰かが世話をしてくれるだろう、わたしは良い事をした、とでも思うのだろうか。

少しは罪の意識が薄らぐの？

動物は生きています。

人と同じように、個性もあります。

時には言うことを聞いてくれなかったり、病気をすることもあります。

そもそも、自分の思い通りにしよう、なんておこがましい。

だいたいは不可能と言っていいと思います。

それでも、その魅力に取りつかれてしまった人以外は

動物は、見て楽しむものにした方がいいと思う。

猫の理想と現実

無邪気に眠る子猫や

全力で遊ぶ子猫を見て、かわいー！と思う気持ちを持つのはいいことだと思う。

でも子猫って、なんにでも興味を持っていたずらもするし

とんでもないことだってしでかすし。

可愛いばかりじゃないことを想像してほしい。

大人になったって、いたずら盛りには変わりはないし

一緒に寝てくれるとは限らないし

手を見れば噛みたい欲求のある子に育つかもしれないし

当然だけど、ご飯も食べるし

う○ちもする。しかも時々プラとかポロとか、テロを仕掛けてきたりもするしね。

いつでも、どこででも吐くし。

猫の場合はね、特に。

それでもこの寝顔を見て、

すべて許せる、と思えるようじゃなくっちゃ、動物となんて暮らせない。

わたし、子育てってしたことないけれど、

きっと、子供を育ててると、同じような感情を持つかもしれない。

あ、決して、これから、

ワンちゃんや猫ちゃんを迎えたいと思っている人の気持ちに

水を差そうとしているわけではないです。

とてもかわいい。けれどもとても大変。

これだけは覚えていてほしいのです。