なんだかややこしい「蓬莱」の豚まん
スーパーで売っていた、「蓬莱」の豚まん。
お―!懐かしー。二年以上食べてない。
お取り寄せとかすればもちろん食べられるのだけれど、
これはお店で蒸たてのあっつあつを食べるのが美味しいのよね。
ちょっぴり匂いがきついけど。
まさかスーパーで出会えるなんて。
北海道をはじめ各種物産展をやってくれるスーパーだから、
「蓬莱」の豚まんも仕入れられるなんて、凄いわ、店長。
いつもスーパーの中ふらふら歩いてるけど、出来る人だったのね。
そう言うわけで、ウキウキしながら購入。
カロリーはものすごいね。
ヤ○ザキの中華まんとは大違い。
早速蒸す。レンジとか邪道よね。
ちゃんと蒸し器で。
…あれ?豚まんのフォルムが違う。
確か上ってネジネジひねられていた気がする。
過去写真を見て見ると…あ、やっぱりひねられてる。
二年の間にリニューアルしたのかな。
まあ、いいか。
蒸しあがり―。ホッカホカ。
あれ?あんまり匂いきつくない。
家で蒸すとダメなのかしら…。
あれは業務用の蒸し器で目一杯詰めてガンガン蒸すからいい、とか?
ちょっと残念な気持ち。
でもでも気を取り直して、いただきまーす。
ん?あれ?やっぱへん。
こんなにさっぱりした味じゃなかったと思う。
美味しいんだけど、なんというか…違う。
皮ももっとしっかりしていて、皮自体も甘くって、
ひと口食べた瞬間「濃厚!」っていう感じだったんだけど…。
なんか皮はふわふわであっさり。
中の具材も玉ねぎがシャキシャキ自己主張してて、
見た目も肉団子包みましたー、みたいな、まるで中華街の肉まん。
美味しくないわけじゃないんだけど…。
なんだか、思い出の味は思い出のままにしておいた方がよかったのかと後悔。
美味しくいただいたけれど、ちょっと打ちひしがれていたら、
いもーとが調べてくれた。
蓬莱の豚まんは551ではなかった!
なんと、蓬莱の豚まんは551蓬莱の豚まん じゃなかった!
「551蓬莱」と今回買った「蓬莱」は
まったく別のお店だったんですって。
「千疋屋総本舗」と「京橋千疋屋」みたいな違い?
どうも、元は同じお店だった模様。
蓬莱の歴史は実に古く、昭和20年にまでさかのぼります。
もともとは「蓬莱食堂」の創業者3名により「蓬莱食堂」という同じ会社でしたが、
より特定の商品に特化して、質の向上を目指すため、
そこから551蓬莱(株式会社蓬莱)・蓬莱本館・蓬莱別館に分社化されたそうです。
現在、豚まんは551蓬莱と蓬莱本館で製造されており、
会社が違うだけでなく、原材料にも違いがあるようです。
関西では単に「蓬莱」と言うと、551蓬莱を指すことが一般的なのだとか。
ちょっとショック―。だけど自分を信じてよかった。
「551蓬莱」の肉まん?豚まん?がますます食べたくなってしまった。
今日のヒメちー
わかります。だまされたー!
でもまあいいかってとき、ありますよね。
ままちゃんのあんよー!
ふんすかふんすか
ふんふんふん
ままちゃんのあんよとはちょっと違う気もしますが…。
すんすんすん
なんと!
ままちゃんじゃなくてぱぱちゃんでした!
…だまされました…。
でもいい感じに臭いですね。
…みたいな?
いや、ヒメちー、いくらなんでもそれとは大違いよ。
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