【夏バテにはちみつ】ミツバチがもたらす恩恵、はちみつは砂糖よりも低カロリーな優れた糖分。 | ヒメとまいにち

【夏バテにはちみつ】ミツバチがもたらす恩恵、はちみつは砂糖よりも低カロリーな優れた糖分。

 

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はちみつは夏バテにも聞く万能薬だった。

 

日本の夏は、年々暑さを増しています。

10年くらい前は、夏場でも最高気温って33度くらい。

それでも暑い暑い言っていたのに今や気温が35℃を超えることもあり、

内陸部では気温40℃以上を観測する地点も見られるようになりました。

5月だと言うのに「夏日」が観測され、

暑さに体が付いて行かないことも…。

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このような激しい暑さによる身体への影響として心配なのが、熱中症や夏バテです。

熱中症は命に関わる症状であり、また夏バテは日常生活に大きな支障をきたします。

これらの危険な症状への対策として

水分を摂ったり、塩分を摂ったり。熱中症対策ドリンクも売られています。

その中でも効果的だといわれているのが、はちみつ。

え。はちみつって、冬場のどが痛いときに舐めるものじゃないの?

夏にはちみつなんてあまり耳にしませんよね。

けれどはちみつには、ただの甘味ではなくて、

体に良い成分がたくさん含まれているのです。

 

 

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熱中症や夏バテにはちみつが良いのはなぜ?

 

熱中症や夏バテにはちみつが良いとされるのは、

熱中症や夏バテのときの体の状態とはちみつの成分に、深い関係があるためです。

熱中症・夏バテのときには、体は次のような状態になっています。

【熱中症】

体内の熱をうまく外に逃すことができず、体温が上がって大量の汗をかき、
体内の水分やミネラル分が不足している状態。放置すると、やがて血流が悪化し、汗もかけなくなって、さまざまな体の不調が現れます。

【夏バテ】

代謝の悪化によって、体に疲労や老廃物が蓄積され、解消されない状態。
通常、代謝はエネルギーを生産し、それにより疲労は回復されます。
しかし、夏バテの状態になると、
このエネルギー生産がうまくいっていないために疲労が取れず、
体調が優れない状態が続きます。

このように、急激な暑さは身体機能に支障をきたし、

それが熱中症や夏バテにつながります。

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これを防ぐ方法として、まずは「体内に足りないものを補う」ことを意識してみましょう。

 

 はちみつの成分は熱中症・夏バテに効果的

はちみつに含まれる成分には夏バテなど体が拾う状態にある時に

不足しがちな成分が含まれています。

はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖。

他にも次のような多様な成分が含まれています。

はちみつ可食部100gあたり

水分:17.6g
タンパク質:0.2g
炭水化物:81.7g
ナトリウム:2mg
カリウム:65mg
カルシウム:4mg
マグネシウム:2mg
リン:5mg
鉄:0.2mg
亜鉛:0.1mg
銅:0.04mg
ビタミンB2:0.01mg
ナイアシン:0.3mg
葉酸:7μg
パントテン酸:0.12mg など

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

 

上記のとおり、ナトリウムやカリウム、マグネシウムといった、

多くのミネラル分が含まれているのも、はちみつの特徴です。

はちみつが熱中症や夏バテに良いといわれるのには、この糖やミネラルが関係しています。

ナトリウムは汗で失われる塩分補給に効果的であり、

カリウムは体内細胞の水分量を保持する役割を果たします。

また、マグネシウムは体温調節の役割を担います。

水分はもちろん、ミネラルの吸収を促すクエン酸などと一緒にはちみつを摂取すれば、

体内の水分・ミネラル不足を効果的に補い、熱中症に備えることができるでしょう。

そして、はちみつの主成分である果糖とブドウ糖は、吸収がよいことでも知られています。

これらは単糖なので、消化にあたってこれ以上の分解はされません。

そのため、胃腸に負担が少なく、体内に吸収されやすい点が特徴です。

果糖やブドウ糖などの糖類はエネルギーのもととなるものなので、

素早く吸収されるこれらの糖は、

短時間でエネルギーとなり、体内に蓄積した疲労の回復へと役立ちます。

また、はちみつに含まれるカリウムには水分量を保持する役割だけでなく、

老廃物の排出を助ける作用があるため、老廃物の蓄積による夏バテのだるさ対策にも有効です。

 

 

ハチミツを摂取するタイミングにも理由があった。

 

では、熱中症や夏バテに備えるには、どのようなタイミングではちみつを摂取すれば良いのでしょうか。

おすすめのタイミングは、朝食時です。

はちみつに含まれる糖は、素早く体内に吸収され、エネルギーとなります。

そのため、これから活動を始める朝のエネルギー源に、はちみつはぴったり。

朝食時にはちみつを摂ることで、体内の代謝は上がり、朝から活発に動くことができます。

また、ミネラルの吸収を促すクエン酸。

クエン酸と言えばレモンがお手軽で、はちみつとも相性がいいと言われています。

激しい部活動で疲れた体に、

マネージャーが差し入れてくれるはちみつレモン。

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モロゾフ公式HPより

 

これは青春スポーツものにありがちなシチュエーションですが、

非常に理にかなっています。

はちみつプラスクエン酸は疲労回復にも効果が期待できます。

はちみつレモンにして飲むと、朝の水分不足が解消され、

さらに、はちみつとクエン酸の効果が高まります。

お手軽で、効果が高い。これは「夏にははちみつレモン」がいいという理由になりますね。

 

 トリプトファンで快適な眠りも。

なお、はちみつにはトリプトファンという成分が含まれ、

このトリプトファンが良質な睡眠をサポートすると言われています。

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あれ?じゃあ、はちみつは夜に摂ったほうがいいのでは?と思いますよね。

トリプトファンはアミノ酸の一種で、幸せホルモンとよばれる「セロトニン」の合成に必要なもの。

セロトニンはその後「メラトニン」というホルモンに変化し、

そのメラトニンが眠気を誘うという順番になります。

トリプトファンは、摂取してからメラトニンに変化するまでに時間がかかります。

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そのため、朝食時のタイミングに摂取するのがいいと言われています。

トリプトファンがセロトニンを合成するには、ビタミンB6も必須。

ビタミンB6は肉や魚介類などの動物性食品に多く含まれています。

結局のところ、夏バテには規則正しい生活と十分な栄養と睡眠と言うことになりますが、

はちみつレモンで、さらに快適な夏になることでしょう。

でもそうは言ってもはちみつって糖でしょ。

太っちゃうんじゃないの?と言う心配もあるかとは思いますが、

はちみつは100グラム当たり294 kcal。

これに対して白砂糖は100グラム当たり384.1 kcal。

また、はちみつは 甘みも強く感じられるので使う量が少量で済みます。

更に「GI値」が低いので、糖尿病やメタボ予防にもなるという、嬉しい効果もあります。

なお、はちみつには乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるため、

1歳未満のお子さまにははちみつを与えないでくださいね。

 

 

今日のヒメちー

 

猫って夏バテしますかね。

ヒメちー、その姿が夏バテではないの?

これは…こうしたいからこうしているだけです。

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ヒメはもともと食欲がないので、

夏バテしても違いが判らないかもしれません。

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そうねー。

だから体に異変があったら、ちゃんと教えてくれなくっちゃね。

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夏バテには睡眠が大事とのこと。

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とりあえず、邪魔しないでいただきましょうか。

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あらー。それはごめんなさいだわ。

猫にはちみつレモン、と言うわけにはいかないから、

ちゃんと水分とって、よく寝てねー。

 

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