不思議な食感、パンドーロ
パンドーロって聞いたことはあったけれど、
売っているのを見たこともなかったし、
食べたこともなかった。
形はイタリアのクリスマスの定番菓子、
パネットーネに似ているけれど、パン?お菓子?
クリスマスはだいぶ過ぎたけれど、
パン屋さんで偶然見つけた。
生地が黄色みがかかっていて美味しそう。
「黄金のパン」の意味を持つパンドーロは、
卵をふんだんに使ったリッチな味わい。
「黄金のパン」と言うことは、やっぱりパンでいいのかしら。
おーぷーん。
あ、すごい甘い匂い。
子袋に入った粉糖が付属されてる。
この粉糖をまぶして食べるらしい。
どうやら本場イタリアでは、
粉糖でコーティングされたものが売られているみたい。
縦方向に切るのがお作法らしいので、
縦に切ってみる。
不思議な質感。
とても軽いのに、スポンジとかの軽さとは違う。
半分は焼いてみた。
甘い香りが暖められて増幅。
家中甘ーい。
焼いてみたほうは、なんというか…
焼きカステラ?みたいになっちゃった。
これは焼かないで食べるのが正解。
味は…甘くて美味しい。
パン屋さんで買ったけれど、パンじゃない。
焼き菓子?でいいのかな。
しっかり見える生地だけれど、口ほどけがすごい。
食べても結局何かわからなかったパンドーロ。
パネットーネとは何が違うんだろう。
パンドーロとパネットーネの違いと名前の由来。
パンドーロは、イタリアのヴェローナの銘菓。
パネットーネはシチリア名産。
パネットーネと共にクリスマス特有の菓子の一つで、
パンドーロは粉砂糖をまぶして食べられる。
どちらも同じ「パネットーネ種」と言う酵母を使って作られる。
パネットーネはさまざまなドライフルーツやフレーバーを加えることが多いのに対し、
シンプルに生地の美味しさ、食感を味わうのがパンドーロの特徴。
パンドーロもパネットーネ同様に、
発酵種を何度も継ぎながら何日もかけて作られ、
独特の風味を持った日持ちのするパンなのだそう。
そういえば1月2日に買ったのに、賞味期限は1月20日だったわ。
ドライフルーツがあまり得意ではないわたしには、
パネットーネよりもパンドーロのほうが向いているのかも。
名前の由来
パネットーネの名前の由来は、
イタリア語 で「大きなパン」という意味。
また、アントーニオという職人が焼いたパンだから
トーニのパンという意味の「パン・デ・トーニ」と呼ぶようになり、
それがパネトーネという名前の語源になったともいわれています。
パンドーロには3つの由来がありました。
1つ目は、ヴェネツィア共和国の習慣に関連している。
かつてヴェネツィア共和国には、
富の証としてお菓子の表面を金箔で覆うという習慣が存在しており、
そこからイタリア語で”pan d’oro”(「黄金のパン」の意)という名前がついた。
2つ目は、ヴェローナの老人たちが、
子供に語り聞かせていたおとぎ話の中で登場する、
天使が食べる金のパンと関係があるというもの。
3つ目は、一介の使用人の命名に由来するという説で、
ある若き使用人が、この卵をふんだんに使用した黄色いお菓子を見て、
「金のパンだ!(pan de oro!)」と思わず叫んだことに起源があるという説。
どの説も説得力がありますね。
食べてみての感想は…3番目かな。
ブリオッシュのようなリッチな味わい。
パンと言われると、ちょっとよくわからなくなる。
お菓子にしてはちょっと寂しい。
そんな不思議なパンロード初体験でした。
今日のヒメちー
皆様こんにちは、ヒメです。
ヒメが今何をしているのかと言うと、
無駄なあがきをしているねぇやんのお付き合いです。
踏み台はひとつしかないのだから、
仲良く半分づつ使いなさい、と言う
ままちゃんの教えを守ってこじんまりとしています。
なのになんだかねぇやんがうるさいんですよねー。
あのさ、ヒメちー、
今は半分のところにいるかもしれないけれど、
あなた必ず右から乗ってくるじゃない。
いつかねぇやん、本当に踏んじゃうわよ?
どいてどいてー。
いやどす。
ほら、レアものよ、リモコン匂わせてあげるから。
クンクンクン…。
ねぇやんの匂いしますね。
でもどきません。
このパンドーロね、
なんと…。
100グラム当たり550キロカロリーもあったのよー。
ペロッと食べちゃったわ。
これはすぐに燃やさないと。
美味しいものには罠があるわ。
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