夏こそマグロを食べよう。マグロの豊かな栄養素のお話

 

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日本人はマグロが好き。

 

マグロと言えば、日本人が大好きな魚のひとつですね。

もちろんわたしも大好き。

お寿司のネタは大トロ、中トロとホタテ、タコをエンドレスリピート、時々イカ。

マグロはサクで買って自分で切っていただきます。

お寿司屋さんでのラインナップにはもちろん、

スーパーのお寿司セットにも必ずと言っていいほどマグロが入っています。

鮮やかな赤色が特徴で、子どもも大人も大好きなマグロ。

一口にマグロと言ってもそのマグロにもいろいろな種類があるんです。

マグロは高級なお寿司屋さんで1貫数千円するものもあれば

回転寿司などで一皿100円程度のものもあります。

鮮魚売り場でもいろいろな価格帯のものを見かけますね。

野菜や果物に旬があるように、

マグロにも旬はあるのでしょうか。

 

 

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マグロの王様、大間の本マグロの旬はいつ?

 

「大間のマグロ」と言われる高級マグロが有名ですが、

これは青森県大間町沖、津軽海峡で獲れるクロマグロ(本マグロ)のことです。

マグロの王様とも言われ、「津軽海峡の黒いダイヤモンド」とまで言われます。

全長は1.5~3m前後、体重は大きいもので400~500kgにもなる、

マグロの中でも最大級の種類です。

脂ののったトロの部分も多いですが、色鮮やかな赤身もコク深く美味な最高級品です。

秋から冬にかけて旬を迎えます。

ではマグロは本マグロ一択なのか、と言うと、

マグロには旬があり、それぞれの季節に美味しいマグロがあります。

クロマグロが秋~冬に旬を迎えるのに対し、ミナミマグロは春~夏においしくなります。

今の時期は、本マグロよりもむしろ、

南半球で捕れるミナミマグロのほうが美味しい場合があります。

ミナミマグロは全長2m前後、体重80kg~200kg、マグロの中では中型種です。

マグロの中ではEPA、DHAが一番豊富な種類です。

インド洋でよく水揚げされたため、日本ではインドマグロと呼ばれ、クロマグロに次ぐ高級種です。

 

 

マグロの栄養素って?

 

まずはマグロにはどんな栄養素が含まれているのかをご紹介します。

マグロに含まれる栄養

タンパク質
鉄分
脂質
ビタミンD
ビタミンB群
カリウム
DHA(ドコサヘキサエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸)

と、マグロに含まれる栄養素は実に豊富です。

 

 免疫力アップ

タンパク質は白血球などの免疫細胞や、

免疫に関わる酵素の材料となり免疫力をアップする効果があります。

また、体を錆び付かせる活性酸素を抑制する抗酸化作用のあるビタミンEや、

免疫機能を維持するビタミンB6もマグロには含まれています。

 

 疲労回復

ビタミンB群は、エネルギーを生み出すために欠かせない

三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質の分解や、

代謝に必要な酵素をサポートするというはたらきがあり、

エネルギー不足による疲労を防ぐ効果があります。

ビタミンB群は水溶性なので、一度にたくさん摂取しても尿で排泄されてしまうため、

コンスタントに摂取したい栄養素のひとつです。

 

 カリウム

カリウムには、高血圧の原因の一つであるナトリウム(塩分)を排出し、

体内の水分濃度を調整するはたらきがあります。

また、血管を緩めることで、血圧の上昇を抑えるマグネシウムや、

体内で使用されたナトリウムの排出を促進し血圧を下げるタンパク質も含まれています。

 

 DHA・EPA

DHAやEPAには血中の中性脂肪やコレステロール、血糖値を低下させる効果や、

肥満を改善するはたらきなどがあり、高血圧・高コレステロール・糖尿病の予防など、

生活習慣病の予防にも効果的です。

 

 ガンの予防

もちろん、「マグロさえ食べていればガンにならない」というわけではありませんが、

マグロに含まれるDHAやEPAには、ガン細胞の増殖や転移を抑制するはたらきや、

細胞をガン細胞に変化させる活性酸素を排泄するはたらきがあります。

また、ビタミンEも同様に過剰な活性酸素を除去し抑制する抗酸化作用をもちます。

マグロは血液サラサラ成分であるEPA、DHAが豊富な魚ですが、

なかでもミナミマグロとクロマグロはそれらが豊富に含まれています。

文字数が多くなってしまったので、明日に続きます。

明日は効果的なマグロの食べ方について、を記事にします。

 

 

大間の本マグロ信仰の裏側。

 

マグロの王様と呼ばれる大間のマグロには、実はからくりが…。

通常わたしたちは、

「○○産」と書かれていれば、そこでとれたものだと認識します。

「大間のマグロ」と書いてあれば、

津軽海峡の荒波にもまれ引き締まった身と上質な脂を持つ本マグロだと思うでしょう。

ところが。

他の海峡で獲れた本マグロも、大間港に入港させてしまえば、

「大間の本マグロ」となるのです。

大間港に水揚げされるマグロが漁獲高を減らしていることもあり、

「大間町大間の港で水揚げされ、漁協で荷受けされたまぐろ」を

「大間まぐろ」として扱うように正式に認められているのです。

つまり、「大間の本マグロ」と書かれていても、

実は岩手沖であったり、釧路沖であったりするのです。

どれも変わらず美味しいですが、「大間産」と付くとブランド化され、

お値段は一気に跳ね上がります。

肝心な味のほうは…きっと海原雄山でも見分けがつかないでしょう。

わたしたち消費者はブランドに惑わされることなく、

品質を見極める目を持たなければなりませんね。

 

 

今日のヒメちー

 

ヒメは普段から食欲がありませんが…。

暑いので更に食べることはどうでもよくなってしまいます。

そんなヒメちーに、

マグロぶしデリバリー。

あまりにも何も食べないでいると、

こうして寝てるところに持ってきて食べさせます。

別にヒメは食べなくてもいいんですけど…。

せっかくですのでいただきます。

もぐもぐ…。

ぺろぺろ…。

ままちゃんの手からもらうマグロぶしは格別です。

食欲がなくとも、モリモリ食べられます。

あ~ん。

むっしゃむっしゃ。

ぱくぱく。

ヒメちーが食べてるのはマグロぶし。

かつお節の時もあるけど、どっちも好きみたい。

モリモリ食べるというけれど…。

これ、一袋全部食べてもたったの40gなのよねー。

一回に食べる量ってせいぜい5グラムくらい。

いったいどこがもりもりやら…。

 

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