70代後半男性「運転に自信」78.7%。 高齢ほど自信がある人が増える傾向ってほんと?

 

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高齢者の運転、本当に安全か。

 

皆さんは自動車の運転をされますか?

ご自身の運転に、自信はありますか?

「リスクソリューションズ for サステナビリティ」をコーポレートメッセージとする、

MS&ADインターリスク総研が行ったアンケート調査では、

高齢になるほど自動車の運転に対する自信について、

増す傾向があることが分かりました。

世代別で最も高かったのは、75歳から79歳の61.3%でした。

一方、男性と女性では回答内容が大きく異なっていて、

75歳から79歳の男性は78.7%が「自信がある」とする一方、

同じ年齢層の女性は44.0%と、30ポイント以上の開きが出ました。

このことから、高齢男性は自身の運転に自信を持ち、

高齢女性は自信をもっていないと言うことがわかりました。

(「グッド!モーニング」2024年12月8日放送分より)

 

この記事をゆ~さんのブログで拝見して、驚きました。

 

一般的に、女性は運転がヘタで、

男性は上手であると言われます。

これは男性が作った文化で科学的根拠はありません。

これは自信=過信ではないでしょうか。

自身の運転に過剰な自信を持つのは男性に多いようです。

加齢とともに経験値は上がる。けれど身体能力はそれ以上に落ちている。

視野も、体の動きも、反射神経も。

運転が上手か下手かはとっさの予期せぬ出来事への対応能力によって決まります。

加齢とともに視野は狭くなり反射神経は確実に落ちます。

それを理解せず、それだけ自己過信できることが理解できません。

 

 

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今から自動車運転免許証を取得できる自信はありますか?

 

わたしは自動車運転免許証を持っています。AT限定。

ところがどれだけ練習してもいつまでたっても「自信」と言うものは生まれません。

常にドキドキしながら運転しています。

車の陰から人が飛び出してきたら。

路地からいきなり車が本線に入ってきたら。

割り込みのような車線変更をされたら。

対向車がいきなりセンターラインを割って出て来たら。

猫が飛び出してきたら。

とっさに回避できる自信はありません。

けれど、無事故無違反。優良運転者です。

でもちょっと考えて。

わたしが免許をとったのは大学生の時、もう10年たっています。

今、また免許を取るとしたらテストに合格できるだろうか。

できないと思います。

思い込みや癖、そういったものは、年を増すごとに沁みついてくるものですから。

「高齢者」とひとくくりにしてはいけないことは承知の上です。

人それぞれ、得意、不得意もあれば、

認知能力、運動能力に差もあることでしょう。

年齢で区切りをつけることができるものではありませんが、

他者から見て、運転をしてはいけないと思われる人はいるのは事実です。

どの年代にもこういう人はいますが、

高齢になればそれは顕著に表れてきます。

この調査結果は、自らの衰えを客観視できて自分と周りを考えられる人は

もうすでに運転をやめているから。

自覚できず、まだ大丈夫、昔はこうだった、不便だから仕方がない、

今まで大丈夫だったから大丈夫、俺は運転がうまい。

そういった自分に都合のいい考えで運転を続けている人たちの比率が

年齢が上がっていくに従って増していくのだと思います。

もしもその方たちが事故を起こしていないというのであれば、

周りがその分注意を払って神経を尖らせてているからです。

 

高齢者は今の日本を作ったのにご苦労をされた世代だから、

安易に批判してはならない、とたしなめられたことがあります。

けれど、自動車免許の教科書一万回読み直してから運転してくれレベルの高齢者がいるのは事実。

もしも、「車がないと生活できない」と言う理由であるならば、

その地域には、自動車の運転をしない人は皆無なのか。

きっとそんなことは無い。

年齢とともに、ライフスタイルを変える必要はあるのではないか。

高齢になったら運転するな、とは言いません。

過剰な自信は捨て、常に慎重に。

加害者になる前に。

 

 

今日のヒメちー

 

ねぇやんが普通の人より、

とろいのは事実。

これは揺るぎません。

自分で理解できているのは良いことですね。

いつ、事故を起こすかと思うとひやひやします。

それはねぇやんだけでなく、ぱぱちゃんにも言えることではありますが。

ねぇ、ヒメちー。

ねぇやんの子と心配してくれるのはありがたいけれど…。

ヒメちー、お口に毛、挟んでるわよ。

ねぇやんはヒメちーのほうが心配だわ。

これは…しっぽの毛づくろいの最中だったものですから。

決して感覚が鈍くなってしまったとか言う事ではありません。

ご心配なく。

人も猫も、一瞬で事故の犠牲になることが起きるのです。

それは安全に勤めていても、起こらないとは言えないのですよ。

気を付けても、防げないことってあるじゃないですか。

加害者にも、被害者にもならないよう。

自分で自分を客観的に見る目は、失いたくないわね。

 



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