猫のゴロゴロ音に隠された秘密。ライオンと猫ののどの構造の違い。猫はゴロゴロと言い、ライオンは言わない | ヒメとまいにち

猫のゴロゴロ音に隠された秘密。ライオンと猫ののどの構造の違い。猫はゴロゴロと言い、ライオンは言わない

 

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ネコとライオン、同じネコ科でありながら異なる生態

 

ライオンだってトラだって大きなネコ。

マタタビにだらしなく酔っぱらうし、

猫じゃらしでだって全力で遊ぶ。

鳴き声は大きく違いますが、くつろいでいる姿はほぼネコ。

ただちょっと…いやうんと大きいだけ。

ネコ科の動物の大きさを比較した図があります。

クリックで大きくなります。

のどをゴロゴロと鳴らすネコ科の動物 ライオンやトラはごろごろ鳴らさない

X(旧Twitter)@akim_wolf様より

 

スナネコは成体で2.8キロ前後。

つまりはヒメちーと同じくらいの大きさですが、

それと比べてライオンやトラの大きいこと。

それでも同じネコ科。

行動はネコそのものです。

のどをゴロゴロと鳴らすネコ科の動物 ライオンやトラはごろごろ鳴らさない

ネコは「ゴロゴロ」と喉を鳴らすことで知られていますが、

ネコだけでなくチーターやクーガーなどのネコ科も喉を鳴らします。

それでは全てのネコ科が喉を鳴らすのかというと、

ライオンやトラ、ジャガーは喉を鳴らすことができません。

ライオンがゴロゴロとのどを鳴らす姿を見てみたい気がしますが…。

その代わりに、ライオンやトラ、ジャガーは「ほえる」能力を有しています。

猫の喉から出るゴロゴロと言う音は、

人間でいうノド仏のあたりに該当する「喉頭」の筋肉が収縮し、

声帯が振動することで鳴っていると考えられています。

 

同じネコ科動物でも、

イエネコとライオン、トラ、ヒョウ、ジャガー、ユキヒョウなどの

ヒョウ亜科の動物たちは喉の構造の違いがあり、

筋肉の収縮である「ゴロゴロ」と言う音が出せないと言われています。

ライオンとイエネコののどの構造の違い。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

Journal of Anatomy, 2002より

 

ライオン(上)とイエネコ(下)の舌骨を吊り下げている機構の違い。

「T」から「Th」までの間に「B」があって舌の付け根の筋肉につながっているが、

ライオンでは「T」以降が柔軟に伸び、イエネコでは短く固まって骨化している。

ライオンは骨化が部分的であるか、

あるいは骨化していない舌骨の靭帯の構造になっていて、

これにより吼えることが可能となっている反面、

喉をゴロゴロと鳴らすことはできなくなっているといわれています。

 

 

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ネコ科に見られる「喉を鳴らす行為かほえる行為はどちらか一方しか出来ない」

 

このようにネコ科において喉を鳴らす行為とほえる行為は

同時には起らないということがわかります。

人は言葉を持ち、動物たちは鳴き声を持ちます。

鳴き声のほか、ほえることができる種のほうが珍しく、

ネコ科の鳴き声が大型種と小型種で異なる理由は

「何らかの進化上の利点があるのでは」と考えられていますが、

あれ?ちょっと待って。

ユキヒョウを例外とする大型のネコ科の代表格であるヒョウ属のみがほえ、

その他のネコ科は喉を鳴らす。

これって、「にゃー」と鳴くのと

「がおー」と吠えるネコ科動物がいるのと同じこと?

 

「ネコ科ヒョウ属」の、ライオン、トラ、ヒョウ、ジャガーなどは

ネコ族でありながらにゃーとは鳴かず、

ゴロゴロとのどは鳴らさない。

「ネコ亜科」のイエネコ、チーター、ピューマなどは

にゃーと鳴き、ゴロゴロとのどを鳴らすことができる。

ここにも属性が関係しているのでは…。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

同じネコ科でも近いようで遠い存在。

それがネコとライオンなのかもしれません。

こんな姿を見たら、普通にネコだけど。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

この写真のライオンからは

「ゴロゴロ…」と言う音が聞こえてきそうです。

 

 

ゴロゴロで飼い主を操るネコ。

 

では、小型のネコは、なぜゴロゴロを出すのだろう。

一般的にネコは、快適で安心した状態の時にゴロゴロを出すと言われている。

この時のゴロゴロ音の周波数は26.3プラスマイナス1.95ヘルツ。

同時に、怪我をしたり怯えたりする時や

出産で苦しい時に喉をゴロゴロ鳴らすことがある。

怪我を負った時のゴロゴロ音を分析した研究によると、

この場合の周波数は25ヘルツと50ヘルツという低周波が主で、

この周波数帯は骨折などを早く治癒することが知られ、

ネコのゴロゴロは癒やしの効果があるのではないかという仮説にもつながっている。

ゴロゴロを出す時にはそうでない時より呼吸が早くなることが多い。

呼吸が早くなるということは、

よりエネルギーが必要になるのでコストがかかる。

通常であれば、より、コストがかかることはしない。

イエネコが飼い主からより餌をもらうためにゴロゴロ音を出すよう進化したのだろうか。

最近の研究によれば、イエネコのゴロゴロは

他のネコ亜科にはない種類の周波数が含まれているという。

家畜化されたイエネコ以外のネコ亜科でもゴロゴロ音を出す。

この特殊な音によって、ネコはヒトの聴覚に影響を及ぼし、

保護意欲を無意識に駆り立てているのではないだろうか。

ネコは日々、修行を重ね、

人の生活へとするりと入り込む。

 

ゴロゴロ音もネコによる、人類の怪獣計画だとしたら…。

わたしたちはすでに、ネコに操られている。

 

 

今日のヒメちー

 

ぐうぐう…ぐうぐう…。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

…。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

これはまずいです。

ねぇやんは普段はボーっとしているくせに、

時々鋭いです。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

これは…全ネコ族に伝達しなくては。

人類ネコ科計画が頓挫してしまいます。

何事も秘密裏に行わなくては…。

ライオンと猫ののどの構造の違い。 猫はごろごろと言い、ライオンは言わない

見慣れたヒメちーの充電の光景。

これって実は暖を取るためとかじゃなくって、

ねぇやんのスマホを使って、

他のネコたちと連絡を取ってたりして…。

 

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コメント

  1. だとしたらひめちー凄すぎる!でもそうだったら楽しいなぁ〜

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