目は口ほどに物を言う猫の尻尾は口ほどにものを言う

 

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ことわざ・目は口ほどに物を言う

このコロナ過において、

顔の半分、口元を隠してしまっている現在。

マスク越しのコミュニケーションには、

目の表情が必要不可欠です。

目は口ほどに物を言うとは、
情のこもった目つきは、言葉で説明するのと同等に、
相手に気持ちが伝わるものだということ。
人間が喜怒哀楽の感情を最も顕著に表すのが目だということから、
何もしゃべらなくとも目つきから相手の感情がわかるものだということ。
また、言葉で偽りごまかしていても、目を見ればその真偽がわかるということ。
「目も口ほどに物を言う」とも。

日本ことわざ辞典より

 

また、英語では

The eyes have one (or a) language everywhere.

(目は万国共通の言葉)

The eyes are as eloquent as the tongue.

(目は舌ほどによくしゃべる)

とも言われます。

目でのコミュニケーションは万国共通なのですね。

 

 

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尻尾は口ほどにものを言う

猫は表情がない、とよく言われますが、

実はとっても感情表現豊か。

よく見ると、感情で表情が違う事がわかります。

猫には顔の表情よりも、もっと感情をあらわにする場所があります。

それはしっぽ。

尻尾の長さは猫によって様々ですが、

長さに関係なく、どの猫もする感情表現があります。

甘えたいとき、うれしい時:しっぽを垂直にピンと立てます。

怖い時:足のあいだに巻き込んだり、お腹にぴったりつけます。

イライラしているとき:大きくバタバタ激しくふったり、

一定間隔でブンブンと左右に激しく振ります。

怒っている時:しっぽの毛を逆立て、太くします。

攻撃的な気持ちの時:しっぽをあげ、毛を逆立てます。

しっぽを軽く1~2回振る:疑問を感じたときのシグナル。

名前を呼ばれたときなど、とりあえず返事だけしておくか。

と、しっぽを軽く振って答えます。

よく、うちの猫はしっぽで返事するのよーと言う言い方をしますが、

「なんでわざわざ呼ぶんだろう?」という気持ちが入ってるのかもしれませんね。

 

 

猫がしっぽをあげるのはなぜ?

多くの猫が、しっぽの付け根を撫でたり、

軽くトントンと叩いたりすると、「もっとして!」と言わんばかりに

お尻を高く持ち上げます。

この部位にはフェロモンを出す分泌腺があって

マーキングに使われていますが、

匂いを交換することができるためか、

猫はフェロモンが分泌する場所を触られると喜ぶ傾向があります。

尻尾の他には、あごや鼻の脇なども。

いくら喜ぶとはいっても、しっぽには神経がたくさん集中しているため、

触り方には注意が必要です。

すべての猫がこの部分を触られるのが好き、

と言うわけではなく、嫌がる猫もいるので、

嫌がるときには無理に触らないようにしましょう。

いくら嬉しがるからといって、長々と触っていると猫も嫌になります。

しっぽを上げて喜んでいるうちは良いですが、

しっぽを下げてきて、さらに腰を下げて避ける仕草をしたら「もう止めて!」のサイン。

引っかかれたり、噛まれたりすることもありますので、

そう言う時は、すぐにやめましょう。

何事もほどほど、が大事です。

うん、ほどほど。

ついやりすぎちゃって怒られるのだけれど。

 

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