猫はあくびをするとヒゲが曲がる?猫のヒゲが自由自在な方向を向くわけ。

 

 

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猫のヒゲは自分の意思で曲げられる?

 

あかつきさんが猫の日常を描くブログ、

「あんこと麦と」の中に、このような記事がありました。

 

えー。面白い。

これが平常時のヒメちーのヒゲ。

あ。ここで失態。

ヒメちーの顔半分は白くって、

髭も白いからわかりづらい。

ちょっと暗くしても…う~ん。

まあ、いいか。

皆さん、心の目で補正しながら見てくださいねー。

あくびをすると…。

 

ヒメちーがあくびするときはたいてい恐ろしい顔で、

気合が入っているのかヒゲはピン、と張っている。

全体的の弓状のカーブは描いてるけれど、

一本とか、日本だけ過度に曲がってることはないなあ、なんて思ってたら…。

あった。

曲がってるー!

あれ、待って、これっていつも同じヒゲ?

あくびが終了しても、曲がったであろう痕跡は残ってる。

過去のあくび画像を漁ってみる。

ときにはこういう、乱れっぷりを見せるものなんかもあった。

猫のヒゲって、自由自在に曲がるのねー。

なんで?

 

 

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猫のヒゲが自由自在に曲がる理由。

 

人のヒゲはうっとおしいもので、

特に女性は「こんなものいらない」と思っていることでしょう。

ところが猫にとってはこのヒゲもチャームポイント。

一般的に「ひげ」と呼ばれるこの毛は、

触覚器としての機能を持っていることから「触毛」(しょくもう, vibrissa)、

もしくは毛の根本に大きな静脈洞を持つことから「洞毛」(どうもう, sinus hair)などとも呼ばれます。

猫のヒゲ(触毛)は猫の体でもっとも敏感で、センサーのような役割をしています。

 

初めて見るものや興味があるものに出会うと、

猫はヒゲを顔の前方にピーンと伸ばして近づき、

それが動くかどうか、危険があるかどうかを調べます。

では猫のヒゲには神経が通ってるの?と思われるかもしれませんが、

神経が通っているわけではなく、

触毛の根本には「血洞」と呼ばれる静脈のたまり場があり、

毛の先端で発生した動きを血液で増幅して

周囲にある神経に電気信号を送るという構造になっています。

ヒゲと瞼の神経は連動していて、ヒゲが危険を感知すると、

反射的に瞼を閉じて目を守ります。

猫があくびをするときにも、ヒゲが前方にピンと伸びます。

これは、ヒゲの根元の筋肉自体が動くからという理由もありますが、

ヒゲと瞼の神経が連動していることも関係していると考えられています。

猫は顔が動くとヒゲが大きく動きます。

この時はヒゲ全体が動き、一本だけ、と言うことはないのですが、

このように一本だけ、またが数本だけが反り返る場合は元々そのヒゲが柔らかく、

ヒゲの根元が動いた際、つられて動いてしまうから、と言うことのようです。

自分の意思で動かしているわけではありません。

猫のヒゲって面白い。

猫の毛が膨らむのも、ひげが動くのも筋肉の収縮が関係していますが、

実は人間にも立毛筋があり、『鳥肌が立つ』状態も

猫の『毛が逆立つ・ひげが動く』こととメカニズムはほぼ同じなのだそう。

でも実際、人の頭の毛は逆立たないし、

体毛やひげも自由に動いたりはしない。

それとも、鳥肌が立ってるとき、よく見ると一本だけ違う方向向いてたりするのかしら。

 

 

今日のヒメちー

 

そう言えば猫って横になってるときは自分のヒゲを踏んでるし、

こんななってるときはもはやひげがどうなってるかもわからないし。

爪を切られてるときはピーンと貼ってるし。

猫のヒゲって面白いねー。

ところでヒメちー、ほっぺたが付き刺さってるときって、ひげも突き刺さってるわよね?

それは気にならないものなの?痛くはないの?

まったく気になりません。

これはひとには永遠にわからない感覚でしょうねー。

センサーだから大事とか言ってるけど、

結構ぞんざいな扱いだわよねー。

 



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