【猫の気持ち】猫のゴロゴロ音は、世界を救う…かも。。

 

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猫から聞こえる幸せの音「ゴロゴロ」

 

猫の喉から出るゴロゴロと言う音は、

人間でいうノド仏のあたりに該当する「喉頭」の筋肉が収縮し、

声帯が振動することで鳴っていると考えられています。

そしてこのゴロゴロ音、実はいろいろな種類があるんです。

 

 幸せのゴロゴロ音

猫がゴロゴロ鳴くのは、まずリラックスしているときや、

幸せを感じているとき。

飼い主によくなついてる猫が、撫でられたときや、

抱きかかえられたときなどによくだすゴロゴロ音です。

喜んでいることや、幸せな状態であることを周囲に伝えることができるので、

人間の「スマイル」に相当すると解釈されています。

 

 母子間のコミュニケーション

ゴロゴロ音は母猫と子猫のコミュニケーションにも使われます。

母猫は子猫に近づくときにゴロゴロ音を出し、

コミュニケーションを図ります。

また、子猫も自分の状態が良好であることを

母猫に伝えるため、ごろごろと喉を鳴らします。

 

 ピンチの時、苦しいときのゴロゴロ音

ゴロゴロ音はリラックスしているときや母子間だけでなく、

ピンチの時や苦しいときも発せられます。

例えば、怪我をしたときや、喧嘩を避けようとするとき、

分娩時、死の間際などです。

動物病院の診察台の上などでゴロゴロ鳴いている場合などは、

恐怖の理由で鳴らしていることが多いようです。

 

 

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猫のゴロゴロ音は副作用のない薬。

 

猫のゴロゴロ音の周波数は約25ヘルツの低周波といわれています。

実は20~50ヘルツの音は体の緊張をほぐす

副交感神経を優位に立たせる効果があるんです。

副交感神経は、活動によって疲れた体を回復させる神経で、

疲労やダメージを修復して元気な状態に戻すのに不可欠。

セルフケアとして、半身浴やヨガを行うなどで

副交感神経を優位にしている方も多いですよね。

副交感神経を優位にすれば、

ストレスを解消できるだけでなく、免疫力もアップします。

ゴロゴロ音の低くて細かい振動を伴う周波数には

人の血圧を下げたり、不安を和らげたり、

ストレスを緩和する強い効果があるので、

免疫力や自然治癒力を高める「副作用のない薬」とまで言われています。

 

 猫のゴロゴロ音にはセロトニンも。

また、この低周波には、多幸感を得られる

「セロトニン」を分泌させる効果も。

猫のゴロゴロ音に自律神経やホルモンバランスを

整える力があったなんて驚きですよね。

フランスではこれを利用し、ゴロゴロ音を

治療やリラクゼーションに取り入れた「ゴロゴロ・セラピー」が行われています。

猫と一緒に暮らせば、知らず知らずのうちに

健康になっているかもしれません。

このゴロゴロ音を取り入れた治療法は

「超音波骨折治療法」と呼ばれるもので、

サッカーのベッカム選手や野球の松井秀喜選手が

骨折治療の際に用いて驚きの回復を見せたことで注目されました。

ちなみにうちのままちゃんが、かつて骨折した時に、

もーちゃんとちゃーこさんを侍らせて、

ゴロゴロ言わせて、患部に当てていました。

効果は…あったかどうかわかりません。

 

 猫のほかにゴロゴロ音を出す動物

同じネコ科でも、ライオン、トラ、ジャガー、ヒョウなどは

ゴロゴロ音を出さないと言われています。

逆にチーター、オオヤマネコ、マウンテンライオンは

やはりゴロゴロ音を出すそうです。

動物園に行ったときは、大型動物の勇姿だけでなく、

ゴロゴロ音にも注目してみるといいかもしれませんね。

 

 

今日のヒメちー

 

ままちゃんが撫でてくれるとゴロゴロが自然に出ちゃいます。

お礼に舐めてあげますね。

ゴロゴロゴロ…

ままちゃんも幸せですかー。

ヒメも幸せです。

ままちゃんがイライラしてる時にそっと近づいてきて、

「撫でれ」と要求するヒメちー。

猫のゴロゴロ音は世界平和に役に立っているのかもしれませんね。

 

コメント

  1. ヒョウ属はゴロゴロ出さなかったとは・・・
    これは知りませんでしたΣ(・□・;)

    それにしても・・・ママちゃんさんの治療法( *´艸`)
    これは絶対効果があったはず(≧▽≦)

    • 同じネコ科なのに面白いですよねー( *´艸`)
      そう言えばまたたびが効くのも寅とライオンだったはず…。
      人が勝手に分類した以外に、何かきっとあるのでしょうね(*´ω`*)