【甘栗はなぜ簡単にむけるのか？】比沙家・京やきぐりと焼き栗のようなおちりを持つ猫

比沙家・京やきぐり、甘栗とは違う優しい甘さ。

天津甘栗って甘くって美味しいですよねー。

皮から実が簡単に外れるのも好き。

これって特別な焼き方で実が外れるのかしら…それともそういう品種？

普通の栗もああいう風にするっと実が外れればいいのに。

で、この「京やきぐり」。

売り子のお姉さんが、皮がぽろっと剥けるんですよー。と言うので買ってみた。

大粒のプリッとした栗。

見るからに美味しそう。

切れ込みが入ってるのね。こうすることで剥きやすいのかしら。

一個目は失敗。

でも半分にしてからも

薄皮はおもいのほか簡単に剥けました。

二個目。

おー‼成功！

気持ちよくするっと剥ける。

味も、天津甘栗のべたべたしい甘さとは違って、

ほくほくとした、甘く美味しい栗でした。

食べ掛けはこういうテトラ型にして保存できる。

凄いアイディアねー。

食べ残さないけど。

比沙家は2002年、京都清水茶碗坂で1号店をオープンした焼き栗専門店。

栗本来の自然の味を生かした“焼き栗”や栗商品を扱っています。

　甘栗はなぜ簡単にむけるのか。

栗って美味しいけれど、とても剥きにくく食べづらい食べ物。

簡単にむけたらいいのになあ、と誰でも一度は考えたはず。

甘栗はなぜするっとむけるのか。

これは、栗の種類が違うからなのだそう。

実のところ、実と渋皮がくっついてしまってむきにくいのは、

日本の栗だけなのだそうです。

甘栗に使われてる栗は中国の小粒の物。

ヨーロッパ栗もアメリカ栗も簡単に皮から実を外すことが出来ます。

フランスでは街中で食べ歩く定番の焼き栗。

実が外しにくかったら、流行りませんよね。

のだめカンタービレより

それでは、日本の栗は何故、渋皮が実にくっついてしまうのでしょうか？

日本の栗も、実がまだ育っていない頃には渋皮がはがれやすいのですが、

育っていくにつれて、

フェノールという糊の様な働きをするものが渋皮と実の間に作り出されます。

そのため、よく育った栗はしっかり渋皮にくっついてしまうのです。

中国の栗の方は、フェノールを全然出していないそうです。

日本でも「ぽろたん」と言う品種は、ハイブリッド型で皮が剥きやすいそうです。

比沙家では厳選された日本品種の完熟栗を使用し

完全オーガニックで栽培された果肉と水分のバランスの良い

安心安全な栗を使用しているのだそう。

比沙家の焼き栗は、特殊な圧力釜を使用し、

独自の加圧加熱製法でじっくりと焼き上げ、

無添加・無着色・無加糖の

栗の水分だけで蒸し焼きにしている為、栗のもつ自然の甘さ、

芳醇な栗の風味、お芋のようなホクホク感を存分に楽しめるようになっています。

焼き方でも皮は剥きやすくなるのですね。

今日のヒメちー

踏み台の上に見事な栗。

じゃなかった、ヒメちーのおちり。

なんでしょうか。

ヒメは今忙しいので構わないでください。

ヒメちーが忙しい理由は、これ。

ハロウィンの時に買ったマスカレードマスク。

付けるのは絶対拒否だったのになぜか気になる。

…降りてから取れば楽じゃないのかしら…。

猫ってさ、こういう不思議なこだわりあるよねー。