ヒメちーは待ち伏せ型ハンターだった。
猫は遠い遠い昔、
ミアキスというご先祖様から犬と猫に枝分かれした。
追いかけて獲物を獲ることに長けていた子は犬に。
待ち伏せ型の子は猫に。
ヒメちーは、そう、待ち伏せ型のハンターだった。
あ。どうもヒメちーです。
ねぇやんがヒメに新しいおうちをくれたのですが、
ねぇやんの部屋は寒いので、
ままちゃんがこっちの部屋に運んできてくれました。
いや、あげてない。
強奪されたのよ。
しかもここは通り道。
ままちゃんはなかなかいいところに新しいおうちを設置してくれました。
あ。
早速獲物が来たようです。
じーっ。
待ち伏せ型ハントにぴったりのこの覗き穴。
ねぇやんは否定しますが、
これがヒメ用の箱ではなくてなに用の箱だというのでしょう。
ヒメからはよく見えるのに、
獲物からは見えない。
最高の覗き穴です。
…さて…。
仕方ないなあ、掛かってあげるとしますか。
ねぇやんですよー、通過しますよー。
にょっきっ。
ねぇやんの足では思いっきりひっかくことができません。
不完全燃焼です。
ヒメちーは幼少のころ、
わたしやいもーとを引っかいたり噛んだりしてはいけないと、
ままちゃんに言われている。
その言いつけを守って、めったにわたしたちに爪や牙を向けることはない。
時々うっかりの事故は起きるけど。
そのうっぷんはままちゃんを引っかくことで晴らしている。
ヒメちーにとってままちゃんはママであり、
唯一一緒に寝る相手であり、
遊び相手にもなる。
あら、じゃあぱぱちゃんは何してるの?と言うと…。
ヒメちーにただ思いっきり噛まれるだけの役目。
こうしてみるとちょっとかわいそうよね。
今日のごはん
活きガニみっけー。
茹でてあるものや冷凍のものは普通に売られてるけれど、
活きガニはめったにお目にかからない。
もうこれは買うでしょ。
湯がかれてホカホカ。
こうしてみると、カニさんってすごいご尊顔よね。
あ、でも個体によってちょっとお顔が違うわ。
今日も美味しくいただきました。
活きガニのいいところは、
身がスカスカ、とかぱさぱさと言うことが絶対にないところ。
身はぎっしり、ぷりぷりよ。
活きガニ見るとわたしもテンション上がっちゃうけれど…。
小さいお子さん連れのお父さん。
買いもしないのに、お子さんにカニをつつかせるのはやめてほしい。
せっかく生きてるのに弱っちゃうじゃないの。
時にはお父さん自身がカニを持ち上げて動くのを楽しんでる。
やっぱり買わないけど。
買うほうの立場としては、
同じお値段なのだから、弱った子を買うのは嫌なのよ。
買って、おうちで楽しんでー。
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