【猫は吐く生き物】けれど危ない嘔吐もあるってほんと? | ヒメとまいにち

【猫は吐く生き物】けれど危ない嘔吐もあるってほんと?

猫 吐く 病気 吐き癖 フード

 

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猫が吐くのは「普通じゃない」?

 

猫を飼っているとその吐き戻しの頻繁さに驚かされます。

子供の頃から猫がいる身にとっては

「猫は吐く生き物」そういうイメージがあります。

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猫は犬に比べると良く吐きますね。犬の嘔吐は病気以外ではあまり起こることではありません。

猫が吐くのは、大きく分けて三つの理由があります。

体をグルーミングしたときに毛を飲み込むから。

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犬も自身の体をグルーミングしますが毛を飲み込むことはほとんどありません。

猫は舌がブラシ上になっているため、

必要以上に毛を梳きとかし、飲み込んでしまうのです。

 

その飲み込んだ毛は消化されず、胃にとどまり、

最終的には吐いて出す、と言うもの。

早食いをしてしまい食べたフードをその場で吐く。

膨張性の高いフードなどでは満腹以上に食べてしまい、吐く。

急いでよく噛まずに飲み込んだ後に吐くことはあるので、

勢いよく食べないように与えたり、別の食事(粒の大きさやフードのタイプを変える)や、

食器や、知育玩具(一気に食べないような入れ物)を試すと改善されるかもしれません。

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猫の嘔吐は生理現象のようなもので病気と言うわけではなく、

吐いた後元気でいるのであれば気にしなくてよいものだと言われています。

ところがこの猫の嘔吐、あまりにも日常過ぎて慣れてしまっては危険な場合もあるのです。

 

 

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1日に3回以上吐いたり、1日1回だけでも3日続いている場合は危険

 

吐しゃ物がほとんど毛である。

草を食べてすぐに吐く。

ドライフードを食べて、比較的すぐに、硬いフードがそのままの形で出てくる。

これは日常よくあることで何ら心配はありません。

ほとんどの場合、吐いた後、ケロッとしていると思います。

 

 何回も吐き何回もおトイレに行く

この「吐く」と「トイレ」のペアは、泌尿器トラブルの可能性があります。

猫は腎臓が体の大きさに見合っていない、大変ちいさいものなため、

泌尿器のトラブルが多く、膀胱炎や尿石症で尿中の結石や結晶、

血餅(血液のかたまり)のため、尿路閉塞を起こしてうまく尿が出ない状態になることがあります。

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この症状は急性期で、数日で命取りになるほどの急激な病態の進行が起こります。

強い吐き気を催すのが特徴です。

処置を緊急で実施せねばならず、速やかに病院にかかることが必要です。

 

 食欲はある。けれどよく吐く

若い子から中年ぐらいまでの猫の場合は、

まず異物の誤飲誤食がないかのチェックが必要です。

年齢的に中高年以上の子や、若くても肥満体形の子などは、

内臓の病気や腫瘍・がんなどを気にしないといけないかもしれません。

食後数時間まではフードが胃の中にとどまり、胃酸などで分解されます。

食後数時間の嘔吐の場合、胃や小腸より先に流れ

代謝されている過程で嘔吐している可能性があります。

その場合、胃ではなく腸そのものの原因か、

あるいは吸収してから膵臓や肝臓など内臓が動くときの原因かの可能性があります。

はっきりと誤食したモノがわかれば、すぐに治療することができますが、

異物の場合は、いつ飲んでどのあたりまで(体の中を)流れていそうか?

本当に飲んでいるのか?などの検査が必要になります。

ユリの花など、命にかかわる危険物を食べているのを見たら、すぐに獣医師に伝えてください。

中毒症状の場合、検査よりもまずとるべき処置があります。

 

 車で長距離を移動した。その後、吐くようになった。

猫は犬と違い、普段から車に頻繁に乗って移動することがありません。

なので車の振動や閉塞感に慣れておらず、

所謂「車酔い」のような状態を起こしやすいと言われています。

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また、夏の車内は暑く、冬であっても直射日光が当たれば暑いもの。

エアコンは効いていたが、少しハァハァしているように見えた。

体温が高い。

これは熱中症の症状です。

極度に緊張して、ストレス状態にあったか、狭いゲージで暑かったなどの色々な条件が重なり

結果的に熱中症か、

ヒートストレス(過呼吸などで起こる体温上昇で熱中症のように体温が高温になる)の

状態になった可能性があります。

その際には、早急な入院管理が必要です。

 

3つの怖いケースを紹介しましたが、嘔吐が大きなトラブルの前兆であることも多いのです。

「猫が吐くのはよくあること」という思い込みはとても危ないことと言えるでしょう。

「うちの子は吐き癖があるから」と、慣れてしまうことはとても恐ろしいことです。

いつもとちょっと違う気がする。

その違和感を大事にしたいものですね。

 

 

今日のヒメちー

 

その通り。

猫はとても繊細な生き物なのです。

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粗末に扱ってはいけません。

ケージに入れて車に乗って、病院へ行くなどもってのほか。

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心してお世話するように。

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えー。

ヒメちーの入ってるその袋、硬いからすごいガサガサ音がするじゃない。

とてもくつろげるとは思えないんだけど、

ヒメちー、平気で入ってるよね?本当はがさつなんじゃ…。

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ほら。

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くつろぎ切ってあくびまでしちゃうくらいじゃない。

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これはリラックスのあくびではありません。

極度の緊張状態でもあくびは出るものなのですよ。

ねぇやんがヒメをじーっと見ていると想像すると、もう…。

緊張感Maxです。

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え。

寝なおしてるし、どう見てもリラックスしてるわよね…。

このまま寝に入るつもりでしょ?

なんでもねぇやんのせいにしないでよねー。

 

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