探し物を探すのをやめたときに出てくる現象の名前。
こんなこと、経験ありませんか?
お気に入りのペン。
使おうと思ったら、置いてあるはずのところに無い。
あれ?どこいった?ここに置いたのに。
こっちにもないし。あれ??
みたいなこと。
そして、仕方ないから、別のペンを使って作業を終わらせて、
そのペンをしまおうとしたら、そこにさっき探していたペンがあった。
ということ。
そこ、さっきさんざん探したよね?!なんで??
とか思いますよね。
これはないないの神様の仕業である、と書きましたが、
ないないの神様、だときっと日本だけのものよね。
この現象に名前はあるのか調べてみたら、ありました。
「マーフィーの法則」。
「マーフィーの法則」には
探し物は、探すのをやめたら見つかる
探し物は、最後に探したところにある
探し物は、失くした物を買ったら見つかる
と言うものがあるそうです。
マーフィーの法則とは、
失敗の経験則をまとめたユーモアのある格言や警句で、次のようなものがあります。
「家電の故障はメーカー保証が切れたタイミングで起きる」
「洗車をすると雨が降る」
「急いでいるときに限って信号につかまる」
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」
「絶好のチャンスは最悪のタイミングでやってくる」
「1話だけしか見ていないシリーズの再放送を見ると、その1話をやっている」
あるある、と思われた方もいらっしゃるでしょう。
マーフィーの法則は、先達の経験から生じたとされています。
また、マーフィーの法則は、最善の結果を得るために
最善を尽くすことだけを助けてくれるともいわれています。
マーフィーの法則は二つある。
この「マーフィーの法則、実は由来が二つあり、
潜在意識を活用することで自身や周囲の人さえも成功、
幸福へと導くという「潜在意識の法則」を提唱した、
ジョセフ・マーフィー牧師の哲学に基づいた数々の法則・教訓。
一方は、アメリカ空軍のマーフィー大尉の名をとったとされる、
先人の経験から生じた数々の自虐的で哀愁漂う経験則をまとめた法則。
いわゆる「マーフィーの法則」で知られる、ユーモラスな方。
名称から、混同されがちな2つの「マーフィーの法則」ですが、両者は全くの無関係です。
マーフィーの法則 シリアスな方
マーフィーの成功法則は、一言で言えば「夢を強く信じること」で
願望を実現するというものです。
この例として、よくトップアスリートが「勝つことしか考えていなかった」
などと語っているのを耳にしたことがあると思います。
これも、いわばマーフィー牧師の哲学です。
マーフィーの成功法則の最大の要は「潜在意識」の活用術にあると言われます。
マーフィーの法則 ユーモラスな方
マーフィーの法則(Murphy’s law)とは、「失敗する余地があるなら、失敗する」
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は
、カーペットの値段に比例する」をはじめとする、
先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則をまとめたもの。
多くは都市伝説の類で笑えるが、中には重要な教訓を含むものがあります。
(ウィキペディア「マーフィーの法則」より )
マーフィーの法則(例)
・機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。
・作業場で道具を落とすと、もっとも手が届きにくい隅っこに転がり込む。
・人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。
・洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。
・バスは、いつもは予定時刻に来ないが、自分が予定時刻に遅れた時に限って、定刻にやって来る。
・ゴルフにおけるベストショットは、一人でプレイしているときに出る
・机の上のお茶は、いつも最も重要な書類のほうに向かってこぼれる。
・計算間違いに気がついて、念のためにもう一度計算し直すと、第3の答えを導き出してしまう。
と、会話ネタに使えそうなユーモラスな内容。
後者(ユーモラスな方)のマーフィーの法則は、
思わず「あるある」とうなずいてしまう法則が並び、
自らの経験と重ね合わせ、自分独自の法則も編み出せてしまいそうな「親近感」と相まって、
多くの世代に広く受け入れられたようです。
マーフィーの法則はなぜ発動するのか。
何かを探していると、探すことに集中しすぎると視野が狭くなり、
周囲に目が行かなくなる。
見つからないと焦る気持ちがでてきて、さらに視野が狭くなる。
「ここにあるはず」という思い込みで、探す場所をせばめている。
という理由から、探し物が見つからないという状態になりがちだそう。
「すぐ目の前に置いてあるのに、なぜか気づかない」
という、嘘のような本当の話を体験した人も多いのでは?
頭の上にメガネを乗せて「メガネどこ置いたっけ?」という、マンガのようなことも。
左手に持っているものを「あれ?どこ置いたっけ?」と探し始めることも。
探し物を見つけるコツは、落ち着いて客観的になること。
探すのをやめると見つかるのは、
焦りがなくなり普通の状態になって視野がもどるからと言われています。
ざっくりですが、まとめると
探し物をしている間は、頭がその探し物に集中しすぎている
探すことを諦めた瞬間に、頭がリラックスする
なので、まわりを客観的に見られるようになる
探し物が見つかる(または、置いた場所を思い出す)
リラックスした状態なら、見逃してしまった細かなことや、
別の視点からのアイデアがでてきます。
なので、探しているものを見つけるコツは、
一度探すのをやめてリラックスし(時間があればお菓子とか食べて休憩する)
落ち着いて、客観的に違う角度から物事を見つめ直す。
別なことをして(軽く本を読むなど)、頭をリフレッシュさせる
などをすることで、見つかる可能性が高まります。
普通にテーブルの上に置いてある物も見えなくなることありますもんね。
人間の頭って、本当に不思議です。
脳科学者が書かれた本には以下のように書かれてました。
人が探し物をしている時は思い込みで見てるので視野が狭くなる。
本人は探すのを諦めたつもりでも、潜在意識に埋め込まれた問題(捜し物)に
答えが出てないので無意識に探し続ける。
だからふとした時に見つかる。
また同じ現象で、名前が出てこなかったが忘れた頃にふと思い出す。事があります。
このマーフィーの法則が流行ったのはだいぶ昔ですが、
このユーモアのセンス、人を共感させる言葉の選び方や表現は、
今でも学べる点が多かったりします。
何より、何か人前でやらかしてしまった時、その内容にまつわる法則を知っていれば、
ミスを笑いに変えることもできてしまいそうです。
失敗したときには、それを不運のせいにせず、
誠実に向き合う姿勢が望ましいという考え方が
マーフィーの法則から得られるかもしれません。
また、人の失敗に学ぶことで、
自分の経験だけでは得られない気づきを得ることもできるでしょう。
「マーフィーの法則」と「ないないの神様」。
この二つを覚えておけば、無くし物に焦る、と言うことも少なくなるかもしれません。
今日のヒメちー
ふあ~あ。
やっと終わりましたか。
まったく、ねぇやんの話は長いです。
それはそうと、ここのところ、夜は涼しくなりましたねえ…。
もはや寒いくらいです。
暖かいベッド、出しても良いころ合いのような…。
それはさすがにまだ早いわよー。
時にヒメちー、ねぇやんスマホ探してるんだけど…。
スマホですか?
さあ、はて…。
ちゃんと置いておかないからそうなるんですよ。
いつもままちゃんに言われてるでしょー。
まったく。
ずぼらが服を着て歩いている=ねぇやんですね。
いや、ヒメちー、試しにおててあげてみて。
え。
あれ?これは…なんでしょうね。
暖かいベッドの代わりに、ままちゃんが置いてくれたものかもしれません。
いやいやいや…。
それさ、どう見てもねぇやんのスマホ。
そうですかねえ…。
うちにはやっぱり、ないないの神様がいるわ。
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