いつも「いや」で話し始める人に衝撃の事実
話し初めに、「いや」と付ける人。
これって否定されているようで嫌ですよね。
実はうちのぱぱちゃんがこれ。
これって会話を否定されているようでイラッとします。
ところが本人、ぱぱちゃんはそんな気は全くない…らしい。
じゃあ、なぜ否定して来るの?と聞くと、
「してないよ?」と答える。
でもだいたい、うちのままちゃんとぱぱちゃんの夫婦喧嘩はこれから始まる。
わたしたちとの親子げんかも。
「否定から入らないで」と言うわたしたちと
『そんな事してない』と言うぱぱちゃん。
話は永遠に平行線。
例えば昨日の会話。
うちの近所に新しくオープンしたラーメン屋さんがある。
人気店の暖簾分けで、オープン前から注目されてる。

今日さー、オープンまで一時間あるのに
もうすでに30人くらい並んでたのよ。人気あるのね。

いや、パパが帰って来た時も
30人くらい並んでたぞ。

何でそこ、「いや」で始まるの。

いや、意味はない。
些細な事なんだけれど地味にイラッとする。
「いや信じてくれ! 『あら』『えっと』的な音でしかないんだ!」
この何もかも否定から入る人、
漫画家さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)が
9月6日にTwitterに投稿したマンガで納得しました。
納得…とは違うけれど、
こういう人もいるのだ、と。
「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」
友人からそう問われた主人公は驚きます。
「いやそうだっけ?」
「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」
「否定してないよ!」。

出典 さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)

出典 さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)
「あら」「えっと」ぐらいの音
「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」
そんな風に「いや」を使う主人公。
「感嘆詞として使ってたの…?」と驚く友人に、
主人公は「これ口癖みたいなものかも。
プラスの意味もマイナスの意味もないもん」と
受け止め方の違いにがくぜんとします。

出典 さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)
東北出身の主人公は、
友人から「方言みたいなものなのでは?」と問われて振り返ると、
家族や友人たちが自然と「いや」と言っていたシーンが思い浮かびます。

出典 さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)
うちのぱぱちゃんは東北地方の出身ではない。
でも良く思い返してみると、
ぱぱちゃんの家族はみんな、枕詞のように『したっけ』と言う。
これは「でも」とか「だって」とか言う意味らしい。
どっちみち否定だよねー。
さわぐちさんは、
「なんで『いや』って言うの?」
「文脈で否定していないことは分かるけど、
『いや』を使っているということは、何か含みがあるの?」と尋ねられました。
「いや」に何らかの意味を持たせていなかったさわぐちさんと、
山形在住の友人は、
「否定の意味でとられてしまうことがあるのか!」と全力で驚いたといいます。
「方言かどうかも分からないんですが、
たしかに振り返ると、東北でよく聞いていて、
東京では聞いたことがなかったんですよね」と話します。
「『あのー』『えっと』と一緒で、息継ぎと同じような感じで使っているんです。
ほかにも言ったことを強調したり、
感情を込めたりするときに使っているかなと思います」
とこれまでの会話を振り返り、思ったそうです。
コミュニケーション考えるきっかけに
友人との会話をもとに、伝わりやすいように創作したマンガには
「上司にこれですごく怒られたことがある」「『否定するな』が
何のことか分からなくて口癖を直すようにした」といった反響も。
一方で、「話し相手と少しでも違う考えを持ちたいスタンスの人が、
無意識につけてると思ってたけど、
地域の話し言葉の慣習である可能性は考えてなかった」
という受け止め側の反応もありました。
さわぐちさんは、仕事上の打ち合わせなどでは出づらく、
気の抜けているタイミングで「いや」が出ることが多いそうです。
「気を許した関係だからこそ出てしまうのに、
『この人、いっつも否定するよね』
『機嫌が悪いのかな』って思われてたら悲しいですよね。
これが方言かどうかは全く分からないのですが、
『コミュニケーション』を考えるきっかけになればいいな、
とマンガを投稿しました」と話す。
これを読んでいて、もっと若いころだけれど、
「てゆーか(て言うか)」を必ず頭につけて返してくる
人たちになんでいちいち否定してくるの💢と感じたことを思い出しました。
全員が東北地方出身という事はないでしょうが、
特に何も考えずに、発している、と言う事を理解しました。
それでもイラッと来るけど。
うちのぱぱちゃんは、もうすでに実家で暮らしていた時間よりも、
こっちで暮らしている時間の方が長い。
それでも、方言である、
小さいころからの癖で、
そう言った事って通用する?
作者のさわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)は
ご自身で気づいたことで、今後言わないよう気を付ける事が出来ると思う。
でも、何度言われても、
自分が発してる言葉が否定であることに気づけないうちのぱぱちゃんは、
この癖を直すことはできるのかしら…
「いや」直してほしい。
今日のヒメちー
ヒメにとってはどうでもいい事ではありますが、
正直毎日うるさいです。
ビニール舐めて心の平定を保ちます。
ペロペロペロ…。
ペロペロペロ…。
これも、癖でしょうかね?
猫は気分を落ち着かせるために、自分の体をなめたりする。
それは癖、と言うより習性だけれど、
うちのぱぱちゃんのこの「いや」から始まる話の癖は、
絶対にいい事はない。
意識してれば直すことは簡単だけど、
自分で意識できてないと難しいよね。
こうして今日もままちゃんはキレる。

会話全部録画したろか。
でもそれは嫌なんだって。
それってきっと自覚はある、という証拠よね。



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