マイナカード取得で小学校給食が無料?
世帯全員がマイナンバーカードを作れば
給食費や学用品費は無償、でも作らないと有料。
昨年12月、岡山県備前市が子育て中の保護者あてに、
このような通知を出していたことが分かった。
備前市では市は保育園の保育料無償化も、
農林水産関係の補助金も同様の条件付けをする方針。
あくまで任意取得のはずのマイナカードの有無で、
市民への給付に差がつくのは問題が大きい。
そもそも「給食」は授業の一環なはず。
その授業を受ける費用を市が受け持つことは人道的に正しいのか。
カードの有無で給食費などの負担が変わるのは、差別ではないか。
備前市のマイナカード交付率は今月8日時点で68.37%。
岡山県内の自治体ではトップクラスなのだそう。
備前市の吉村市長は先月の市議会で
「マイナンバーカードの普及でみなさまの生活を豊かにすることができるため、
国も自治体も100%取得を目指す意義がある」と強調。
この措置に対し、総務省マイナンバー制度支援室は
「市の政策判断であり、答える立場にない」。
農林水産省飼料課は「カード取得を条件にするようには指導していない。
良いかどうかは判断しかねる」。としている。
文部科学省はなんと「担当者が不在」とし、
投げかけた疑問をスルーする形となった。
マイナポイント付与延長
事業予算は1兆8000億円に上るマイナカード普及政策。
昨年末までとされていた
マイナポイント第2弾の期限を昨年末から今年2月末まで延長した。
マイナカードの取得はそもそも任意のはず。
改正民法521条の契約自由の原則にも反すると思われる。
ついに食べ盛りの子供の食事を人質にして
恫喝同然の事まで始めたマイナンバーカード普及政策。
政府は「マイナカードはデジタル社会のパスポート」とうたう。
しかしそれは、パスポートがないと「デジタル社会非国民」で、
その社会の行政サービスも受けられないということを、意味するのだろうか。
マイナンバーカードを作らない国民には罰金、とまで行きそうな予感。
マイナカードを作らない理由として、
個人情報漏洩のリスク
セキュリティ体制への不信感
銀行口座との紐づけへの不安があげられる。
持ち歩かなければいいと言った意見もあるけれど、
保険証として使う以上、家の金庫においておけるわけでもない。
島根県安来市が行ったマイナンバーカードの交付で、
同姓同名の人の写真と取り違えるミスがあった。
マイナンバーは便利かもしれない。
けれどこういうミスがすでに露見されていて、
作ることを躊躇してしまうのはわたしだけなのかしら…。
昨年末がポイント付与の期限だと聞いて、
思うところはたくさんあるけれど、
重い腰をあげて「作ろうか」とまでは思ったけれど、
結局まだ作っていない。
健康保険証を人質に取られて、
結局は作らなくてはならないのだろうけれど…。
デメリットだらけの個人情報満載カード。
作りたくない気持ちがさらに大きくなってしまった。
あ、マイナンバー取得に関して、
すでに取得されてる方についてどうこう言うつもりはもちろんないですよ。
わたしだってそのうち、会社に言われたら
いやでも何でも作らなくっちゃならないのだし。
給食を人質にするくらいだもの、
きっと会社単位で取得せよ、っていう未来が見える。
ただこのもやもやは晴れない。
それは多分、
コロナ対策もそうだったし、
政府のやることを信用していないからなのだろうね。
今日のヒメちー
ねぇやんがイラおこの時には
近づかないのが一番です。
触らぬ何とかに…と言いますでしょ。
でもまあ、ここは優良家庭猫として、
ねぇやんの怒りを鎮めてあげるのもいいかもしれません。
えーっと…。
こういう時は…。
よろしければヒメのおちりを堪能しませんか?
ほーれほれ
いかがでしょう。
ありがとうヒメちー、
でもこんなんじゃ怒りは収めようがない…。
そのうち飼い猫にもマイナンバー義務付けられちゃったりして…。
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