新食感にて新境地・バターファッジ
本を読んでいて、そこに登場するお菓子に
想像を駆り立てられることはよくあること。
表現のうまさもあるかもしれないけれど
まるで今、まさに食べているような気にさせられる。
食べた気分になったのならそれでいいじゃなーい、
安上がりだし、余分なカロリーも取らなくていいし。
と思われるかもしれないけれど、元来の妄想族、
美味しい妄想だけが大きく膨らんでいく。
「口にすると、思いがけずサックリとした歯触り、
そして口の中でホロリと溶け出す。
砂糖、ミルク、バターが合わさった優しい甘さが強く口の中に広がる」。
「バターの香りとコンデンスミルクの優しい香りに包まれる」。
「激アマだけれど、キャラメルみたいにべたべたしない」。
「口の中でほろほろ崩れてすっと溶けて消える」。
「後味もすっきりしてるからついつい、もう一個と手が伸びる」。
この表現で、ねぇやんの口の中はもう潤いすぎちゃってやばいわ。
これはイギリスのお菓子、「バターファッジ」について書かれた文章。
調べると
一見キャラメルのように見えますが、口のなかですっと消えるような食感が大きな違い。
キャラメルは砂糖、牛乳を使って作りますが、
ファッジはさらにバターが加わります。
煮詰める温度がファッジの方が低いため、
ほろっとくずれるような独特の食感が生まれるのです。
とあった。
さらに、カルディには
「アルティメット イングリッシュ クラシックバターファッジ」
と言うお菓子が売られているらしい。
アルティメットよ？つよそー。
これはカルディにひとっ走り。
やったー、売ってたー。
材料は割とシンプル。
砂糖、バター、加糖練乳、グルコースシロップ、
シュガーシロップ、フォンダン（砂糖、ぶどう糖）。
カロリーは…見ないほうがよかった、100グラム当たり450kcal…。
あ。
これはまずい。
個包装じゃないのね。
見た目はキャラメルのようにも見えなくはないけれど、
もう少し、ざらざらしてるというか、はかなげと言うか…な感じ。
いざ、実食。
あ、甘ーい。
喉の奥をカリカリと削って下りて行くような鮮烈な甘さ。
食感は黒糖のブロック？みたいな感じ。
ホロホロ、しっとり。
でもすっと溶ける後味。
これは美味しい。禁断の味、と言う感じ。
砂糖の塊を食べている、という背徳感を感じつつも
ついつい、もう一個…。
あー。誰かわたしを止めてー。
わたしはコーヒーはいただかないのですが、
コーヒーとともにいただくとマイルドに感じられそう。
まさに一度食べると癖になる甘さ。
甘い。けれど、いやな甘さじゃない。
「ミルキーはママの味」と某CMで行ってるけれど、
バターファッジ、発祥の地とされるイギリスでは誰もが知るメジャーなお菓子で
家庭で簡単に作られる「ママの味」なんですって。
すごく納得。
さあ、あなたもねぇやんと一緒にファッジの沼にはまってみませんか？
今日のヒメちー
…ねぇやんはまたカロリー爆弾を見つけてしまったのですね…。
はあ。
嘆かわしや。
ここをぐっと我慢できれば、
ねぇやんの人生は大きく変わるかもしれません。
ヒメの美しい、スリムな体を
見習ってみてはいかがでしょうか。
どうだ。
後ろに洗濯ものが写っていますが。
やーん、ヒメちーなめらかー。
こうして撮ると尻尾の太さにばっかり目がいっちゃって、
スリムな体は見えないわねー。
まるでウナギよ、あなた。
ヒメちーは食べなさすぎ。
ねぇやんは食べすぎ。
二人を足して半分に割ればちょうどいいのになー。
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