ネコハラって何?
2月23日、猫の日の翌日「ネコハラ」なる言葉が
X(旧Twitter)でトレンド入りしました。
ネコハラ、と聞いて真っ先に思い浮かんだのが、
食事中になぜかトイレをする猫。
うちではこれを「ネコハラだー」と呼んでいました。
ところが世の中では、
「仕事を邪魔される」「捨てられない箱が増えていく」
「衣服を毛まみれにされる」「かわいすぎて何も手につかない」などの
ネコあるあるを「ネコハラスメント=ネコハラ」と言うそうです。
「ネコハラ」と言う言葉は、さかのぼってみると
2020年には誕生していたようです。
ネコハラとは猫によるご褒美
セクハラとかパワハラとか、いろんなハラスメントがあって、
それはどれも見過ごしてはいけない、人を傷つけるものだけれど、
このハラスメントは猫飼いにとってはご褒美だったりする。
漫画家の卯月ようさんが描いたネコハラ一覧表。
猫と同居してる人たちにとっては普段の猫の行動そのもの。
世界一幸せなハラスメントですね。
これはご褒美以外の何物でもない。
ツン成分多めの猫と暮らしている方には
ハラスメントでいいからしてほしい、と言う願望すらあることでしょう。
わたしもその一人です。
仕事を邪魔される
動きを封じられる
布団を占拠される
圧をかけられる
捨てられない箱が増えて行く
無視される
衣服を毛まみれにされる
風呂を監視される
可愛すぎて何も手につかない
ああ。
なんて幸せ。
ネコハラとは、もはや猫そのものなのかもしれませんね。
なんと指宿市にはそんな「ネコハラ」が体験できる
コワーキングスペースがあるのだと言います。
![ネコハラとは 猫によるハラスメント ご褒美との違い](https://i1.wp.com/mainichihime.com/wp-content/uploads/2024/02/080047c41d77c58d97cf85ec35d0e15b-7.jpg?resize=500%2C328&ssl=1)
NHK北九州放送より
猫を飼っていない人にも、
「ネコハラを受けてみたい」と思わせる猫。
これこそが猫の神髄。
「ネコハラ」にはもうひとつの意味がある
「ネコハラ」は「猫ハラスメント」の略語ですが、
そもそも「ハラスメント」には「嫌がらせ」、
「身体的・精神的苦痛を与えること」という意味があります。
対象を「人」→「猫」とした場合には、
飼い主であるあなたが猫に対して「ハラスメント」をしているかもしれないのです。
例えば、無理に抱っこをする、膝に乗せる、撫でまわす。
猫がスキンシップを望んでいないのに無理にするのは、
猫にとっては大きなストレスになります。
また、目をじっと見ることも緊張感を与えることになり、
これも猫には苦痛です。
眠っている猫を触る、無理やり起こすことは安眠を妨げることになり、
何度もそれが続くと隠れて寝るようになるかもしれません。
飼い主にとっては猫可愛さで
気づかぬうちに「猫ハラスメント」をしてしまいがちです。
みなさんにも思い当たることはあるのではないでしょうか?
今日のヒメちー
ええ、もう、ほんとに。
ねぇやんとの生活はハラスメントばかりです。
精神的苦痛を受けています。
そのうち、訴えるかもしれません。
えー。
だってヒメちーが可愛すぎてー。
多分これはね、可愛すぎるのが罪なのよね。
ところで猫が人を訴える場合って、いったいどこに…?
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