8月8日は世界猫の日
一年365日、毎日、何かの記念日。
そして、世界各国にある猫の日。
世界的に定められている「世界猫の日」は8月8日です。
動物愛護団体である国際動物福祉基金(IFAW)が
2002年に「International Cat Day」と制定したもの。
世界猫の日は人間と猫の友情を深めあうとともに、
猫に安全な生活を提供することを「人が」誓う日なのです。
日本では空前の猫ブーム。
もう一度、猫に忠誠を誓いましょう。
世界各国の猫の日
8月8日の世界猫の日の他に、
様々な国で、様々な日が「猫の日」と制定されています。
アメリカ
アメリカでは10月29日が猫の日。
また、猫の保護活動を行っている「Alley Cat Allies」で
提唱している10月16日の「National Feral Cat Day」も
多くのアメリカ国民に知られている猫の日です。
さらに、6月4日は「猫とハグする日」、
8月17日は「黒猫感謝の日」と、
アメリカでは猫にまつわる記念日が多く存在しています。
動物愛護への意識が高いアメリカならではといえるでしょうね。
ロシア
ロシアでは3月1日を猫の日として制定。
ペットを飼っている人のうち半数以上の人が
猫を飼っているともいわれるほど猫の飼育数が多い国。
猫の日には猫のいたずらを許したりと、猫への愛情を示しているという。
実はロシアでは、猫は博物館に住みつくことが許されるほど人気がある。
モスクワにある「ブルガーコフの家博物館」では
猫は最上級のおもてなしを受けているし、
「エルミタージュ美術館」でも猫は欠かせない動物として
美術館独自の記念日が設けられているほど。
愛猫家たちはロシアに行けば、至る所にいる猫に魅了されることでしょうね。
イタリア
イタリアでは2月17日が猫の日。
イタリアの雑誌「Tuttogatto」の読者投票によって決められ、
1990年から毎年祝われています。
また黒猫を虐待などから守るため、11月17日を「黒猫の日」に定めています。
ヨーロッパではこの2月17日を猫の日としている国が多く、
「国際猫の日」としても認知されています。
イタリアを含むヨーロッパでは、
中世に猫は、悪魔の化身だと考えられていたのですが、
その後ネズミを狩る役割として生活に欠かせない動物となっていったのです。
人気の観光スポット「アルジェンティーナ神殿跡」では、
保護された猫が思い思いに過ごしていて、観光客にも人気なのだそう。
イギリス
イギリスの動物愛護団体『Cats Protection』が
10月27日を「黒猫の日」と制定しました。
黒猫は不吉とされ譲渡しにくいことから、
この記念日を通して
世界中に少しでも黒猫の魅力が伝わることを願って制定されました。
日本
日本では2月22日が猫の日。
これは1987年に愛猫家たちが集った「猫の日実行委員会」と
一般社団法人ペットフード協会が制定した日です。
2月22日である理由は「222」が「ニャン・ニャン・ニャン」と
猫の鳴き声に近いことから、語呂合わせで決められたという事です。
猫を飼っている国民の割合が1番高い国はどこ?
ドイツのダリア・リサーチ社が世界52ヵ国、約4万3千人を対象に、
アンケートを実施した結果、
ロシアでは猫を飼っている割合が人口の59%にも達しました。
人口の半分が猫好きの仲間なのです。
一家に一匹猫時代が到来している勢いですね。
ロシアでは、ヤマネコでさえも家で飼えちゃうお国柄なのも納得。
このリサーチ結果の発表により、一躍、
猫好き国家のセンターの称号を手にしました。
さらに、その中の20%の人が2匹もしくはそれ以上の猫が家にいる多頭飼い。なんてうらやましい。
一方で気になる猫好き国家ランキング2位はウクライナの49%。
10%の差がありながらも、ウクライナ人の半分は
猫好き仲間と言っていいでしょう。
ロシアが猫好き国家ナンバーワンな訳
猫の飼育数が世界的に見てもトップのロシアですが、どうしてなのでしょう。
ロシア原産と言えば、シベリアのヤマネコの流れをくむ
サイべリアンが有名ですね。
サイベリアンと言えば、アレルギーが比較的起きにくいと言う事で人気の品種。
ペットショップでは驚くほどの値段で売られています。
猫は旧ソ連ではヒーローだった
ロシアで猫が好かれ、多く飼育されているのは、
実は、第二次世界大戦のころのナチスによる独裁政治が関係しています。
当時、食料危機におちいったことが原因で
残念な事に猫たちも人間に食べられることとなりました。
その結果ネズミを駆除する猫がいなくなったため、
ネズミが増えて伝染病が拡大します。
伝染病は戦争と同じくらい人々の命を脅かし、
危機的状況に陥ったのです。
そんな中、国外からやってきた多くの猫達がネズミを駆除し、
ロシアの人々の命が守られました。
ロシアの人にとって、猫は「命を守ったヒーロー達」なのですね。
そんな歴史的背景からロシアでは猫を大事にする風習があり、
国民が猫好きなのはもちろん「ペット」としても人気となっているのです。
一方で、猫が嫌い、いやだ、と言う国も…
残念ながらあります。
が、字数がすごい事になってしまったので、続きは次回。
今日のヒメちー
世界猫の日ですか…。
猫の時代がやって来ましたね…。
まず手始めに我が家を制覇しなくては。
ヒメちー、多分猫の日って、そう言う感じじゃないと思うのよ…。
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