ヒメちーが慌てています。
各地で桜も咲いて、
もうすっかり春ですね。
そんな春の日に、ヒメちーが大慌て。
たいへんたいへん!
お外怪しいの。
これは…もしかして…
でも待って、今は午後2時。
普通、と言うか、今までトランセルちゃんからバタフリーになった子は、
みんな早朝に羽化してる。
まさか…ね…。
あー!まさかの!
なんで―?
ここからは虫注意になります。
苦手な方は読み飛ばしてくださいねー。
頑張れナミアゲハちゃん
毎年、完全に羽化してから気づくのだけれど、
今年は途中の状態を発見。
3月22日月曜日、午後2時。
午後4時。
ちょっとだけ背中の殻の開きが大きくなってきてるけれど、
あんまり進捗していない。
今日はこれから雨の予報。
まさかとは思うけれど、
翌日持越しに備えて、鉢を雨の当たらない所に移動。
午後5時。
やっとサイドの殻が開いたところ。
ずっと見続けるのは無理ねー、すごく風も冷たくなってきたし。
今年の1号ちゃんは見逃しちゃうのね。残念。
明けて3月23日、火曜日、朝6時。
旅立っちゃったかなーと思って、見てみたら…。まだもがいてた。
下の部分の殻は取れたけれど、
途中の殻が腹巻みたく残っちゃってる。
この子がトランセルになったのは、鉢の内側。
どうやら滑ってしまって踏ん張れない模様…。
どこで蛹になるかって重要ね…。
午前10時。
踏ん張れないのが悪いのか、
腹巻みたく張り付いちゃってる殻が悪いのか、
くっついてた部分が剥がれて、そろそろ落っこちちゃいそう。
こういう場合、殻はむいてあげた方がいいのだろうか…。
ネットで検索すると、
自然に任せた方がいい、と言う意見と、
ピンセットで優しく向いてあげよう。と言う意見が…。
まず問題は、この子に触れる人がいないこと。
わたしは絶対無理だし、
いもーとも拒否するし、
ままちゃんは触れるけど、いかんとこ剥いてしまいそうで嫌だって。
12時。
もう完全にイナバウアー。
会議が入ってて次に見たのは午後4時。
なんとか腹巻からは抜け出せたみたい。
でも、羽がシワシワ…。
これって伸びる?そのまま?
午後6時。
あちこち動き回るけれど、羽が開く様子はない。
翌3月24日、水曜日、午前6時半。
まだ、羽は開かない。
砂糖水を置いてあげるといいと書いてあったので、置いてみた。
砂糖水まで歩いてきたけれど…飲んだかは不明。
午前10時。
なぜかせとかの木を上りだす。
昼。
午後1時。
セとかの枝に止まる。
このままずっと動かない。
時々羽を震わせるしぐさをするけれど、
羽は開く気配がない。
3月25日、木曜日、午前6時。
羽が少し開いてきたような気もするけれど…。
気のせい?
昼。
やっぱりちょっと開いてる。
この子は羽化に失敗なのか?
砂糖水を、と書かれていたサイト様によると、
蝶が羽化に失敗することはよくあるそうで、
原因としては、
蛹自体が小さい。→当てはまる。
蛹があんまりにも小さいと、
自分の排泄物で、羽が固まってしまうことがあるらしい。
羽化が早い。→当てはまる。多分早い。
今年は暖かかったとはいえ、去年に比べるととても早い。
午後2時。風が強いのですごく揺れる。
天気も崩れそう…。
ここまでを動画にしました。
録画時間なんと7時間!
4分半にまとめてあります。
午後5時。
あ?いない?
どうして?
飛び立った?雨の中?
それとも…。鳥さんに食べられちゃったんだろうか…。
ヒメちー、見てた?
ヒメはぐっすり寝てたので、気づきませんでした…。
…しょんぼり…
自然ってそういうものだとはわかっていても、
ちょっと寂しいね…。
そう言うわけで、ねぇやんちの今年の
ナミアゲハ蝶1号ちゃんは無事、羽化できたかどうかも
わからず終いになってしまいました…。
コメント