【ザラザラ?】猫の舌の秘密【何のためにあるの?】

 

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猫の舌にあるザラザラの役割

 

猫の舌で気になるものと言えば、

あの何とも言えないザラザラ感ですよね。

舐めてくれるのはうれしいけれど、何ともぞわぞわしちゃいそうな…。

人にもワンコにもない、ザラザラ。

猫の口の中を覗き込むと、

舌の奥側に向かって尖る無数の突起があることが分かります。

これが舐められると痛いザラザラの正体、

「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」です。

人間の舌にある突起は丸くぶつぶつした形ですが、

猫の場合は先端に向かってゆるくカーブし、

間に唾液が溜まるような構造をしています。

生まれて間もない子猫には、舌のザラザラはありません。

生後3~4週間で離乳食を食べ始めるころになると、

徐々にトゲトゲした糸状乳頭が生えてきます。

猫の舌がザラザラしているのは、

糸状乳頭と呼ばれる小さな突起がのどに向かって生えているからです。

猫科の動物は、犬のような強いあごと歯をもたず、

獲物の骨をかみ砕けないため、

このザラザラの舌を使って骨に付いた肉をこそげ取って食べるのです。

また、待ち伏せ型の狩りをする猫は、

捕食動物に気づかれないように自分のにおいを消すため、

セルフグルーミングの習慣があります。

ザラザラの舌は、毛づくろいのときに、

汚れやにおいを舐め落とすブラシとしても活躍します。

 

 毛づくろいのため

猫は一日のかなりの時間を毛づくろい(グルーミング)に費やします。
そのときに役立つのが、この、クシのように細かい舌の突起です。
これがブラシのように毛をとかし、毛並みをきれいに整えます。

 

 肉を削ぎ落とすため

猫の祖先のリビアヤマネコは、
ネズミのようなげっ歯類や鳥類をハンティングしてエサにしていました。
ザラザラの舌は、獲物の肉を骨からそぎ落とすときにも活躍します。

 

 体温調節のため

汗腺がなく、汗をかくことによって体温を下げることができない猫。
代わりとして、グルーミングのときに唾液で毛を濡らし、
それが気化することで体温を下げる仕組みがあります。
気化熱の作用ですね。おお、なんだか科学的!

 

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猫の舌を模したケア用品・ねこじゃすり

 

そんな猫の舌を再現したグルーミングの為のブラシがあります。

「ねこじゃすり」といい、猫の舌のザラザラが再現されています。

 

 

ヒメちーのために購入した当時は

人気で、品薄状態が続いていたんだけれど、

今は普通に楽天でも買えるのね。


【正規品】ワタオカ ねこじゃすり[猫/ヤスリ/グルーミング/スキンシップ/ブラシ]

 

ヒメちーは最初は嫌がったけど…。

最近ではすっかりねこじゃすりの虜。

ねぇやんが猫のかわりにざりざりしてあげる事はできないから、

代わりにざりざりしてもらっています。

 

 

今日のおやつ

 

今日のおやつはクレープ。

変わった形に巻いてくれるクレープ屋さんのものなんだけれど、

今日は持ち帰り用のパック忘れてきちゃったんだって。

でも無事。

こういうクレープについている木のスプーンや、

アイスを買ったときについてくる木のスプーン、

これで撫でられるのが好きな猫もいるとか…。

確かに猫の舌っぽい。

洗って取っておいて、ヒメちーになでなでしてみようかな。

 

  

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