【狭い所が好きすぎる猫】猫が狭い所を好むのは本能だった!

 

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狭い所が好きすぎる猫

ヒメちーは、箱の中や袋の中が格別に好きですが、

ほとんどの猫は、「暗い」「狭い」空間が好き。

これは、猫の祖先である野生のリビアヤマネコは

穴倉を巣にしていたことに初まります。

リビアヤマネコにととって、

身をひそめる行動は、外敵から身を守る上で、

とても大切な行動であったから、と言われています。

狭い所に入るのに適した体であることは、

こちらの記事でもお伝えしたのですが…。

 

外敵のいない(はずの)家猫が、

それでも狭いところに入りたがる理由って何だろう?

 

 

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猫が狭いところを好む理由推察

 

 狭いところが好きな理由 その1:本能によるもの

猫が狭いところを好きな理由は、やはり猫が持つ本能が関係しています。

猫は元々狩猟動物です。その名残があるようです。

獲物を狙い、敵からも身を隠し、

危険から自分の身を守るために狭いところに入ります。

狭いところで周囲に囲まれて安全で隠れていられる…。

狭いところは猫にとって、安心できる場所なんです。

 

 狭いところが好きな理由 その2:居心地が良く安心できるため

猫が狭いところに入る理由は、ズバリ、居心地が良いからです。

狭いところのフィット感が、たまらなく安心するようです。

小さくて狭いダンボールや、

どう見てもみちみちの袋を見ると、

ついつい入ってしまうのは安心感が欲しいことが理由です。

人間からすれば息苦しいのでは?と思いますが、

猫にとってはあの狭さが魅力的なんですね。

 

  狭いところが好きな理由 その3:待ち伏せ型のハンター

野生下において、猫のハンティングは待ち伏せ型。

大きな猫、ライオンや虎が、茂みに隠れて

じりじりと獲物まで差を縮めていくのを見たことはありませんか?

猫も同じで、身を隠しながら、獲物を狙うんですね。

身を隠し、獲物に気配を悟られないように、

近づいたところを捕獲する。

家猫になった現在でも、その行動の名残りがあるんです。

 

 狭いところが好きな理由 その4:獲物を確保するため

猫が野生で生きていた時代は、獲物を捕ったあと、

狭いところに持っていって確保していました。

どんな生き物でも食事中は無防備になるもの。

人慣れしていない猫が、人前で食事をすることはありません。

ご飯=獲物は隠れて食べます。

また、他の動物たちから、獲物を守るためにもこの行動は重要なのです。

獲物は絶対に渡さんぞ!と主張して大切に保管していたんですね。

その名残が今でもあるようです。

また野生化の猫の重要な餌、ネズミは小さい穴や狭いところにいます。

穴に侵入して捕らえることもしていたようです。

同じネコ科でもヒョウは樹の上に餌を運び、

他の外敵から餌を守る行動をとります。

クリックでモザイクが外れます。

 

 狭いところが好きな理由 その5:暑さや寒さから逃れるため

猫が狭いところが好きな理由として、暑さや寒さ対策をしていることが分かっています。

特に猫は寒さが苦手なので、狭い場所にいることが多いです。

狭いところに入る事で、体温を外に逃がさずにいられるんですね。

狭くて暗い場所は、寒さ対策になり、気持ちも安心できるようです。

また、暗い穴倉の中は直射日光も当たりません。

夏の暑さからも身を守ることが出来るのです。

 

半分陽に当たり、半分は隠れる、

などと言うよくわからない行動も取りやすいですね。

 

 狭いところが好きな理由 その6:一人になりたいため

猫は野生下において、単独行動をする生き物です。

狭いところに入ることで、猫のストレスも軽減されることが分かっています。

つまり猫自体、精神的に癒されることが理由です。

また猫が病気をした時には、狭いところでじっとしている傾向があります。

つまり回復するのを一人で静かに待つわけです。

これはやはり本能に由来しますが、

弱っている姿をさらしてしまう事は、

自分が捕食される側に回ってしまうと言うこと。

飼いネコであっても、一人になれる空間を作ってあげる事は大事なことです。

猫の先祖は敵に見つからないように休んだり、

ケガをしてしまった体の回復を待つための休息をするために、

狭く、暗い穴倉に潜んでいました。

この本能的な行動が、現代の猫が狭い隙間を好む行動につながったと言われており、

狩猟生活をしていた頃からの記憶として、

猫の習慣になったとされています。

突然の来客や、恐怖を感じた時に、暗闇の中で、

ひっそりとこちらを見つめていることもあります。

また、何か気に入った物や獲物を見つめていることもあるようです。

獲物をしとめる瞬間をじっと待つ場所としても、獲物を運ぶ場所としても、

体を休める場所としても、狭い隙間や薄暗い場所はとても大切なのです。

 

 

猫が狭い所が好きな理由・まとめ

まとめとか言っちゃったけれど…

どう考えても理由はこれよね。

「好きだから」。

狭い所が好き、かつ、狭い所に入るのに向いている体のつくりをしている、

と言う事が、猫が狭い所に入り込む大きな理由ですね。

 

 

狭い所が大好きな猫

ヒメちーってばホントみっちみち。

本能なのでほっといてください。

邪魔しないで―!

ヒメちーの可愛い寝姿を見ると、

邪魔したくなっちゃうのもねぇやんの本能なのよー。

 

  

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