【戦争でペットも「難民」に】 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫たち | ヒメとまいにち

【戦争でペットも「難民」に】 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫たち

 

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戦争が脅かすのは人の命だけではない。

 

国連難民高等弁務官事務所によると、

ロシアによるウクライナ侵攻開始以降、

これまでに約270万人がウクライナから国外に脱出した。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

AP通信社

 

侵攻の犠牲になったのは人だけではない。ペットも同じだ。

避難する人の中には、ペットを連れた人の姿も多く見られる。

避難バスは人のためだけのもので

ペットは乗せられず、国境まで歩いて逃げてきた人。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

読売新聞Twitterより

 

自宅にペットを置いてこざるを得なかった人も多くいる。

ウクライナからは脱出したものの、

そこから先は一緒に連れていくことはできない。

置き去りにされる運命のペットを救おうと、

ドイツのザクセン州ケムニッツを拠点に活動している動物愛護団体が、

ウクライナとの国境にあるポーランド南東部の村メディカに避難所を設けて、

置き去りにされてしまうペットを保護している。

それだけでなく、同組織はドライバーを募集してウクライナの小さな村々を回り、

野犬や置き去りにされた小動物を探して、食べ物を配っている。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

AP通信社

ドイツの動物愛護団体「ホワイトポー」は複数台の車を使って

キエフから犬38匹、猫32匹を避難させ、

ウクライナ国境に近いポーランド南東部プシェミシルの外れにある動物保護施設に引き渡した。

施設の担当者は「動物たちは疲れ、おびえている。まだ食欲もない。

休んで環境に慣れる必要があるが、そのうち元気になるだろう」と語った。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

FNNプライムオンライン

 

このロシアによるウクライナ侵攻で、

すでに多くの人命が失われた。

と、同時にペットたちの命も脅かされている。

自宅が爆撃に合い、人も、ペットも命を落とした例もあるだろう。

命からがら逃げてきて、

この先、ペットは連れて行けませんと言われる絶望感。

親や、子でさえ引き離されることもあるのに、

ペットの事に気をかける余裕なんてないのかもしれない。

もしも自分がこういう状況に置かれたらどうするだろうか。

 

 戦争による避難、自分のペットは?

うちでは、災害時に、ヒメちーの事をどうするか話し合って決めてある。

 

災害と、この戦争を同列に語るのは間違っているかもしれないけれど、

生まれた時から戦争のない平和な国に生まれて、

けれど、どの国だって、いつ、他国に侵略されるかなんてわからない。

日本だって、もしかしたら明日、

他国からいわれのない攻撃を受けるかも。

他の国へ脱出する手段を講じてもらえたとして、

犬も猫も、鳥もハムスターも、金魚も。

それらの人ではない生き物は連れて行くことはできないと言われたら?

それでも、ぎりぎりまで、行けるところまでヒメちーと一緒に行くだろう。

その先は?

ままちゃんはヒメちーと一緒に残る、と言いそうで怖い。

どなたか、親切な人が、

ヒメちーを保護してくれる、と言ったとしても

ヒメちーの事を置いていけないかもしれない。

もちろん、ペットを置いて行くという決断をした人を責めるわけではない。

東日本大震災の時、熊本地震の時、

ネットではペットを置いてきた人を責める声があった。

誰にそれを非難する資格があるのだろうね。

大小かまわず、命を奪おうとする人たち。

小さな命を救おうと奔走する人たち。

どちらも同じ人のすること。

当たり前だけれど、戦争は、人々の小さな日常も奪っていく。

戦争に正義はない。

暴力で、武力で、人を脅し、言う事を聞かそうと言う

そう言う行為は許してはいけない。

今、わたしに出来る事は、寄付以外になにがあるのだろう。

考えても考えても、答えは出ないかもしれないけれど。

 

 

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今日のヒメちー

 

戦争はいつだって弱いものから犠牲になります。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

この平穏な時間っていつまでも続かないのかもしれませんね。

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

戦争でペットも「難民」に 飼い主と離れ離れ、増え続ける保護犬や保護猫

それでも何かできないかと考える事は、

悪あがき、と呼ばれるかもしれないけれど、

あがけるのならあがいて行きたい。

 

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コメント

  1. 本当にそうなんですよね(*´ω`*)

    そして、保護施設で保護できても、故郷に帰ること叶わず、施設で旅立ってしまう子たちもいる。

    そういった子たち、動物園や水族館の動物たち、全て含めて、戦争の犠牲者であることは変わりないですもんね。

    大小ありきですが、なにかアクシデントに見舞われた時、ペット同伴の避難、展示動物や飼養動物たちの転移先がしっかり確保されている。ってな事が当たり前の世の中に少しでも近づけるよう、僕も小さいながらも、出来ることはガッチリやっていかねばです。

    • 最近ではようやっと、ペット同伴可の避難施設の設置も進んできました。
      それでもそこに行くまでが困難な場合も…。
      どんどん新しいニュースが入って来ます。
      置き去りにされ、銃撃に合い、手や足を、命を失った動物たちの姿を見るのは悲しいです(´;ω;`)
      もちろん人もですが…。

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