猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意 | ヒメとまいにち

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

 

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猫の目は光を集約するレンズ。

 

夜行性動物であるネコは暗闇でもモノがよく見えます。

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

ひとの目と比べても約7分の1の光の量で十分に見えるようです。

その理由の1つは暗闇で光る目。

夜に外でネコと出合うと、光に反射したようにネコの目がキラリと光ります。

それは、ネコの目には網膜の後ろに

タペタムという反射板が付いているからなのです。

 

網膜の視神経を刺激しながら入ってきた光を反射し、

網膜に返すことで、わずかな光を2倍にして、

暗いところでも鮮明に見えるようになっています。

これは本来夜行性の猫が、

暗闇でも獲物を捕まえることができる、という、

猫の目の最大の特徴になっています。

 

 フラッシュを使って猫の目を撮影すると失明してしまう?

だいぶ以前ですが、X(旧Twitter)でそんな投稿が話題になりました。

専門家は「1回だけのフラッシュで失明する可能性は低い」と説明する一方、

「けいれんを引き起こす可能性はある」と注意を促します。

強い光は犬や猫に、どのようなダメージを与えるのか。

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

動物の目が専門の獣医師によると、

「フラッシュ撮影が犬や猫に失明をひきおこすという科学的なデータは、

私が知る限りではありません」と前置きした上で、

「目に強い光を長時間照射すると網膜に障害が出るということは、

犬を含む多くの動物で報告されています。

これは猫にも同様に言えるものだと考えられます」との見解です。

「目に強い光を長時間照射する」。

これはひとだって無理。

日常このようなことが起こるとは考えにくいですが、

強い、とはどの程度、長時間、とはどの程度を言うのでしょう。

 

 

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猫のおもちゃ、レーザーポインターは安全か。

 

人気のある猫のおもちゃ、レーザーポインター。

猫の食いつきが良い!夢中になって遊ぶ、と

レーザーポインターについては飼い主さんの評判も良いようです。

ヒメちーも大好き。

ヒメちーがまだ小さい頃に購入したのですか、

あまりにも遊びすぎるため

時間制限を設けて遊ぶほどでした。

 

猫が夢中になって遊ぶと、我を忘れてしまうもの。

遊んでいる最中に目に入ってしまうこともきっとある。

レーザーポインターの光は、猫の目にとって、

安全なものなのでしょうか。

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

レーザーポインターには、その光の強さによってクラスが決まっています。

猫のおもちゃに使うのは、通常「クラス1」という規格の

一番弱い光のレーザーポインターがよいと思います。

市販されている猫用のレーザーポインターはほとんどクラス1ですが、

もし人用のレーザーポインターを使う場合は、十分に注意が必要です。

猫用のレーザーポインターは一番レーザーが弱いもの、と言っても、

故意に猫に目や皮膚に当てると、障害が残ったり、

皮膚に異常が起きる可能性があります。

絶対に故意に、猫にレーザーポインターを当ててはいけません。

または、レーザーポインターではなく、

LEDを使ったLEDポインターが猫との遊びには向いているのかもしれません。

LEDは無害なので、更に安心です。

最近は、猫用商品にはLEDポインターが増えているようです。

LEDポインターは無害ですが、

それでも猫の目には直接当てないように注意しましょう。

 

 クラス1って何?どうやって確認するの?

クラス1は出力の大きさの単位です。

クラス1は0.2mW前後の出力で、

100秒間直視し続けても安全と言われるレベルです。

主に玩具用と使用されている規格で、

PSCマーク認定レーザーポインターとなります。

クラス2の出力は1mW未満で、

0.25秒未満までは直視しても安全に使用できるレベルです。

クラス1とクラス2では大きな差がありますね。

消費生活用製品安全法に定められた

JIS規格クラス1レーザー検査と言うものがあり、

これに合格し、国内で製造と検査行っているものには

「クラス1」という表記がされています。

この「クラス」は海外での基準とは大きく違うことに注意しなければなりません。

猫と遊ぶためのおもちゃは、

やはりこのように安全が表記されたものを選びたいですね。

*リンクに貼ったレーザーポインター二種は

猫専用のレーザーポインターとして開発されたので、

JIS規格クラス1(最大出力:レーザー光の強さが0.39mW以下)となっています。

 

さて、なぜこんな話をしているのかと言うと、

先日の記事、

ヒメちーがもろに携帯の充電ランプを浴びていることが

大丈夫なのだろうか、と気になったからです。

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

残念ながら、携帯電話の充電ランプの光量は

調べることができませんでした。

人の目に見てもまぶしいというほどの光ではありませんし、

ずっと見続けているわけではありませんので

大丈夫かとは思いますが、

これからは裏返して、

ヒメちーの目に光が当たらないようにしたいと思います。

ヒメちー
ヒメちー

まぶしいのは実は苦手です。

猫の目に光を当てても大丈夫?レーザーポインターで遊ぶときの注意

まぶしい時には目を細める姿が、猫にはよく見られます。

ひとがまぶしいと思う光量は、

きっと猫にもまぶしいはず…。

 

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コメント

  1. ひめちーって本当に目がキレイよね、色がね‥表現できない澄んだ色で。
    人工的な光は直接目に入ると人でも腐海極まりないので猫ちゃんやワンコはもっと嫌だと思います。
    夜散歩のワンコだと車のライトがモロに直接だから可哀想ーってずっと思ってました

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