キャットドーム編み方備忘録
ずいぶん前にX(旧Twitter)で見かけたキャットドーム。
猫がすっぽりと入る様に一目ぼれをした。
編み物なんて得意じゃないのに編んでみたいと思う、
ああ、なんて無謀。
色々調べていくうちに
しずく堂さんという編み物作家さんの作品であることが判明。
…ところが編み図の販売は終了してしまっていた…。
編み図なんてない、ネットを漁って
編み目やちょっとしたワードをすくい上げて
ようやく完成し、ヒメちーも喜んで入ってくれた。
編み方が緩かったのか、ヒメちーが乱暴なのか
2年使ってヘタって来てしまった。
それで編みなおしたのが昨年末。
二代目キャットドームの完成。
本当は編みながらちゃんとメモと写真を撮れればよかったのだけれど、
編むのに精いっぱいできちんと残してないのよねー。
そういう訳で自分的キャットドーム、編み方備忘録。
画像は以前のものも含まれます。
キャットドーム材料
使う毛糸はハマナカジャンボニーと言う極太の毛糸。
2.7キロのヒメちーが入る大きさで１３玉。
編み針は１０号と言う見たこともないくらい太いもの。
あまりお店では見かけないサイズなので
楽天で購入しました。
編み始め
・鎖あみでわっかを作り、細編みで立ち上げる。
最初は9目。
包まれる糸二本を包み込みながら細編み。
・包み編みと言う編み方で編む。
編む糸と二本取り包まれる糸で最後まで編みます。
通常の包み編みは、
同じ段の目を広い編みますが、
キャットドームでは同じ段の目を拾った次は
一つ下の段の目を拾います。
編み目が奇数なのはこのためです。
通常の段を拾い、下の段を拾い、
編み進めていくと交互に拾う形になります。
編み段を二段で一段と数えて編みます。
キャットドーム編み段数
編み図のような高度なものは書けないので
原始的に編み目段数を。
| 段 | 目数 | 目数増減 | 増減箇所 |
| 編み始め | ９ | ||
| １ | ９ | ||
| ２ | 17 | プラス８目 | ４目置き |
| ３ | 25 | プラス８目 | ６目置き |
| ５ | 33 | プラス８目 | ８目置き |
| ７ | 41 | プラス８目 | 10目置き |
| ９ | 49 | プラス８目 | 12目置き |
| 11 | 57 | プラス８目 | 14目置き |
| 13 | 65 | プラス８目 | 16目置き |
| 15 | 73 | プラス８目 | 18目置き |
| 17～31 | 81 | 増減なし | |
| 32 | 73 | マイナス８目 | 18目置き |
| 34 | 65 | マイナス８目 | 16目置き |
| 36 | 57 | マイナス８目 | 14目置き |
| 38 | 49 | マイナス８目 | 12目置き |
| 40 | 25 | マイナス24目 | 6目置き |
減らし目増やし目は一か所で二目づつ。
最後の段は３目を一緒に中長編みの玉編みで25目にする。
・包まれる糸は適宜引っ張りながら編む。
わかりやすくするため包まれる糸を白にしていますが、編む糸と同じ色で。
増やし目と減らし目で球状にしていきますが、
包まれる糸を引きながら形を整えます。
引っ張りすぎると形がゆがむので注意。
引っ張るのを忘れると裏で糸がたわむので注意。
編みあがり
編み上りはドームと言うよりもとっくりのイメージ。
型崩れしてきたら手で直す。
以上です。
わかりづらいと思うので、編んでみようという方、
お気軽にご質問くださいね。
ねぇやんの失敗の歴史。
失敗から学ぶものもきっとある。
こんがらがっちゃったらぜひ失敗記事をご覧になってください。
今日のヒメちー
とろいねぇやんを持つと大変です。
まあ、ヒメはできる猫なので気長に待つこともできますし、
少々へたくそでも我慢できますが。
中はいたって快適です。
これでふたが付いていて、
ねぇやんに覗かれる心配がなければ完璧ですが。
ふぅー。
あ、あ、ヒメちー!
そうやって入り口に力かけるからすぐに形が崩れちゃうのよー。
まあ、気に入ってくれて使ってくれれば何よりだけれど。
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