値引き商品を買うのはお得?お得じゃない?
スーパーやコンビニエンスストアで見かける「値引き商品」。
これを買うか買わないか。
わたしは買います。
もちろん、必要なもの、鮮度に問題の無いものを。
値引き商品と一口に言っても様々な理由で値引かれています。
まだ賞味期限に何の問題もないのに
お店側の都合で陳列しないことになったものなど、お宝だと思っています。
わたしもお得、お店もお得のwinwin。
手に取らない理由はないですよね。
近年食べ残しや売れ残りの食品が廃棄される「食品ロス」の問題が広く知られるようになりました。
「値引き商品」は、環境を守るためにも意義のある食品だと思われますが、
一方で、「値引き商品を手に取っているところを見られたら恥ずかしい、
陰口を言われそう」と思う人もいるようです。
「値引きシールの貼られた商品を買う? 買わない?」というアンケート調査によると、
アンケートに答えた1,366人中1,270人と大多数を占める人が、
値引きされた商品を買う、と言う結果になりました。
値引きされた商品を買う理由はさまざま挙げられました。
『今日使う(食べる)ものだったら買う』
『献立に悩んでいるときには買う』
『すぐ使えそうなメニューが浮かんだら買う』
『夕飯作りの時間がないときは、値引きシールのついているお惣菜を買う』
『冷凍で長持ちするものなら。廃棄するよりずっといいと思う』
『冷凍できる肉は多めに買って冷凍ストック』
『普段買わない嗜好品が値引きされていたら買う』
『元々高いものならこれを機に買ってみようと思う』など、
多かったのは「近日中に使うものであれば」という声。
値引き商品が食品である場合、
多くのものが消費期限や賞味期限が迫っていることも理由にありそうです。
買わないを選択した方たちが答えた買わない理由はたったひとつ。
「鮮度」を気にする声でした。
『消費期限前なので大丈夫だとは思うが、鮮度が心配。特にお魚は不安』
『お刺身は臭みがでるのであまり買いたくない』など。
また、安いからと言って買って、結局使わない・食べないという、
商品・食品の再ロスにつながるという声もあったようです。
商品が値引きになる理由は?
値引き商品が支持される理由はどこにあるのでしょうか。
それは買う側(消費者)と売り手側(生産者)の両方の視点があると考えられます。
消費者側の視点とは
一番は節約意識にありそうです。
物価の高騰が叫ばれて久しい昨今、同じものを買うのであれば少しでも安く、
と考える人も多いのではないでしょうか。
さらにもう一点は限定商品の価値です。
値引き商品の多くは、期間や数量が限定されていることが多いもの。
そのチャンスを逃したくないと考える消費者行動もありそうです。
また、アンケートにもありましたが、
普段は買わないもの(価格、指向とも)を試してみるチャンスともとらえられます。
生産者側の視点とは
一方で生産者側にもメリットがあります。
まずは余剰在庫・食品ロスを減らせること。
そして値引きシールを貼ることで、消費者の購買意欲を高められる点。
さらには値引きで購入し気に入ったものであれば、
値引きをされていなくてもリピーターになるかもしれません。
形が悪いというだけで販売ラインに乗らない野菜。
箱がつぶれたというだけの商品。
商品棚の入れ替えによる余剰在庫。
使う・食べるに何の支障もないものであれば、
お手頃価格で買える、というメリットがあります。
双方にメリットがある値引き商品。
ただこれはお店の側との信頼関係も重要なようです。
明日までの賞味期限の1リットルの牛乳。
なぜこれは昨日のうちに値引いてしまわなかったのだろう…と思ってしまいます。
しなしなになった野菜。色の変わったお肉。
これらはいくら値引きされていても買おうという気持ちは起きませんね。
大丈夫?安物買いに依存していない?
半額だ、安かったから、などと手にし、
家の中にストック品がありすぎるなら、安物買いに依存しているのかもしれません。
家の中に各種ストック品が大量にある
トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンタオル、各種洗剤、
シャンプー、コンディショナー、歯磨き粉、歯ブラシ、調味料、
乾き物のおやつ、ストッキング、靴下、下着など消耗品がたくさんあり、
そのようなストックが場所をとり、在庫を正確に把握できていますか?
もしかしたら、買ったときは賞味期限は大丈夫でも家の中で切らしてしまっているかもしれません。
セールや値引きに逆らえない
割引セールがあると聞くと、買いたい衝動が抑えられず、まめに足を運びます。
交通費をかけて、100均商品の店舗巡りなど、この典型かもしれません。
買ったもののことをよく忘れる
クローゼット、押入れ、物置に、たくさんの在庫を抱え、
もはや何がどれだけあるかわからない状態。
たまに整理整頓をすると見覚えのない物がたくさん入っている。
在庫を覚えていないからまた買ってしまうというスパイラルに陥っていませんか。
セール情報のリサーチに生活の大半の時間をさいている
どこでセールがあるか、今日のお買い得品は何か、
新聞のチラシやフリーマガジン、メールマガジン、
ホームページなどを毎日チェックし、店舗に用もないのに足を運ぶこと。
お買い得品のリサーチに時間がかかりすぎて、
家事などほかのことが手薄になることもしばしばです。
いやなことがあるとセール品を買う
気分が落ち込んだときは、セールで物を買って、気分をあげようとします。
値引き品を買ったときはうれしい。
買い物したその瞬間は、「買ったよ、勝ったよ」とうれしくてしかたがないけれど、
あとになって「またやってしまった」と後悔しませんか?
安かろう、悪かろうを大量消費
例えば100均商品。安くてお得、と思うかもしれませんが、
ちょっと待って。この商品はもともと100円。
100円で売っても利益が出るよう設定されて作られているのです。
中には、他のお店で500円で売られている物と、まったく同じ、
むしろほかのお店ってぼったくり過ぎじゃない?と思うようなお宝商品もありますが、
たいていのものは、100円なりの商品です。
安かったからと買って、結局使わない、
すぐに壊れてしまった、と言うことはありませんか?
食品などは100均専用に作られていて、内容量が少ないものもあります。
これでは本当にお得かどうか…怪しいところです。
消費者は賢く、見極めねばなりませんね。
先日、お店のほうの商品在庫の事情で値引きになっていたジャム。
普段、安売りの時で198円のもの。安い。
もちろん買いました。
消費期限は2025年4月。
早速クリームチーズと合わせてトーストに。美味しーい。
半額で買ったら倍食べられる。
こういう発想ですが、買わない手はないですよね。
あら。これってなに依存かしら?
今日のヒメちー
ヒメはエコな猫です。無駄なものは買いません。
また、無駄にしたりもしません。
ヒメが今座っているのはいもーとのスカートだったもの。
前にあるトレイはままちゃんが使っていたトレイです。
どちらも中古ですし、半額で手に入れたようなものです。
いや、ヒメちー、トレイはともかく、
スカートはちゃんといもーとに買いなおしてるから…半額じゃないかも。
このトレイはこのように、足を置くにも便利。
また、夏には入って寝ることも可能です。
まったくよきものをゲットしました。
半額サイコーです。
ぺーろぺーろ。
さて。
またお得な品を見つけに行きますか。
確かにヒメちーは新品を買ってあげるよりも、
誰かが使ってるものを欲しがる。
そしてそれはずっと大事にしている。
人は猫を見習わなくてはならないかも。
コメント
ひめちー、偉い!可愛いだけじゃない!家族のにおいが安心だもんね。100円ショップのは工業製品のニオイきついこともあるからね。
私もセール大好きでした。服は必ずセールで大量買い。
でもセールの勢いで買った服‥大事にしない。
試着も大慌てでするから、癒えて着てみたらシルエット似合ってないとか‥失敗多い。
なので最近はプロパーを、タイミングを見て10%引きくらい(ルミネの日とか)で買って長く大事に着るように変えました。