猫のいる家では片付けは捗らない。
ままちゃんは相変わらず断捨離中。
ただ片付けをしてるだけだから断捨離とは呼ぶな、と言われた。
断捨離ってお気軽に使うけれど、本来は
沖正弘が提唱したヨーガの思想。1976年の著書『ヨガの考え方と修業法 上巻』において
「断捨離」という語が使用されている。
作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している、
不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。断捨離とは、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、
身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。
断捨離のそれぞれの文字には、
断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)の意味があります。
このような意味があるらしい。
誰が言いだしたのかわからないけれど、言葉って形骸化するよねー。
ただ、不要なものを片づけるのは良い事だと思う。
良い事です。
ここの扉の中って、こうなってたんですねー、
ヒメがおうちに来てから初めて知った気がします。
ここの扉にはなぜか10年以上前に乗っていた車のカタログや、
ドコモダケが表紙の携帯電話のカタログが山ほど入ってた。
もちろんぱぱちゃんの仕業。
ブチ切れたままちゃんが全部出して、
本当に要るものだけを戻しなさい。
と言った。
恐ろしやー。要るものはたったこれだけになった。
ここの棚には本当に必要なものだけ…。
ある意味間違いではない。
ヒメちーも立派なうちの「いるもの」。
でもねー、ヒメちー、降りてきてくれないと、
他の物しまえないじゃない。
降りてこないとごみに捨てられちゃうわよ。
え?
どれがゴミですか?
ゴミは…ないような気がします。
ここにはヒメだけ…。あ!
ヒメの事、ごみ呼ばわりですね。
ねぇやん、許せません。
ね、ねぇやんが言ったんじゃないわよー。
ままちゃんよ、ままちゃんがそう言ったのよ。
まったく。ままちゃんがそんな事言うわけないじゃないですか。
あれ?なんだかここも変ですねえ…。
あ。やめてください。
まだヒメ居るです。
ヒメのベッドで押してこないで—。
ままちゃーん。
ねぇやんがまたひどい事してきます。
片づけようとする先々でヒメちーが邪魔をする。
猫のいるおうちの人は、
片づけなんて捗らないわ。
今日のお昼はマツコトースト
忙しくしてるままちゃんに代わって、
お昼はわたくし、ねぇやんが。
この間、「マツコの知らない世界」でやっていた
マツコちゃんが大好きだと言う、名付けてマツコトースト。
ゆで卵を粗みじんに切って、マヨネーズと胡椒で和えたもの、
所謂卵サンドの具を食パンに乗せて焼いたもの。
そのまま卵サンドとして食べても美味しいけれど、
焼くとね。また感じがガラッと変わる。
美味しーい。
また作ろう。
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