「猫」を社会学的に研究している東大教授がいる!?
「猫って、なんでこんなにかわいいんだろう…?」
猫好きなら誰しも一度は考えたことがあると思います。
そうなんです。猫はどう考えてもかわいいのです。
この素朴な疑問について調べていたら、「猫社会学」という言葉にたどり着きました。
「猫社会学」とは、東京大学大学院教授の赤川学先生が提唱している学問で、
社会学の視点から「猫」という存在にアプローチしているんだとか。
2024年6月には『猫社会学、はじめます』という本まで執筆されているそうです。
「猫社会学」とは、社会学の枠組みを使って、猫と人間の関係性を読み解く学問です。
社会学の領域で言うと、東日本大震災や能登半島地震などの
災害時における「ペット避難」の問題を研究することもそうです。
これまで社会学では、人間同士の関係性が主な研究対象でした。
現代ではペットが家族の一員として扱われることも多い。
ならば、猫と人間の関係をきちんと研究するべきじゃないかと思ったのが
研究のきっかけなのだそうです。
あとは、何よりもが赤川学先生猫好きだから、なんだとか。
猫好きの人に悪い人はいない。
「猫」にフォーカスした学問というのはかなり珍しい
猫が人間と共存し始めたのは、約9,500年前と言われています。
当時、猫のかかわりは犬と違って人間が家畜化ものではありませんでした。
猫はもともと、ネズミを捕るために人間のそばにいた“ハンター”。
エジプトやメソポタミアの古代文明の頃から、
人間と猫は緩やかに共存していました。
そのため、国の風土や文化によっても猫の扱いは大きく異なります。
例えば、キリスト教圏では「魔女の使い」として忌み嫌われた歴史があります。
その一方で、日本では平安時代の天皇が猫を献上され、
愛玩動物としての歴史が始まりました。
猫の家飼いの推奨は世界的に見てもいち早く取り入れられ、
日本は特に猫好きの文化だと言ってよいと思います。
猫をかわいいと思う「7つの要素」とは?
生物学的に見ても、猫は“かわいく見える要素”を持っていると言われています。
大きな目、丸い顔、小さい鼻。
いわゆる「ベビースキーマ」と呼ばれ、生き物の赤ちゃんに見られる身体的な特徴です。
そしてそれは成猫になっても失われない。
つまり、人間が本能的に守りたくなる特徴というわけです。
①猫は、人間にベタベタしすぎない。
あのツンデレな態度が、逆に「もっと構いたい」という気持ちにさせてくれます。
②これは猫によります。
が、何匹の猫と暮らしてもそれぞれ違う楽しさがあります。
③猫は人間の言葉を話せませんが、鳴き声や仕草、
しっぽの動きなどでコミュニケーションをとります。
その曖昧さが「この子、何考えてるんだろう?」と人間に想像させ、
より、深く猫のことを知りたくなります。
④飼いやすさは断トツです。散歩も躾も必要ない。
猫は猫のしたいことを優先してあげればいいのです。
⑤猫は無表情である、と言われますがそんなことはありません。
ベビースキーマは完璧な造形と豊かな表情と言えます。
⑥猫との暮らしはさながら女王と下僕。
無償の愛がここにはあるのです。
⑦猫はいつも幸せそうな顔をしています。
快適な寝床と美味しいごはん。遊びたいつったえると遊んでくれる飼い主。
その様子を見ることは至福な時間でもあります。
愛猫とコミュニケーションをとれているような気がする。
これは人間側がそう思い込んでいるだけ。これにつきますが
これもまた猫の大きな魅力の一つと言ってよいでしょう。
「ごはんが欲しい」「抱っこしてほしい」あるいは「布団になれ」。
猫自身が話してくれるわけではないので、本当に要求しているのか、
そして満足しているのかはわかりません。
ただ、それでも猫側がなんとなく受け入れてくれたり、
反抗もしないでその場にいてくれたりするということは、
満足してくれたんだろうな、と感じさせます。
そのような関係が続いていくのが、まさに猫とのコミュニケーションなのですね。
猫は思い通りにならない。でも、それが良い
前提として、猫は遊ぶのが大好きです。
特に「狩猟本能」を刺激するようなおもちゃは、猫にとって最高の遊び道具になります
ただ、おもちゃ選びという点は結局、趣味嗜好の部分なので“猫次第”です。
何個もおもちゃを買ってみても、
まったく見向きされなかったモノもある、と言う方は多いでしょう。
また、昨日までは遊んでいたのに、急に遊ばなくなったり。
遊び方が違う、と怒ったり。
そういう思い通りにならないところもまた猫の魅力です。
赤川先生は「猫は、かわいい」──本当はそれだけで十分なんです。と語る。
猫って、人間のために何かしてくれるわけじゃない。
それでも、愛される存在であり続ける。そこがすごい。
猫と人間の関係は、まさに「純粋な関係性」。
そこには利害関係がなく、「ただ一緒にいるだけで幸せ」という感覚があるはずです。
そんな猫と人間の幸福な未来を、これからもつくっていきましょう。
との思いで赤川先生は「猫社会学」を研究しているのだそうです。
今日のヒメちー
こんにちは。かわいいの代表、ヒメです。
かわいい生き物の代表であるはずなのに、
今、こうして虐待を受けています。
あーーーれーーー。
虐待だなんて人聞きの悪い。
ヒメちーせっかくピンクのお鼻に生まれたのに
すぐ黒くしちゃうから、きれいにしなくっちゃなのよ。
お鼻の汚れもチャームポイントとか言わせないわよ。
汚れは汚れ。
つけておいて特に悪いということは無いけれど、
汚れならばtらないとねー。
ひ~~~~~。
お鼻の汚れもかわいいポイントなのですー。
ヒメちーの場合、耳垢を後ろ足でとる、
耳垢が付いた足を舐める、で
鼻が汚れてしまう見たい。
耳垢多い系女子?
ついでにあんよもきれいにしましょうねー。
ねぇ、皆さん。
かわいい猫にこんな事していいと思いますか?
ダメですよね。
かわいいのならすべてを愛すべきです。
お鼻の黒い猫、全否定です。
まあ、そうねー。
例えばお鼻が最初から黒かったりすれば、
それはそれでかわいいポイントと呼んでいいけど…。
やっぱり汚れはダメよー。
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