小動物に対して、ボーガンを撃ってみたいと思いますか? | ヒメとまいにち

小動物に対して、ボーガンを撃ってみたいと思いますか?

ボーガンの所持規制

 

スポンサーリンク

ボーガンの矢が刺さった猫が発見された事件

タイトルがちょっとショッキングで申し訳ありません。

滋賀県で、ボーガンとみられる矢が刺さった猫が

見つかったことを、今年3月に書きました。

ボーガン正式名称はクロスボウというのですが、

ここに来て、ようやっと規制の動きが見られました。

 

スポンサーリンク

ボーガンが23県で有害玩具に指定される

 

 ボーガンによる事件

今年6月に起きた宝塚市の1家4人がボーガンで殺害されるという事件後、

警察庁がボーガンを使った事件の発生状況を調べたところ、

2010年から今年6月までの10年半に全国の警察が32件を摘発していた。

うち刑法犯は23件。うち13件は殺人や殺人未遂、

強盗致傷など人を傷つける事件で、ほかに脅迫や器物損壊などを適用した。

特別法犯は9件で、ネコを殺した動物愛護法違反や、

人に害を加えるのに使う器具を隠し持つ軽犯罪法違反などがあった。

過去のボーガンによる事件などを踏まえ、

各自治体は18歳未満へのボーガンの販売、貸し出しを禁止し、

違反した販売店などには30万円以下の罰金を科す。

青少年健全育成条例などでボーガンを有害玩具に指定しました。

警察庁によると、8月末時点で23県が条例で規制していて、

うち10県は宝塚市の事件の後に規制対象にしたという。

これではね、大人は買えちゃうと言う事で、ちょっとどころかうんと甘い話です。

 兵庫県での規制条例

ちょっと古いニュースですが、兵庫県では、

全国に先駆け、ボーガンの規制条例が成立されました。

クリックで全文が読めます

兵庫県、ボーガン規制

NHKニュースより

兵庫県ではさらに、ボーガンを所有する県民全員に、

氏名や住所、型式などを県に届け出るよう義務づけ、

違反した場合は5万円以下の過料の罰則を設けています。

ちょっと安すぎるけどね。

また、県は必要に応じて所有者や販売事業者に報告を求めたり、

立ち入り調査を行ったりできるとしています。

18歳未満の子供だけでなく、大人にまで対象を広げたのはとても素晴らしい事だと思う。

けれど、しょせん条例は条例。

なんでこんな危険なものが銃器ではないといえるのか、本当に疑問です。

条例ではなく、銃刀法の適用をして欲しい。

それでも小さな一歩だけれど、一歩進んだ。

これ以上、小さな命が、ボーガンの標的になりませんように。

 ボーガンは銃器ではない?

銃刀法では銃や刀剣類を所持するには

都道府県公安委員会の許可を受けることを義務づけているが、

ボーガンは対象ではない。

警視庁が撮影、確認したボーガンの威力の映像を見つけました。

警察庁がボーガンの射撃実験、その威力を確認

これが銃器ではないと?

この威力ならば、距離が近ければ、

ヘルメットをかぶっていたって貫通してしまう。

今まで死亡例が少ないのは、単に、撃った側の人間がへたくそだっただけで、

人の体など、簡単に貫通する威力を持っている。

これが本当におもちゃだといえるのかしら…。

ボーガンの矢が体を貫通した猫の画像です。

クリックでモザイクが外れますが、

少しショッキングな画像ですので、気を付けて閲覧してください。

ボーガンの矢が刺さった猫

ボーガンの矢が刺さった猫

ボーガンの矢が刺さった猫

過去にはゆりかもめも

ボーガンの矢が刺さったゆりかもめ

猫の体で、この太さのものが刺さってる。

想像してみよう。

人だったら物干しざお?剣道の竹刀?

もしかしたら交通標識のポールぐらいの太さのものが、

自分の体に刺さっていることになる。

これって、遊びでやれるものでは絶対にない。

明らかな殺意を持って、撃っている。

違うというのなら、自分の体に、等倍した太さの槍を刺してみてほしい。

タイトルへの答えですが、

いいえ、わたしは撃ってみたいとは思いません。

 

すやすやと眠る猫

すやすや眠るヒメちー。

ボーガンに規制

あ、写真撮ってたら気づかれちゃった…

ボーガン所持に規制

ボーガン所持に規制のニュース

ボーガン所持に規制のニュース

そんな迷惑そうにしないで―。

ボーガン所持に規制

ボーガン所持に規制のニュース

ふわふわ柔らかく、愛しい小さい命を、

自分勝手な悪の衝動で

危険な目に合わせる行動は許せない。

このエントリーをはてなブックマークに追加  ブログランキング・にほんブログ村へ

よろしければ読者登録お願いします。
ヒメとまいにち - にほんブログ村
スポンサーリンク
動物ニュース 時事ネタ 雑記
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ヒメとまいにち

コメント

  1. 野良猫が敷地内にたむろしている。追い払う必要がある。刺さらないボーガンがあれば、いいと思う。猫とゴキブリの違いが分からない。同じく生き物。猫をそれほどかわいがるなら、きっちり管理するべき。管理もしないのに、猫を傷めつけるなとか言うことがおかしい。猫なんてねずみ講式で増えて仕方ない。保健所もどんどん野良猫を捕まえるべきである。野良犬は処分してきたくせに、野良猫を野放しで、動物愛護とか言ってるのが意味不明。
    ボーガンで撃つのは敷地内なら勝手だと思う。それがだめだというなら、まず野良猫を処分するべき。猫や猿を可愛いという人間がいるが、これらは犬みたいに飼育できない。飼育できないようなけだものに動物愛護てゃなんぞや。
    ネットで検索しても、猫、猫除けとヒットするくらい、猫は世の中で嫌われている。
    それが事実。
    動物愛護というなら、ボーガン禁止というなら、まずペットの猫はリードをつけたり、ケージでにいれるとか家から出さない。道をうろつく野良猫は動物愛護の対象から外す。
    それが世間の目です。

    • コメントありがとうございます(*´ω`*)
      ご自宅の敷地内に、野良猫が出入りしているのですか?
      近くに保護団体はありませんか?保護をお願いするのも手だと思います。
      また、一度排泄するとそこをトイレ認定してしまうので
      排泄された部分はキレイにするといいです。

      人と動物の関わり合いは難しい所があります。
      人はすべての動物を愛せません。
      けれど、猫の歴史を鑑みると、ひとが捨てたことによって、仕方なく繁殖した背景があります。
      一部ヤマネコを除き、イエネコと呼ばれる種はもともと日本にはおらず、
      輸入され、飼われたものです。
      そしてそれが無責任に放され、繁殖したものなのです。
      各地域では、保護猫活動にご尽力くださってる方々がいます。
      これは猫が好きではないという人のための配慮でもあります。
      想像してみてください。
      ご自分の15倍の体重の大きな生き物が、
      ご自分の身長と同じ長さの武器を自分に向けて放つ。
      恐ろしくはありませんか?
      猫に対してボウガンの矢を放つというのはそういう事です。

タイトルとURLをコピーしました