ペットに助けてもらいたい、という願望
わたしのブログでは何度も登場する「動物のお医者さん」。
その中で、「ペットに助けられたい」という願望の話が出てきます。
ハムテルたちの目論見は失敗に終わるわけですが…。
犬や、時には猫が、
飼い主の窮地を救ってくれる、という動画はいくつもありますよね。
ワンちゃんはともかく…猫は飼い主を救ってくれるのでしょうか?
天使のヒメちーと悪魔のヒメちー
家の中で転んだり、
倒れてたりして、痛くてもがいてる場合…。
たいていの猫は、駆けつけてきてくれます。
痛がる飼い主を心配して、
様子を見に来てくれたのかしら、と思いたいところですが…。
けれど、その時の猫の心理はこう言う感じ。
家族として心配する姿と、
動物として、餌や縄張りを奪い取るチャンスと。
ヒメちーの場合、天使と悪魔の葛藤により、
天使が勝ったようですね。
これは、猫の場合は、
大型ネコ科の行動に由来するものかもしれません。
猫は普段、猫同士で行動を共にすることはなく、
狭いテリトリーの中で、他の猫に合う事があっても、
繁殖期でなく、餌が不足している状態でなければ喧嘩にはなりません。
テリトリーは他の猫と被っている場合も多いからです。
群れで暮らす大型ネコ科動物の場合
逆に、ライオンなどの、群れを作り行動する動物は、
群れのリーダーと言うものがいて、
リーダーを中心とした群れ=プライドが形成されています。
当然ですが、リーダーとて、けがもするし、弱ることもある。
普通、一つのプライドには2、3匹のオスがいて、
リーダーに何かがあった場合、同じプライドの中の若いオスが、
群れを率いて行く役目があるのですが、
弱ったリーダーは…残念ながら、プライドを乗っ取られてしまう事もあるんです。
同じプライドの中の若いオスであったり、
または群れを持たない成熟したオスであったり。
なので自分のプライドのリーダーに何かあった際には、
駆けつけ、その様子を確認するのです。
ヒメちーにとってはプライドのリーダーはままちゃん。
取って成り代わるつもりがあるのかどうかは…不明ですが。
…ホントかなあ…
ペットに助けられてみたいという願望を成就するには
猫の場合、その体格から言って、
助けてくれる…のは無理かもしれません。
が、助けを呼びに行ってくれるくらいは…もしかしたらしてくれるかも。
犬の場合、群れで暮らす習慣から、
群れの仲間の一大事には駆けつけると言う習性があるので、
うまくいくかもしれません。
どちらの場合も、普段からの信頼関係が大事ですね。
今日のヒメちー。
ヒメはままちゃんのことを狩ろう、とかは考えていなですけど…。
ねぇやんの事はいつか狩るつもりです。
№2の座争いですね。
えー、わたし、狩られちゃうのー?
ヒメちーってば、怖い。
コメント
意思が働いてそうしたのか、はたまた偶然が重なってそうなるのか・・・
それは助けたご本獣でないと分からないですが、稀に野生動物も人間を助ける事あるみたいですね(*´ω`*)
ひめちーちゃんはきっと天使の意思だけだと思いますよ( *´艸`)( *´艸`)
そうでしょうか、この子の駆けつけの速さは、絶対狙ってる気が…(^▽^;)
野生動物に助けられた話も聞きますものね、
どういう気持ちだったのかインタビューしたいところです。
どの生き物も、優しさであふれてるんでしょうねー(*´ω`*)