JR埼京線・新宿駅のアナウンス「自分の身は自分で守れ」
JR埼京線と言えば、
通勤時にはすべての座席を折りたたみ、
収容人数を増やして運行しなくてはならないほどの、
多分日本一混み合う電車。
痴漢の被害が多い事でも有名です。
そんなJR埼京線、新宿駅での駅員さんによるアナウンスが、物議を醸しています。
防犯カメラは多く設置しておりますが、痴漢は多くいらっしゃいます。
痴漢をされたくないお客様は後ろの車両をぜひご利用ください。
これってまるで、
「痴漢する側がいるのは当たり前なので、
そういうのされたくなかったら自分で守ってください」って言っているように感じます。
埼京線は、池袋方面に向かう列車の場合
先頭車両を降りたところに階段があり、
そこが降りやすいので、そこにみんな集まりがち。
階段やエスカレーターは近い方が当然いい。
けれど、だから余計に混雑が激しくなります。
痴漢をされる側、いわば被害者の側が
なんで不便を強いられなくてはならないのか。
ただでさえ、ネット掲示板には、
「女性専用車両に乗らない女は、
痴漢をされたがってるのだから痴漢してもいいのだ」
というような発言も投稿され、多くの賛同を得ている。
これではまるで、駅員のアナウンスに従わず、
後方車両に乗る女性は痴漢される覚悟を持って乗っているみたいだ。
男性の側だって、
「この人は痴漢をする人です」と言われているような気持ちになるだろう。
ネットでの拡散を受けて、JR東日本では
今回のアナウンスは、お客様を
すいている車両へご案内する目的で行ったものですが、
適切なご案内ではなかった部分がありました。
案内を聞いて不快に思われたお客様に、お詫び申し上げます。
と言う謝罪文を出した。
最近の人って、ちょっとの想像力も持たないのね。
この「痴漢をされたくない」と言う文言は
いったい誰が考えたのだろう。
駅員さんの独断?
JR側での認識?
痴漢をされたことのない人、
痴漢をしようとも考えたこともない人には
わかりづらいかもしれないこの問題。
実は結構切実なのです。
身動きの取れないほどに混み合った電車内で、
痴漢をされても、逃げる事もできないのです。
女性側も、男性側も不快にしかならないこのアナウンス、
世間の認識だったら嫌だなあ…。
今日のヒメちー
ヒメちー、また箱探し?
今日はもう新しい箱はないわよ。
あのー…。
これは盗撮、痴漢行為にはならないのでしょうか。
ヒメのおちり、丸見えです。
Σ(´∀`||;)ドキッ!!
コメント
このアナウンスが
「痴漢被害を防ぐためにも、比較的空きのある後部車両も是非ご利用ください」
ってな感じだったなら、印象もちょっとは違ったかもですよね(;^_^A
コッチの駅にも、アナウンスをかなり偉そうにする駅員がいる駅があります。
それもJR。某三ノ宮駅っていう駅なんですが
JRってこの辺りの配慮がちょっとかけてるフシがあるなってかんじました。
三宮の駅も相当混雑しそうですね。
痴漢の対応って本来駅員さんのお仕事ではないはず…。
混雑し、疲弊してる上にお役同士のトラブル対応。
言葉をうまく選べなくなるかもですが、
女性は痴漢されてしかるべき、と言う気持ちが本当になかったのかどうか…(^^;)