『発表! ウチの県の大事ケン』チキン南蛮の正解はどこ?

他県のチキン南蛮は偽物！？大事ケン

『発表! ウチの県の大事ケン』と言う番組を見ていて、

すごく疑問に思ったことがあった。

この番組は、47都道府県の中から1つの県だけに密着し、

県民に徹底取材を行う。

そこで発表された全国に伝えたい県民の“大事ケン”（＝大事件）を掘り下げ、

“新しい日本”を発見していく超・地域密着型バラエティ番組。

見たときはちょうど宮崎県の大事件をやっていたのだけれど、

「他県のチキン南蛮は偽物！？大事ケン」と言う内容で、

本場・宮崎のチキン南蛮と、

他県で食べられているチキン南蛮には決定的な違いがある、と締められていた。

宮崎のチキン南蛮はもう、宮崎県民にとってはソウルフード。

あげた鶏肉に甘酢餡を絡め、

たっぷりのタルタルソースをかける。

え？

普通のチキン南蛮って、そうでしょ?

雪印メグミルクのお料理レシピより

ところが番組では、

宮崎県以外の地域では、

ただのから揚げにタルタルソースをかけたものを

「チキン南蛮と呼んでいる」とし、県民の皆さんは憤慨していた。

そんな馬鹿な。

チキン南蛮は好物で、

外でも食べたことあるけれど、

みんな甘酢餡に絡めてあったよ?

はてな?と思いググってみると…。

あ。

あった。

普通のから揚げにタルタルソースをかけたものや、

揚げてすらいない照り焼き状の鶏肉にタルソをかけたもの。

えー。お店でチキン南蛮注文してこれが出てきたらいやだわ。

「アレンジメニュー」と言うものもあるし、

作っていくうちに、それぞれの好みで

家庭の味になっていく、と言うものはあるけれど、

それはあくまで「○○風」にしてほしいな。

Wikipediaによると、

チキン南蛮（チキンなんばん）は、
小麦粉と溶き卵を絡めた鶏肉を油で揚げ、
甘酢（南蛮甘酢ダレ）に浸した宮崎県延岡市発祥の日本の鶏肉料理。
タルタルソースを掛けて提供されることも多い。

とある。

やっぱり甘酢は必須よね。

宮崎県民じゃないけれどもやっとするわ。

うちのチキン南蛮。

鶏肉はぱぱちゃんはモモ、わたしたち女子はムネ。

甘酢をたっぷり絡めて、

ままちゃん特製のタルタルソース。

あ、もちろんタルタルソースのおかわりは別皿に控えています。

いちいち、「本場」とか「王道」とか言うつもりはないけれど、

チキン南蛮の件は許せん。

これは大事件だわー。

今日のヒメちー

ねぇ、ヒメちー、

舘さまが出てたから何となく見た番組だったけど、

これは大事件よね。

チキン南蛮じゃなくってタダのタルタルかけから揚げじゃない。

え?ヒメですか?

えっとですね…。

ふ、ふ。

ふあ～～～～あ。

あ～～～。

～～～～あ。

失礼、あくびが出てしまいました。

まあ、一つだけ確かなことは、

ヒメに聞くのは間違っている、と言うことですかね。

うん、まあ、それはそうよね。

でもねー南蛮は、あの甘酢が美味しいのよ。

ずっと食べていたいほどだわ。

例えば豚汁。

ご家庭によってはジャガイモだったりさつまいもだったり、サトイモだったり。

うちでも芋類は「これ!」とは決まっていなくって、

今日はサトイモの豚汁―。みたいな時もある。

お豆腐買い忘れちゃったから、今日はお豆腐なしで、とか。

家庭料理と言うカテゴリならば、

家族の好みで色々変えてもいいと思うの。

甘酢が嫌いならば、甘酢なしのレシピで。

でもそれはから揚げのタルタルソース掛け、って呼んでほしいな。

長々と書いて、結局なにか言いたいのかと言うと…。

甘酢をまとったチキン南蛮は美味しい、ってことなんだけど。

ああ、今日も着地点見つからず…。