メス猫が警戒心が強い理由は「母」だから
メス猫に比べて、オス猫の方が甘えん坊だと言われています。
そう言えば先住もーちゃんは甘えん坊。オス。
先住ちゃーこさんは自立系女子。メス。だった気がします。
ヒメちーも甘えん坊とは少し離れた不思議系女子。
なぜオスは甘えん坊と言われ、
メスは警戒心が強い、と言われるのでしょうか。
それは、単独で子育てを行うメス猫は警戒心が強くなくては
子どもを無事、育てることができないからです。
通常、猫科の生き物はメスが単独で子育てをします。
所謂ワンオペです。
猫は一回に3~8匹の子猫を産みますが、
お乳を与えるにはまず、自分が食べなければならない。
それは出産当日から行われ、子猫が大きくなると共に、
食べる量、お乳を出す量も増やさなくてはならないのです。
けれど、母猫が食物を探している間、
子猫たちを見ていてくれる人はいません。
子猫たちは草むらや、穴、建物の影、
安全だと思われる寝床に隠して食料を探しに行きます。
全ては外敵から子供を一匹で守るメス猫の本能だとも言えるのです。
一方で、オス猫は交尾が終わったら別のメス猫を探し求める習性があります。
これは少しでも多くの自分の遺伝子を残そうと言う本能。
こういう言い方はどうかとも思いますが…。
オスは「自分のやりたいこと優先」なのです。
自分のやりたい事柄に対して正直なオス猫の姿勢は、
飼い主に対しても積極的に行われるのです。
その為、オス猫はメス猫よりも甘えん坊のように人間には見えるのです。
従って、メス猫が何事に対しても警戒心が強い傾向にあるのは、
自然が猫に与えた猫の生きる為の知恵なのでしょう。
あら。これって人間のオス(男性)にも言えることじゃ…。
ただしオスメス問わず、元々の資質や生活環境によって猫の性格は大きく変わります。
また、単体飼いと多頭飼いの場合でも猫の性格は大きく左右される為、
一概にオス猫はメス猫よりも甘えん坊だと言い切れない部分もあります。
メス猫は本能的に、自分の母猫のように世話を焼いてくれる人、
甘えることを許してくれる母猫のような人間には甘えると言います。
母は強し。
メス猫の警戒心が強いのはこの一言に尽きますね。
今日のヒメちー
そうです。
メス猫のほうが警戒心が強いのは本能なのです。
入り慣れたこの箱に入るのだとて、
右見て、左見て、オーラーイ!なのです。
ふう。
狭い巣穴は安心しますねー。
そうね、警戒心、大事よね。
だからこそ猫は繁栄したのだものね。
でも…ヒメちー…。
おちり見えてるけど、大丈夫?
これはヒメとしたことが失態です。
うちには「おちりモミ魔」が出るんでした。
危ない、危ない…。
ん?
「おちりモミ魔」ってねぇやんのこと?
おちりだけじゃなくって全身もみまくっちゃうわよー。
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