穴があったら入りたいと言うアニメのセリフ
穴があったら入りたいとは、穴があったら入って身を隠したいほど、
恥ずかしくてたまらないようす。
『賈誼新書』に「季孫これを聞きて慙ぢて曰く、穴をして入るべからしめよ、吾豈宓子を見るに忍びんや、と(季孫は自分のあさはかさを恥じて、身の置きどころがないと思い、穴があったら入りたい。宓子に会わせる顔がないほど恥ずかしい」と言ったという。)」とあるのに基づく。
斉が攻撃をしてくることを知った魯の地方の領主・季孫は、町長である宓子に、敵の食料にならないよう町中の麦を全員で刈るように命じた。しかし宓子はそうしなかったため、麦は敵の食料にされてしまった。
その事を問いただされて「今まで作業をサボっていたような者にまで麦を刈り取らせたら、また敵が攻めてくればいいと思うようになる。
麦はまた来年蒔けばいいが、曲げてしまった気持ちはなかなか直せない」と言い、それを聞いた季孫が「穴があったら入りたい程に恥ずかしい」と言ったという故事から。
「穴があれば入りたい」「穴があるなら入りたい」とも。故事ことわざ辞典より
自らが恥じるとき以外に使うのは誤り。
「勇気を持って漫談に挑戦したのに、誰も笑ってくれないどころか、
神経を疑われた。穴があったら入りたい」などと使う。
類義語として、「身の置き所がない」。
この言葉も、失敗をしてしまい、非常に恥ずかしい気持ちから、
みんなの前から隠れたいという気持ちを言い表しています。
アニメ、鬼滅の刃に見る 穴があったら入りたい。
わたしはこの漫画を読んでいないし、
アニメも見ていないのだけれど、
テレビCMなどで飽きるほどに聞いたこのセリフ。
「穴があったら入りたい」
なぜこの人、煉獄さんは、自分を恥じるのに、
こんなにも堂々と、まるで歌舞伎の見得を張るかのように、
「穴があったら入りたい」と言うのか、謎でしたが…。
敵の術によって眠らされてしまった間に、
瀕死の重傷を負った主人公・炭治郎のもとに駆け付け、
言うセリフなのですね。
「よもや」とは「まさか」と言う意味。
つまりは、眠ってしまっている間に、
「まさか、こんな事になってしまって」
「穴があったら入りたい」と言う事なのですね。
いくら恥ずかしく、穴があったら入りたいと言う状況でも
戦いのさなか、応援に駆け付けたのですから、
穴に入っている場合ではない。
不甲斐はないけれど、よし、やってやるぞ、と言う気合を込めた言葉なのでしょうか…。
鬼滅ファンの方、正解を教えてください。
猫は失敗した時、穴に入りたくなるのか。
運動神経に優れ、優秀なハンターである猫も、
時には狩りに失敗します。
そう言う時は穴があったら入りたい、と言う気持ちになるかと言うと…。
なりません。
猫は失敗を失敗と認めず、
何事もなかったふりをします。
対してワンちゃん。
ワンちゃんも優れた身体能力を持ち、
猫にはできないような狩りの仕方をします。
フリスビーで遊ぶのも狩りの一つです。
ワンちゃんは失敗したことを気にします。
まさに穴があったら入りたいと言う気持ちでしょうか。
まあ、猫は失敗などしてなくても、
穴があったら絶対入りますが。
英語では、
「I was so ashamed that I wanted to crawl under the rug(carpet)」と言い、
穴ではなく、ラグやカーペットの下に身を隠したい、となります。
また、
「wish the ground would swallow somebody up」、
「want to crawl under a rock」とも言います。
積極的に穴に入るヒメちー
穴を見たら入りたいのは猫だからです。
猫族は穴を見たら入るのがお作法です。
満足。
猫の前にはことわざも通用しないわねー。
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