トラの柄の不思議を妄想してみた。トラの縞柄は保護色。 | ヒメとまいにち

トラの柄の不思議を妄想してみた。トラの縞柄は保護色。

トラ 虎縞 虎の模様 虎の模様は保護色

 

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トラの柄ってどうしてこうなってるの?

 

今回の記事の内容は、

わたくし、ねぇやんの勝手な妄想により書かれたもので、

科学的根拠等は一切ないということをご承知おきください。

さて。

百獣の王・ライオンよりも実は強いのでは、と

ライオンとトラの頂上決戦などを想像させるトラ。

 

「トラ」と一口に言ってもその種類は多く、

90キロ程度のカスピトラ(絶滅種)から、

300キロにまでなるシベリアトラ(アムールトラ)まで、

地域や生息地の環境、生態によって、複数の亜種に分けられています。

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トラと言えば大きな特徴は縞柄。

トラは、チーターやライオンと異なり、

草原のような視界の開けた場所で見られることは滅多にありません。

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熱帯林、北方林、背丈の高い草むらなど見通しの悪い場所に多く生息しています。

トラの縞模様は、茂みなどに身を隠す際、

体の輪郭をぼやかす効果があるといわれています。

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これはシマウマなどにもみられる特徴です。

猫にも「トラ柄」と呼ばれる茶トラ、キジトラなどがいます。

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本物のトラと違い、黒い縞ではありませんし、

トラの背中の模様の入り方には大きな特徴があります。

まるでキレイに虎柄にしたのに、中央をキュッと縫い縮めたような…。

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猫の柄・模様に関しては背中中心が黒く、

わきに行くにしたがって毛色が薄くなる「ソースの法則」がありますが、

 

トラの場合も黒い柄ではない、茶色の被毛はこのソースの法則に当てはまります。

でもどう見ても柄はソースの法則ではない。

むしろ矢柄模様のような美しい配列になっている。

背中の模様の入り方、

これはもしかしたら…。

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神様がトラを作った時に、こういう配慮があったのかもしれません。

ちなみにこの虎柄、毛をそっても皮膚にも虎柄があるのです。

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上野の国立科学博物館では剥製の展示のほか、

トラの毛皮に触れる展示もああるのですよ。

触られすぎちゃってごわごわな手触りですが。

 

 

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失われ続ける生息域

 

トラは絶滅危惧種、IUCNレッドリストに登録されています。

森が開発などで失われ、人里が森の奥まで広がると、

人とトラの接触や衝突が起きるようになります。

百獣の王、ライオンですらトラに勝てるかどうか怪しいと思われるほどのトラの攻撃力。

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チャンパーワットの人食いトラは、

19世紀の末から20世紀の初めにかけてインドとネパールで

少なくとも436人を殺害したと言われる1頭のベンガルトラ。

このことは、危険な動物とみなされたトラの駆除を増やす理由になります。

ほんの100年前までアジア全体に10万頭以上のトラが生息していましたが、

現在その9割が数を減らし3900頭ほどとなりました。

国別の推定個体数
バングラデシュ 114
ブータン 103
カンボジア 0
中国 20以下
インド 2,967
インドネシア 393
ラオス 0
マレーシア 100以下
ミャンマー 22以上
ネパール 235
ロシア 386
タイ 145-177
ベトナム 0

20世紀初頭と比較すると、約3%にまで減少したトラの個体数。

トラは、諸説ありますが9種の「亜種」に分類されます。

そのうちの半分である4亜種「バリトラ」「カスピトラ」「ジャワトラ」、

「アモイトラ」は既に絶滅しました。

現在は5亜種「ベンガルトラ」「アムールトラ」「インドシナトラ」、

「スマトラトラ」「マレートラ」が生存していると確認されています。

トラはその美しい縞模様の皮のために、毛皮や壁掛け、絨毯などに使われてきました。

ファッションや、上流階級の人々の地位や権力を表わすために

トラの皮は一時多くの需要がありました。

また、漢方薬にすることを目的とした、トラの骨などを取るための狩猟も、

さかんに行なわれてきました。

1975年、ワシントン条約によって

絶滅の危機に瀕する動植物の取引が規制されるようになりましたが、

今も密猟は無くなっていません。

1930年頃まで、インドではトラ狩りが頻繁に行なわれていました。

特に、当時の植民地時代では、イギリス人や上流階級の人々による狩りが多く行なわれていました。

これらの狩りは、トロフィー(動物の頭部を剥製にした壁飾り)を競う、

いわばスポーツのようなものでした。

当時は特に狩りを規制する法律もなかったため、多くのトラが殺されたといわれています。

現在は、トラの生息国では、トロフィーを目的にした狩猟は禁止されています。

トラの生息地は今、人口の増加や開発の拡大によって、

またそこから派生するさらに多くの問題によって、急激に失われつつあります。

現在、トラが生息できる環境は、人口の少ない地域や、

管理の行き届いた国立公園のような豊かな自然が残る、

限られた場所にしか残されていません。

野生のトラはひとにとって大きな脅威。

けれど、自衛のための防御的殺傷と、

快楽による殺傷は同じ土俵で語れるものではありません。

日本のクマ問題でも同じことが言われますが、

ひとが、自然、動物たちの生息域を壊さなければ

起きる問題ではなかったのではないだろうか、と思います。

人と動物。

完全な共存は難しいこととはわかっていますが、

それでもひとの勝手な都合で、一つの種を絶滅させていいはずはありません。

地球はひとのものではないのですから。

 

 

今日のヒメちー

 

お忘れではありませんか。

ねぇやんのうちには立派な虎柄の猫がいることを。

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あ。

そう言えばヒメちーはキジトラ(白)だった。

年を取ると共に、柄がぼんやりしてきていて忘れてたわー。

ところで、ヒメちー、何してるの?

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ふっ。

ヒメは今、遠くインドのおばさんのことに思いをはせているのですよ。

強く、美しいが故に数を減少させていったトラ…。

猫界でもきっと、虎柄は頂点…。

トラ 虎縞 虎の模様 虎の模様は保護色

ヒメちーもねぇやん言負けず劣らずの妄想族ねー。

あ、何するですか。

おちりからの撮影は許可していませんよ。

トラ 虎縞 虎の模様 虎の模様は保護色

まったく、ねぇやんは油断も隙もありません。

トラ 虎縞 虎の模様 虎の模様は保護色

ヒメちーの背中ってさ、ソースべったりよね。

しっぽはたぬきだし。

日暮里に売ってそう。

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…なんてことを考えるから、毛皮目的の殺戮が後を絶たないのですよね。

いやー。今日も妄想したー。

トラの柄について、異なる見解のある方、

ご意見お待ちしてますー。

 

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