ことわざ・「猫に九生あり」
猫にはたくさんの命があり、
9回生まれ変わることができるという諺があります。
もちろんこれは迷信です。
ではなぜこのような迷信が生まれたのでしょうか。
猫は優れた身体能力や回復力を持っており、
それらの能力が驚異的で神秘的であることが背景にあるようです。
人だったらば命も危ういような高い所から落ちても平気。
大病をして、もう、この夏は…この冬は…と心配をされても
奇跡的な回復を見せる猫は少なくありません。
また、猫は、最期のその時まで、自力で食事をしようとしたり、
トイレにも行こうとします。
そんな姿を見て、猫には、いくつもの命があると感じたのでしょう。
「猫は毛皮を変えて帰ってくる」
愛する猫との悲しい別れ。
でもそれは一時的で、いずれまた会える。
虹の橋のたもとで待っていてくれるから。
猫だけでなく、動物たちの天国の一歩手前の場所、虹の橋。
猫の旅立ちのもう一つの言い伝えは、
猫の魂は9つあり、まだ残っていたら違う毛皮を着て、
飼い主のもとに帰って来てくれるというもの。
虹の橋の国では、
一年中、暖かなお日様が降り注ぎ、
痛みや苦しみ、飢える事も、年を取ることもなく、
幸せに暮らしていると言うのに…。
猫の一生は人に比べて短い。
だから時々退屈になって、
帰ってきてくれるのです。
毛皮を着替えて。
待っててね。すぐに行くから。
着替えた毛皮の柄は、前の猫生の物とは違うもの。
それでも、ちゃんと、また出会う事が出来る。
ヒメちーのような天邪鬼な性格の子は、
まるっきり違う子に生まれ変わって来るかも。
9回生まれ変わると飼い主さんはいないのでは?
猫の生涯は13~15年と言われています。
まれには20年以上生きる子も。
15年×7回…。人の寿命の方がずっと短くなってしまいます。
着替えて戻って来た時、もう飼い主さんはいないのでは…?
と思ってしまいますよね。
残念ながらすべての猫が猫生を全うするわけではありません。
病気やけがで、短い猫生しか過ごせない場合もあります。
それでももしも、着替えて戻って来た時に、飼い主さんはもういなかったら…。
飼い主さんと由縁のある人、子供とか、兄弟とか…もしかしたら孫とか。
そう言う人の元にやってくるのかもしれないですね。
今日のヒメちー
ヒメはねぇやんのところには、帰ってこないと思いますよ?
え?なんで?
ねぇやんこうしていっつも遊んであげてるじゃない。
ねぇやんはこう言う事するから嫌です。
乙女のお腹を何だと思ってるんですか。
たーすーけーてー。
ぱぱちゃんは助けてくれない…。
可愛いヒメちーのお腹を見たくなっちゃうのよー。
意地悪しないから、ちゃんと迷子にならず、
ねぇやんのとこに帰ってきてね。
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