闘犬・土佐犬が人を襲うのは本能？飼育に許可は必要ないという危険な事実。

土佐犬が子供を襲うという痛ましい事故。責任はだれにあるのか。

12月10日（日）午前9時半ごろ、

熊本市東区戸島の空き地で父親や妹と散歩をしていた4歳の男の子が

体長1メートルほどの犬にかまれました。

＊写真は参考画像で、土佐犬ではありません。

男の子は左胸から脇腹にかけて、

6か所を縫うけがをしましたが、命に別状はないということです。

飼い主の60代の男性は犬について、

「闘犬用として育てている3歳の雑種のオスで散歩させようとしたら逃げ出した」

と話しているということです。

目撃した人の話によると、

土佐犬のようであった、とも。

また、かみついた時、犬の首には綱のようなものが巻かれていましたが、

これについて飼い主が「首輪を忘れたので、直接首に巻いていた」

と話していることが新たに分かりました。

犬は大人が３人がかりで子どもから離そうとしても離さなかった、

そして、押さえ付けているうちに死んでいたといいます。

襲われたお子さんのけがが大きくありませんように。

そして、トラウマのようなことになりませんように。

ある獣医師の見解

これに対し、ある動物病院の医師は

「（犬は）逃げる物に対して追いかける習性がある。

もし道端で見かけたら逃げてはいけない。

その場で立ち尽くすか、動かない方がいい」。

とコメントをしました。

土佐犬が2本足で立ち上がると、

成人男性の肩付近に頭がくるほどの大きさがあると言われています。

こんな大きな犬が目の前に来たら動かないわけにいかない。

逃げようと、追い払おうと暴れるのが普通です。

また、動物病院の医師は

「犬が遊びだと思っていた可能性がある」といいます。

犬はぬいぐるみやおもちゃを噛んで遊ぶもの。

犬が人を襲うとこの様なコメントがよく出ますが、

犬は遊んでいただけで悪くないんだよ、逃げる人の側が悪い。

そんなに恐れる必要はないよ、と言う。

襲われた側に責任の一端があるかのような発言には違和感を覚えます。

どんな理由があるとしても土佐犬は大きくて強い犬。

言い訳は出来ない。

飼い主が全て悪い。

対策として動かない方がいいとありますが、

恐らく動かなくても覆い被されて噛まれる様な気がします。

対策云々よりも飼い主に徹底して指導するべきです。

土佐犬は悪くない。

けれど、すべての人が飼い主になれるわけではないと思う。

　相次ぐ土佐犬による事故。飼育に認可は必要ないのか。

今年7月にも神奈川県横須賀市の路上で、

市内の無職男性（82）と散歩中の土佐犬が

小型犬を散歩させていた女性（39）を襲ってかみつき、けがをさせた。

小型犬はミニチュアダックスフントで、かまれたことが原因で死んでしまいました。

女性は、土佐犬が近づいて来たのを察し、

小型犬を抱き上げたが、噛まれたということです。

熊本と横須賀、どちらも飼い主は高齢者男性だった。

結局は、飼い主がきちんと管理できるかできないか、

それに尽きると思う。

闘犬や闘犬の血が混じっている犬を飼育するには

飼い主としての適正を見極めて認可制にして欲しい。

このままでは不幸な動物が増える。

犬は主従関係で人を見る。

躾が悪いと、

人を下に見て牙を剥いたり吠えたりする。

小さな子供が単独で犬の散歩をさせている光景も見かける。

ほほえましい光景ではあるけれど

何か起きたときの対処が、

この小さな子供にできるとは思えない。

犬が危険な生き物になってしまうかどうかは、

すべて飼い主である、人の責任です。

今日のヒメちー

ヒメは普段は温厚な家庭猫ですが、

それでもままちゃんの腕を噛みます。

これはコミュニケーションの一環です。

けれど、ぱぱちゃんの手は本気がみです。

コミュニケーションが円滑に取れない相手とは、

本気にならざるを得ないのです。

かみかみかみ…。

ヒメの体重は2.7キロ。

ぱぱちゃんの20分の一以下ですが

それでも本気モードになればぱぱちゃんくらいやっつけられるのです。

やー。

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