【猫のセンサーは全方位?】猫の顔のひげは全部で5種類。すべて見つけられますか? | ヒメとまいにち

【猫のセンサーは全方位?】猫の顔のひげは全部で5種類。すべて見つけられますか?

 

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猫のひげセンサーは5種類あった

先日、猫のひげの話をさせていただきましたが、

 

優秀なセンサーとなる猫のひげはなんと全部で5種類!

猫の顔のひげ 感情 5種類

普段、猫のひげ、ととらえてるものの他にも

実はひげがあるのです。

 

 猫のひげ種類1. 眉上毛

眉上毛は「目の上に生えてる長いひげ」です。

猫のひげ 感情 顔には5種類 眉上毛

眉上毛の役割は「目や頭の上の危険を察知するためのセンサー」です。

猫はこの眉上毛を触られると、反射的に目を閉じる本能が働きます。

人で言う所の眉毛とまつ毛の役割をしています。

眉上毛を触って目を閉じるのは危険を感じているサインなので、

触らないようにしてあげましょう。

 

 猫のひげ種類2. 頬骨毛

頬骨毛は「目の横下にちょこっと生えてるひげ」のこと。

このひげは猫によって生えてたり生えてなかったりします。

猫のひげ 感情 顔には5種類 頬骨毛

頬骨毛は顔の横の危険察知のために使われますが

そこまで重要な役割はないと言われています。

そのため、飼い猫にが頬骨毛ないからといって特に心配することはありません。

 

 猫のひげ種類3. 上唇毛

上唇毛がいわゆる『猫のトレードマークとなる「猫ヒゲ」』と呼ばれるひげです。

猫のひげ 感情 全部で5種類 上唇毛

上唇毛があるおかげで、猫は体よりも先に危険を察知することが出来ます。

そのほかにも、「狭い場所に入れるか入れないかを測るメジャーの役割」

を果たしたりもしてくれます。

さらには、「目を閉じたときに異物が入るか入らないかの確認」や

「感情表現」の役割を持っています。

トレードマークだけあって、上唇毛の役割はたくさんありますね。

 

 猫のひげ種類4. 下唇毛

下唇毛は「顎に生えるひげ」です。

よく見ないと分からないのですが、下唇毛は顎に生えています。

猫のひげ 感情 顔には5種類 下唇毛

 

下唇毛はとても短く分かりにくいですが、非常に重要な役割があります。

下唇毛は「猫の目では見れない顎の下の危険や

障害物を察知して喉や顎を傷つけないようにするためのセンサー」になります。

 

 猫のひげ種類5. 口角毛

口角毛は「上唇毛の上に、ほんの少し生えるひげ」です。

これもまた、分かりにくいですが、トレードマークである上唇毛の上に、

ほんの少し生えています。 上唇毛の上に、1、2本、短く生えたひげが口角毛です。

長毛の猫の場合は、毛に埋もれてほとんど認識できません。

口角毛も上唇毛と同じく「顔の横の危険を察知するレーダー」の役割をしています。

猫のひげの中でも最も抜けやすいため、この口角毛がない猫も居ます。

 

 

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ひげでわかる猫の気持ち

ほかにも、猫はひげを使って感情を表現します。

興味を示しているときは、ひげが顔の前に出てきたり、

猫のひげ 顔は5種類 センサー 気持ちを表す

リラックスしているときは横に流れていたり、

猫 ひげ 感情 センサー 全部で何本?

警戒しているときには、ひげが下がります。

猫 ひげ 感情 センサー

 

「猫は犬に比べてクールな動物だ」と言われますが、

実はひげを使ってしっかりと感情表現をしているのですね。

 

 猫の毛は抜けるもの。ではひげは…?

猫の体毛は「季節や時期、寒暖差に対応し自然に抜ける仕組み」になっています。

個体差にもよりますが、猫の体毛はよく抜けるイメージがあると思います。

「猫カフェに行ったら服が猫の体毛だらけに!」

なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?

一方で、猫のひげは体毛よりも3倍近く深く埋まっていて、

その根本には神経が集中しています。

猫のひげは「感覚毛」とも呼ばれ、

周りのもの存在や距離感、温度変化などを感じることができる仕組みになっています。

非常に重要な役割を果たしていますから、

体毛のように簡単に抜けることはありません。

かといって、生まれた時からあるひげをずっと使っているわけではないのです。

成長に釣れで、猫のひげの長さも変わってきますし、

新しいひげが生えると生え変わりのタイミングで、古いひげは抜けていきます。

ひげが抜けているところを見つけたら、

「抜ける時期で毛が変わりどきだった」と言うことですので、

必要以上に不安にならないでも大丈夫です

 

 猫のひげはいつ生える?

猫は生まれたときには、まだ体毛はあまり生えていないですが、

実は、ひげだけはしっかり生えています。

生まれたての猫 ひげ

「ペットのおうち」さまHPより

これは「生まれてきたばかりで目も見えない中でも

髭が唯一のレーダーとなる」からです。

目が見えない状態でも、母猫のおっぱいを探り当てる。

これは嗅覚はもちろん、ひげセンサーを使う事で

迷わず母猫のおっぱいにたどり着けるのです。

そのため、猫のひげは産まれたばかりの赤ん坊にも生えているのですね。

 

 

ひげセンサーまとめ

猫のヒゲは口の周りだけでなく、目の上、顎の下、

頬の左右などたくさんの場所から生えています。

普段、私たちが認識できるのは顔だけなのですが、

じつは手や足にも短いヒゲが生えていています。

「触毛(しょくもう)」と呼ばれるヒゲの根元には多くの神経が集まっていて、

ヒゲが何かに触れた際にはその神経を伝って情報が伝達されます。

空気の流れさえも敏感に感じ取ることができる

優秀なセンサーの役目をしているのです。

猫がよくヒゲをピクピクさせているのは、

そのセンサーを稼働させているということなのです。

 

実はすごい役割を持っている猫のひげ、

可愛いだけじゃない秘密を持っているのですね。

 

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