飼い主を神と思うイヌ、自分を神と思うネコ
犬と猫の人との係わり方の違いをいくつか書いてきました。
犬と猫の人に対する気持ちの決定的な差は、
「イヌはご馳走をくれた人を神だと思い、
ネコはご馳走をもらえた自分を神と思う」。
こうだと言われています。
英語にもこんな文章があります。
A dog thinks: Hey, those people I live with feed me, love me,
provide me with a nice warm, dry house, pet me, and take good care of me.
…They must be gods!
犬:ボクと一緒に住んでいる人達は食べ物をくれるし、愛してくれるし、
心地良いお家も与えてくれて世話してくれる、きっと彼らは神様に違いない!
これに対して猫は
A cat thinks: Hey, these people I live with feed me, love me,
provide me with a nice warm, dry house, pet me, and take good care of me.
…I must be a god.
猫:私と一緒に住んでいる人達は食べ物をくれるし、愛してくれるし、
心地良いお家も与えてくれて世話してくれる、きっと私は神に違いない!
これはなかかなに的確に犬と猫の違いを表しています。
なぜこうなった。犬と猫の人へのかかわり方の違い
犬は甲斐甲斐しく(かいがいしく)、猫は神々しい(こうごうしい)とも言われます。
猫は遠い昔、ひとが貯蔵した穀物をネズミの害から守るため、
ひとと暮らし始めたと言います。
一方、犬は狩りをするためのパートナーとして、
人の近くで暮らし始めました。
猫は穀物をネズミの害から守って人に感謝される。
犬は、狩りのパートナーであり、食物を分け与えてもらう。
「この人たちは、見ず知らずの自分にご飯をくれて寝場所を与えてくれて、
こんなにも親切にしてくれる。なぜだろう?
そうか、この人たちは神に違いない。
私はこの人たちに精一杯仕えよう。」と犬は考え、
「この人たちは、見ず知らずの自分にご飯をくれて寝場所を与えてくれて、
こんなにも親切にしてくれる。なぜだろう?
そうか、自分は神に違いない。私はこの人たちを目一杯こき使おう。」と猫は考えた。
もしかしたら撫でられ方にも感じ取るものは違うかもしれません。
犬をなでる。飼い主も犬も、至福の時を感じる。
「どうしてこの人たちは、こんなにも自分を気持ちよくなでてくれるのだろう。
きっとこの人たちは神様に違いない」と犬は思い、
「どうしてこの人たちは、自分をなでてこんなに幸せそうな顔をするのだろう。
そうか、きっと自分は神様に違いない」と思う猫。
身もふたもない言い方ですが、そこに真実があります。
永遠の謎・なぜ人は猫に使えてしまうのか。
こうして比べて見ると、謎は深まるばかり。
人類の起源しかり、
バミューダトライアングルしかり、
ストーンヘンジしかり。
アトランティスが実在したかどうか、
ビッグフットはいるのかどうか。
過去の未来人は合成か否か。
ピラミッドはどのように建築されたのか。
これらと同じようになぜ人は猫に使えてしまうのか?と言う疑問がわきます。
犬のように、番犬の役割を果たしたり、
盲導犬、聴導犬、災害救助犬などのようなことはできない。
同じように癒しをくれはするけれど、
猫はツンデレ。
自分の意にそぐわない時は飼い主などそこに落ちているクッションと同じ。
犬はひとのために使役してくれるけれど、
どちらかと言うと、人は猫にあごでこき使われる。
なぜだろう。猫好きの人はもしかしてM属性?
これは永遠の謎なのかもしれない。
今日のヒメちー
…神が何かされようとしています…。
おかしいです。
猫は神様なのに。
ぎょえ~~~。
神様の爪を切るとは。
すんごい足に力が入ってる。
神様は、そうです。
爪は伸びないんでした。
なので爪が伸びている気がするのは気のせいです。
…ぐぬぬ…。
ひどい仕打ちです。
神様なのに…。
神様なのに…。
ほら、神様はひとよりももっと、身だしなみを整えなくっちゃならないでしょ。
だって、人みんなにあがめられる存在だものー。
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