せとかと甘平の夢の食べ比べセット
愛媛県 八幡浜市のふるさと納税の返礼品、
「せとか2㎏ ・ 甘平2㎏の 食べ比べセット」が届いた。
せとかも甘平も、温州ミカンに比べて収穫が遅く、
旬も短いのよね。
4キロなんてあっという間だわ。
小さい方がせとか。小さいと言っても八朔程度はある。
大きい方が甘平。大きいものはグレープフルーツ大になるのよ。
りんごと比べるとその大きさがわかると思う。
あ、あら…。
ヒメちー、せっかくお手伝いに来てもらったけれど…。
フルーツの入ってた箱はね、農薬とか、
農薬は使ってないと信じたいけど、消毒したりするから、
そういうのがついてるかもしれないからあげられないのよ。
そろそろ学習してちょうだーい。
そもそも猫は柑橘の匂い嫌いなはずなのに…。
温州ミカンとなにが違う?せとかと甘平の特徴
せとかとは
せとかは「清見」に「アンコール」を掛け合わせたものに、
更に「マーコット」を掛けて育成され、
2001年(平成10年)に品種登録されました。
親の「清見」は「宮川早生」と「トロビタオレンジ」を掛け合わせたもの、
「アンコール」は「キング」と「地中海マンダリン」を掛け合わせたもの、
「マーコット」は起源は明らかではありませんが、
アメリカで育成されたみかん類とオレンジ類の交雑種です。
上皮は薄く、また、じょうのうと呼ばれる袋も薄いので、
手で簡単にむけ、じょうのうごと食べても口に残りません。
「ミカンの大トロ」とも呼ばれ、
出初めには一つ千円の値がつくことも…。
せとかは、それぞれの品種の長所を生かした、究極の柑橘といえます。
甘平とは
甘平(かんぺい)は愛媛県の果樹試験場で誕生し、
2007年に品種登録されたばかりの出来立てホヤホヤの新品種。
甘平(かんぺい)は、愛媛県が育成した、
愛媛県にしかない品種です。
「西の香」に「ポンカン」を交配して生まれました。
果実の糖度は1月下旬で13度以上となり、
クエン酸含量も1.1%程度まで下がり
甘く、美味しい柑橘です。
どちらも皮が薄いので、痛みやすく、
旬が短いのが特徴。
わたしは酸味と甘みのバランスのいいせとかが好きで、
家でも育てています。
と言ってもベランダ農園。
鉢植えの限界なのか、10個ほどしか収穫できません。
これは以前食べたせとかに入っていた種を植えたもの。
元手はかかっていないと思われますが…肥料やらなんやらで、
コスパがいい、とは言えませんねー。
挿し木で増やしたものを友達の家の庭に植えてもらったのですが、
これはすごく大きく育ち、毎年たくさんの実を付けます。
お庭いいなあ。
じゃあせとかだけの返礼品にすればいいじゃない、と思われるかもしれませんが、
甘みの際立つ甘平も美味しいのよー。
甘さと酸味のバランスの言い、濃い味の物がお好きな方はせとか、
酸味って苦手ー。柑橘は甘ければ甘いほどいい、と言う方は甘平。
今が旬で、スーパーでも手にしやすい価格になっています。
まだ食べたことのない方は是非。
今日のヒメちー
ん?ヒメちー、どうしたの?
ヒメが入れない箱は箱ではありません。
ヒメの入れる箱を用意してください。
激おこぷんぷん丸です。
えー。だから機嫌悪いの?
箱は大事です。
品物が入っている箱で、
中を見ずともその状態がわかるのです。
…確かに。
品物に対して立派過ぎる箱もなんだかなあ、と思うけれど、
あんまりにも薄いペラペラの箱で届くと、
商品を大事にしてないんだなあ、って思っちゃうよねー。
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