ため息でハラスメント扱い「フキハラ」は行き過ぎ? 次々と生まれる「○○ハラ」暴走中。 | ヒメとまいにち

ため息でハラスメント扱い「フキハラ」は行き過ぎ? 次々と生まれる「○○ハラ」暴走中。

 

ハラスメント一覧 ハラスメントとは フキハラ マタハラ アルハラ パワハラ

 

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驚きの○○ハラスメント一覧。これって本当に○○ハラ?

 

「セクハラ」、「パワハラ」、「カスハラ」、「アルハラ」、「スメハラ」、

「スモハラ」、「レイハラ」、「マリハラ」、「ジェンハラ」、「マタハラ」、

「パタハラ」、「エイハラ」、「マチハラ」、「ワクハラ」、「逆ワクハラ」、

「フォトハラ」、「グルハラ」、「就活セクハラ」、「テクハラ」…。

最近耳にした「ハラ=ハラスメント」だけでもこれだけの言葉があります。

皆さん、これ、正しく理解できますか?

「セクハラ」、「パワハラ」、「カスハラ」、「アルハラ」、「スメハラ」、

くらいまでなら何となく理解できます。

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「スモハラ」はスモークハラスメント。

所かまわずタバコを吸う喫煙者によるハラスメント。

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独身者に結婚を強要する「マリハラ」。

妊娠した人に対する「マタハラ」

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コロナ過には、「ワクハラ」、「逆ワクハラ」なんて言うのもありましたね。

ブログに許可なく他人を写し込む「フォトハラ」。

グルメ系のブログなどにありがちな「グルハラ」。

これはおいしそうなものを見せつける「飯テロ」とは違い、

自分の好みの押し付け、自分流の食べ方を強要するハラスメントなんですって。

ハラスメント(harassment)は「いやがらせ」「いじめ」を指す言葉。

世の中いじめばっかりだわ。

 

 

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「ため息」一つでもハラスメント 不機嫌をまき散らす「フキハラ」セーフとNG境界線は

 

その中でも新しいハラスメントと言ってよい言葉に「フキハラ」があります。

これは大きなため息をつく、大きな物音を立てるなど、

自分が不機嫌である、と言うことをアピールし、

周囲に気を使わせようと言うもの。

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「俺は(私は)機嫌が悪いんだぞ-。お前らが俺を気分良くさせろ。」

と言っているかのようで、

これはハラスメントと言うより、駄々っ子?

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フキハラと言われるものの一覧を見つけましたが、

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ちょっとこれ、本当にハラスメント?と言うものもあります。

 

 不機嫌ハラスメント=フキハラ

態度によって相手に精神的苦痛を与える「不機嫌ハラスメント」。

代表的なものが不機嫌からくるため息で、ハラスメントにあたると言います。

例えば指示されていた会議用の書類。

苦労してまとめた部下は、チェックしてもらうために上司の席へ。

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一読した上司は何も言わずただ、深いため息をつく。

「はぁ~…」。

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これ、やられた側の部下の心情は察するに余りあります。

「なんだこの書類、ったくいつまでたっても使えないやつだな…」

という上司の心の声が聞こえる気もしてきます。

これは「表情やため息、態度で相手に精神的苦痛を与える行為である

『不機嫌ハラスメント』(フキハラ)」に該当するのだそうです。

本当に相手がそういう気持ちでいたかどうかにはかかわらず。

被害妄想と紙一重です。

逆の立場で考えてみましょう。

部下に指示した会議用の書類。

今までもこの部下は、仕事の内容をきちんと把握していないのか、

やる気がないのかはわからないが、まともなものを仕上げたことがない。

書類をまとめた部下が、提出してくる。

一読した上司は何も言わずただ、深いため息をつく。

「はぁ~…」。

「いつも言っているのに、またか。」

「怒鳴りつけてやりたいが、待てよ。ここでどなったらパワハラ」と言われかねない。

落ち着け、俺。まず深呼吸だ。

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さて、この深呼吸も「フキハラ」にあたるのでしょうか。

ため息そのものが何でもかんでもフキハラである、とは思えません。

仕事が一息ついたときに出るため息。

これは、気持ちを整えるためにも必要な動作です。

たとえば黙ったまま相手をにらんだり、口元をムッとさせたり、

話を聞いている途中に急に腕を組み出したり、座った姿勢でふんぞり返ったり。

そういった表情や態度、つまり、要はこれ見よがしに不快をアピールする行為。

これはフキハラと言っていいでしょう。

自分は不機嫌なんだ。

他者が自分に気を使うべきなのだ。

こういう気持ちがため息として表れてしまっているのだと思います。

「セーフなため息」と「NGなため息」の境界線は

結局は受け取り側が判断するものになってしまいます。

ただ、すべてのため息を意識して注意し、

フキハラか、そうでないかの判断を

受け取り側に求めると言うのならば、

ハラスメントは実体のない、あいまいなものであるということになってしまいます。

そもそも、ハラスメントの定義がおかしいものであるということ。

「やった方に悪意が無くてもされた方が不快に感じればそれはハラスメント」なのであれば、

中年のおじさんに触られればセクハラで、

同じことを若いイケメンにされればコミュニケーション。

受け取り側の気分に左右されるということになります。

 

 

次々と生まれる「○○ハラ」、暴走中。

 

次々と生まれる「○○ハラ」。

一種の流行のように、わざと『次の○○ハラ』を探しているような感もあります。

虐げられた側が虐げている相手に反抗もできなかった時代は長く、

それを言えるようになったのはいいこと。ハラスメントも同様です。

でもそれが過剰に『○○警察』みたいな形で暴走してしまうと、

目指す方向に逆にブレーキをかけてしまい、

本当の被害者を覆い隠してしまうことにならないか。

ハラスメントは、指摘する側にはある意味で『ゆるぎない正義』があり、

『ちょっと行き過ぎじゃない?』が言いにくくあります。

「○○ハラ」には、差別や不謹慎さを産むという背景があります。

2020年に施行されたパワハラ防止法。

職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる

①優越的な関係を背景とした言動であって、

②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、

③労働者の就業環境が害されるものであり、

①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。

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たとえば、「周囲に人がいる前で、部下を叱る」など、

グレーゾーンとも言える行為があります。

これには叱る側には、叱らなければならない背景があり、

叱られる側がどれだけ傷ついたとしても、ハラスメントにはしてはならないのですが、

「パワハラだ」と叫ぶのを止めることができません。

何もかも、ルールでがんじがらめの世の中。

生きづらさを感じてため息が出そうです。

 

 

今日のヒメちー

 

今日もねぇやんの部屋の箱の中でくつろぐヒメちー。

ペーろぺーろ。

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ぺろぺろぺろ…。

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ふう。

きれいを保つのもなかなか大変です。

ヒメはよくできた家庭猫ですからねー。

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ぺ…。

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やめてください。

ハラスメントですよ。

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えー。これってなにハラ?

セクハラかしら…それともネコハラ?

 

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