またたびに蚊除けの成分が見つかる
朝日新聞のニュース。
記事によると、
マタタビの葉をすりつぶして、含まれている成分を分離し、
1種類ずつネコに匂いをかがせてみた。
すると、「ネペタラクトール」という成分に反応を示すことがわかった。この成分を含ませたろ紙を、ネコがいるおりの壁面や天井に置くと、ネコは地面に転がらず、頭を壁面や天井にこすり付けた。ネコの反応は、ネペタラクトールを体に付けるためだとわかった。
ほかのネコ科動物でも同じ反応があるか確かめるため、
天王寺動物園(大阪市)や神戸市立王子動物園の協力を得て、
ジャガーやアムールヒョウ、シベリアオオヤマネコにネペタラクトールをかがせたところ、
ネコと同じ反応を見せた。チームは、ネペタラクトールの性質を調べ、蚊を寄せ付けない効果を持つことも突き止めた。
そこでネコの頭に塗って蚊30匹を放つ実験もした。
すると、蚊が頭に止まる数は、何も塗らない場合と比べて半減した。
チームは、マタタビ反応は寄生虫フィラリアや病気を運ぶ蚊から身を守る重要な行動だと結論付けた。チームは、ネペタラクトールを使った新たな蚊よけ剤の開発につなげたいとしている。
半数には蚊がついたというのは微妙だけれど…
実験結果としては有効なのかしら。
またたびに酔っぱらうわけじゃない?
もともと、茂みに隠れて獲物を狙うネコ科動物が、
蚊から身を守るため、マタタビを利用するよう進化した可能性があるといいます。
またたびを食べて地面に体をこすりつける、と言うよりも、
またたびの匂いを体にこすりつけてる、って言うのかも。
猫もフィラリアになる
蚊に刺されてなる病気と言えば、
犬糸状虫とも呼ばれるフィラリアが有名ですが、
病名に「犬」がつくからと言って、
わんこだけの病気じゃないんです。
猫もフィラリアにかかります。
わんこに比べると、報告例が少ないし、
猫はフィラリアにとって本来の宿主ではないため
わんことは症状が違うと言われています。
猫の場合、症状が出ず、気づいた時には
もう症状がかなり進んでいることや、
突然死と言う形で発見されることが多いので、
もしかしたらわんこのそれよりも注意が必要なのかもしれません。
「うちの子は外には出ないからー」という油断も起きがちですが、
家の中にも蚊は入り込むし、
ベランダに出たり、抱っこで外を散歩する場合には、
十分蚊に刺される危険があります。
人間の側が注意を払い、気を付けてあげたいですね。
話を戻して、またたびの話
またたびと言うと、
猫のストレス緩和の為やおもちゃとして、
粉タイプのものや
木のタイプのものがありますよね。
こう言う苗のものを育てても、葉っぱや枝、実も楽しめるし。
ネコにはたまらない1品です☆にゃんこのいるご家庭にお勧め!!またたびの苗 3号ポット
ぱぱちゃんの実家のある地方では、
またたびって人もお酒やお茶にして飲んだりもするんです。
滋養強壮にいいらしい。
またたび=また旅という語源はここから来ているのだそう。
塩漬けで瓶に入ったまたたびなんかも売っていて、
前にいた猫のもーちゃんとちゃーこさんは、
このまたたびの実が大好きで、
塩抜きして干しておくと…
こうやって取ろうと頑張ってました。
もーちゃんとちゃーこさんがいなくなって、
またたびの木も枯れてしまったけれど、
また育てようかなあ…
でもまたたびって寒冷地の山に生えてる植物なのよね。
ん?そうするとさっきの
「茂みに隠れて獲物を狙うネコ科動物が、
蚊から身を守るため、マタタビを利用するよう進化した可能性」
と言うのってごくごく一部の猫限定の習慣になってしまう。
もっと研究が進まないかしら。
こう言うの知るのってわくわくするよね。
動物にも使える天然成分の蚊除けが出来るといいよね。
ヒメちーにまたたび
ヒメちーはまたたびはそんなに激しく好きと言う訳ではない。
気分が乗らないと食べない。
もーちゃんとちゃーこさんから考えるとありえないくらい。
時々食べると、こうして大虎になるんですけどね。
え!ヒメの出番これだけ?
そう言うわけじゃないけど…
ヒメちー、またたび食べてる写真ないんだもの。
ヒメはねー。またたびよりもままちゃんの手にコーフンするのですよ。
確かにままちゃんの手をかじってる写真の方が多いわ…。
コメント
おはようございます♪
猫さんは飼っていないのですが……
「ネコにマタタビ」
ネコがマタタビに体をこすりつけるわけがわかりました。
ヒメさま、マタタビ食べて「大虎」になる。。。( *´艸`)クスクス
またたびにこすりつけるというよりも、床にこすりつけてるような気がするのですけど…(^▽^;)
またたびの効果、凄いですよー、普段から狂暴ですが、更に狂暴になります。
これってまたたびで興奮して、狩りを成功させるのに気分を高めてる、という気もするのですが…。