ブタだけじゃない!ウサイン・ボルトよりも早い動物
世界で最も走るのが速い人類は、
現時点ではジャマイカの元陸上競技短距離選手のウサイン・ボルト氏だといわれています。
ウサイン・ボルト氏が2009年に出した100mで9秒58、200mでは19秒19の記録は、
未だ破られていません。
先日、豚はウサイン・ボルト氏よりも
早く約100mを走ることができると記事にしましたが、
もしも地球上全ての生物が100m走をしてみたら、
一体誰が一番速いのか気になるところですよね。
そこで今回は、地球上で最も速い生物を調べてみました。
ご想像の通り、覇者はネコ科動物のチーター。
ケニアで1965年に行なわれた検証では、
約200mもの距離を7秒ほどで走り抜けた様子が記録されており、
100mの距離であれば3秒から4秒程度で走れることが判明しています。
チーターが速く走れる秘密
チーターの体には、短時間にものすごい速度で走ることができる、
特別なしくみがそなわっています。
頭:とても小さく、風の抵抗をあまりうけません。
背骨:とてもしなやかによく動くので、全身がバネのようになって、すごいスピードを生みだします。
爪:ネコ科の動物は、足の爪が指にしまえるようになっています。
しかし、チーターだけはつめが出たままになっていて、
地面をしっかりとらえるスパイクのような役割をします。
筋肉:胸や太ももには強じんな筋肉がついていて、力強く足を動かします。
尾:長い尾は、急な方向転換でもころばないように、体のバランスをたもちます。
チーターはまさに速く走るための特化した体を持っているのですね。
一般的にチーターの体長は約1.2〜1.5m前後で、
体重は約30〜70kgほどと個体差によって大きな違いがあります。
走るスピードも個体によって違いはありますが、
最大で時速120kmにもおよぶでスピードで走るチーターもいるそうです。
チーター以外の速く走れる動物の時速。
走る動物で一番速いのは、アフリカのサバンナにすむチーターです。
ではチーター以外の動物はどうでしょう。
記録の取り方には多少の誤差があることを踏まえてですが、
プロングホーン:時速98km
ヌー:時速80km
ライオン:時速70km
ハイエナ:時速64km
シマウマ:時速64km
グリズリー:時速56km
キリン:時速52km、となっています。
2009年に100m世界最速記録を出したウサイン・ボルト氏の記録は、
時速に直すと時速37.58km。動物たちのほうが早いことがわかります。
原チャリで逃げてもすぐに追いつかれてしまいますね。
プロングホーン、ヌーなどは草食動物。
肉食獣よりも足が速くなくては逃げきれません。
チーターは時速100kmを超えるといわれ、
では食物連鎖の頂点にいるのか、と思われるのかもしれませんが、
残念なことに、チーターの持久力は
このトップスピードで走れる距離は200~500mほどといわれています。
狩りの名手とされるチーターは最高速度が時速100kmを超えるといわれ、
陸上では名実ともに世界一速いスピードハンターです。
ただし持久力のなさが弱点なのですね。
人は時折、世界の頂点にいるかのように
傍若無人なふるまいをします。
日本で秋になるとあちこちに出没情報が出る、ツキノワグマ・ヒグマも
なんと時速40~50キロのスピードで走ることができます。
加えてするどいツメと大きな歯。
100mを15秒で走る人の時速は24キロ。
人間など太刀打ちのできない動物であると言うことがわかります。
身体能力では自然界の動物たちにはかないません。
人はただ、道具を使えると言うだけのこと。
驕り、動物たちを見下しているといつか大きなしっぺ返しが…
来るかもしれませんよ。
今日のヒメちー
ぬお~~~~
バリバリバリ。
ヒメだってやる時はやります。
ただの飼い猫に甘んじているわけではありません。
アフリカのおばさんが頑張っているのなら、
ヒメも頑張らねば。
ぐい~ん
ぐんっ
びやっ
おー、早い早い。
一瞬でいなくなるわね。
猫は時速48キロで走ると言われています。
運動が苦手な子、得意な子、走るのが苦手な子、瞬発力が低くおっとりしている子、
いろんな子がいるけれど、
総じて逃げ足だけは早いのよねー。
あら。猫が本気出して走ったらめっちゃ早いわ。
人間なんて追いつけないわね…。
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コメント
動物と本気で競争しようとしても全く追いつきもしないのね…。武井壮さん、頑張って!←応援しても意味ないってことね~