これを読めば豚のイメージが変わる？
「豚」と聞くとどんなイメージを持ちますか？
蔑称として 太っている人や、人の貪欲さを侮蔑するときに用いられ、
アニメや物語でも、愚鈍であるというイメージで描かれることが多い豚。
ユダヤ教では「豚は神の罰を受けた人間の成れの果て」と捉えるそうです。
なので豚肉も食べません。
また欧米では「Pig」は「ドスケベ」のスラングでも使われてますね。
ブタ（豚）には、「不浄」「暴食」「欲望」「贅沢」「豊饒」「贄」、
また逆に「可愛らしい」「綺麗好き」などのイメージや象徴的な意味があります。
豚は、多産多幸・家庭の幸せのシンボルとして使われることがあります。
豚の体脂肪率
豚が「太っている」と思われがちですが、実は…。
体脂肪率は一般的な女性よりも低いのです。
成人男性の平均的な体脂肪率が10〜19％、成人女性が20〜29％、
高いパフォーマンスを維持するために、体脂肪を徹底的に管理している
アスリートでさえ10〜15％といわれている中、
何と豚の平均的な体脂肪率は15パーセント。
銀の匙SilverSpoonより
野生の豚であればさらに数値は低く、10％を下回ることもあるそう。
豚はボルトよりも俊足？
太っているというイメージから、足が遅いと思われがちな豚ですが、
実はかなりの俊足です。
短い手足ながら野生の豚は時速40kmで走れるといわれ、
秒速で表すとなんと約11m/秒。
これは100mを約9秒で走れる計算です。
人類最速の男、ウサイン・ボルト選手がもつ100Mの世界記録は9秒58。
時速だと平均37.6キロで、トップスピードは44.7キロに達します。
対して、野生の豚は時速40キロで走ることができます。
これは秒速になおすと100Mを9秒で走れる計算。
ウサイン・ボルト選手と豚が競争すると、豚が勝ってしまうかもしれません。
豚が競技を理解して、まっすぐ走ってくれれば、の話ですが。
非常に賢い動物である
愚鈍なイメージから頭が悪い生き物としても描写される豚。
有名な動物たちの物語ではいつも舌足らずで、ゆっくりとした思考です。
著作権に非常に厳しいサイト様より
ところが、豚は知能が高い動物だと言われています。
人を見分けたり、鏡に写っているのが
自分自身であることを認識できたりする能力を持っています。
また、トイレや寝る場所、食べる場所をきちんと区別しており、
所構わず用を足すという行動はしません。
ちょっと昔になりますが、映画で主役をはるほどの芸達者ぶりを見せる豚。
そう、実は犬並みに賢いのです。
スター豚ではなく一般的な家でペットとして飼われる豚でも、
教えれば「お手」や「おすわり」などはできるようです。
すのちゅーぶより
ちなみに雑食な食いしん坊なのでなんでも喜んで食べるように思われがちですが、
実は食べ物の好き嫌いもあり、好物をくれる人の事はよく覚えているのだとか。
ああ…豚さんになりたい…。
すのちゅーぶより
愛らしいしぐさは犬や猫、それらの動物と変わらないのです。
豚、ミニブタ、マイクロブタ。その違いは？
豚は元々、野生のイノシシを家畜用に品種改良して作り出された動物です。
大昔の石器時代からイノシシが食べられていたことがわかっており、
その後野生のイノシシを飼い始めたとされています。
野生のイノシシが家畜化された理由として考えられているのは、
雑食性で多産、環境に適応しやすい動物であった点、
群れをなして生活する習性から人間が飼育しやすい点です。
牛や馬の産仔数が基本的に1頭であるのに対し、
イノシシは1回の出産で4〜5頭であることから、
食糧資源として非常に重宝されたといわれています。
品種や年齢によっても異なりますが、豚は一般的に、
1回の出産で約10頭の子豚を産みます。
また、1年に2〜3回の分娩が可能なため、
母豚は1年間で20〜30頭の子豚を産む計算になります。
産まれた時の体重は1.5kg程度ですが、
6カ月後には100kgを超えるという成長スピードが非常に早い動物です。
ペットとしても人気の豚。
豚の成獣は100～300kgと大型です。
これに対して、100キロ以下の豚を「ミニブタ」、
40キロ以下の豚を「マイクロブタ」と呼びます。
ミニブタ、マイクロブタカフェなどは人気で、予約が殺到しているのだとか。
すのちゅーぶより
基本的な生態に大きな違いはありませんが、
マイクロブタはミニブタと比べてサイズが小さいので、
より飼いやすいメリットはあります。
そう、ここでお気づきですね。太っている人の事を「豚」と呼んではいけません。
豚の大きさの定義に当てはめると、なんと。
わたしもうちのままちゃんも「ミニブタ」なのです。
これには大きなショックを受けました。
かつて、元亭主のことを「金髪豚野郎」と呼んだ芸能人の方がいたそうですが…。
日刊ゲンダイデジタルより
「金髪ミニブタ野郎」と改めなくてはならないのです。
今日のヒメちー
パチッ。
今日の主役は豚さんですか…。
豚さんはきれい好きと言うことですが、
猫だってきれい好きな点では負けていません。
ぺーろぺーろ。
この綺麗な足も負けていないと思います。
えー…そんな張り合わなくても…。
いえ。
世界の頂点は猫です。
猫は誰にも負けてはいけないのです。
負けず嫌いは悪いことではないけれど…。
みんなそれぞれかわいいとこがあって、みんな素敵、じゃダメなの？
ねぇやんだってミニブタのくせに、
ままちゃんに「ブタ―」とか言うじゃないですか。
どうも。
豚改めミニブタの母です。
ぐぬぬ…。
ままちゃんとおんなじカテゴリーとか、それだけは解せぬ。
コメント